IT・通信業界の年収は高いのか——年収白書に掲載中の情報・通信業の上場599社(提出会社=単体・直近期)の平均年間給与を集計しました。平均は682万円、中央値は649万円。上場企業全体(平均682万円)とほぼ同水準ですが、599社と業種別で最も会社数が多く、SIer・ソフトウェア・通信・放送まで幅広い企業が含まれるため、上位と下位の幅も大きいのが特徴です。
集計時点:2026年6月。本記事の数値はこの時点の集計です。最新の順位は情報・通信業のランキングで随時更新されます。
情報・通信業の高年収企業(従業員50人以上)
| 企業 | 平均年収 | 従業員数 |
|---|---|---|
| ジャストシステム | 1,432万円 | 289人 |
| テレビ東京ホールディングス | 1,419万円 | 103人 |
| 日本テレビホールディングス | 1,390万円 | 227人 |
| ソフトバンクグループ | 1,363万円 | 274人 |
| 野村総合研究所 | 1,333万円 | 7,982人 |
| 中部日本放送 | 1,269万円 | 61人 |
| TBSホールディングス | 1,264万円 | 259人 |
「情報・通信業」はIT・通信・放送を含む
EDINETの業種区分「情報・通信業」は、いわゆるIT企業だけでなく、通信キャリア・放送局(キー局)・ソフトウェア・ネット企業まで含みます。上位にテレビ局(テレビ東京・日本テレビ・TBS)が並ぶのはこのためです。
とりわけ注目したいのが野村総合研究所。従業員約8,000人という大規模ながら平均1,333万円と、規模の大きさを保ったまま高水準で、業界の実力を象徴する存在です。
読むときの注意
ソフトバンクグループのように従業員数が少ない会社は、グループ運営に特化した持株会社(ホールディングス)で、本社の少人数が対象になり平均が高く出ます。事業会社のソフトバンク(携帯事業)とは別の数値です。数値はいずれも提出会社(単体)のもの。仕組みは単体と連結の違いで解説しています。業種をまたいだ比較は業種別の平均年収ランキング、集計方法はデータについてをご覧ください。