川崎木更津線の高速バスでVisaのタッチ決済を導入

三井住友カード株式会社のプレスリリース

川崎鶴見臨港バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平位 武)、日東交通株式会社(本社:千葉県木更津市、代表取締役社長:小宮 一則)、⼩湊鉄道株式会社(本社:千葉県市原市、代表取締役社長:石川 晋平)、株式会社東京湾横断道路サービス(本社:千葉県木更津市、代表取締役社長:井坂 政美)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)は、交通4社の共同運行路線(川崎木更津線)の高速バスにおいて、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visa ブランドのタッチ決済を導入することになりましたので、お知らせします。

 

アクアラインを横断する川崎木更津線は、通勤利用者や観光客など、幅広いお客さまが利用する高速バス路線です。Visa のタッチ決済の導入により、お客さまは現金の準備や交通系 IC カードへのチャージをすることなく、バスを利用することができます。これにより、移動から買い物・宿泊といった観光全体を、手持ちのタッチ決済対応カード1枚で実現することが可能となります。また、周辺住民の方にとっても、普段お使いのカードをそのままご利用いただけるため、日常生活における利便性が向上します。

 

  • 概要

川崎木更津線の高速バスに、国際ブランドのタッチ決済読取端末を設置します。お手持ちのタッチ決済対応カードやスマートフォン等を端末にかざすことで、切符の事前購入・交通系ICカードへのチャージを行わずに乗車できます。

 【開始時期】
2023年3月25日

【対象路線】
川崎木更津線
※小児運賃、複数人利用をなさる方は、乗車時に乗務員へお申し出ください。

【対象者】
タッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォン等をお持ちの方

【対応ブランド】
Visa
※他ブランドにも順次対応予定

 

  • Visaのタッチ決済について

Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマホ等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ 安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。既に海外では広く普及しており、全世界のVisaの対面取引の50%がタッチ決済で行われております。また、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、約8,700万枚、ご利用可能な端末数も150万台を超えており(2022年9月末現在)、公共交通機関では、既に世界615以上の公共交通機関で導入されております。
(※)一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。

 

  • stera transit について

決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。
「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

 

  • 共同事業者の役割

 

川崎鶴見臨港バス株式会社
日東交通株式会社
小湊鉄道株式会社
株式会社東京湾横断道路サービス
読取機器の搭載と車両の運行、システム運用
三井住友カード株式会社 プロジェクト総括、キャッシュレス導入支援、
steraプラットフォーム提供 (stera transit)

今後も、お客さまにより安全で利便性の高い決済手段を提供し、更なるキャッシュレス化の推進に努めてまいります。

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