製薬業界は高年収というイメージがありますが、データでも裏づけられます。年収白書に掲載中の医薬品業界の上場81社(提出会社=単体・直近期)の平均年間給与を集計すると、平均は837万円、中央値は795万円。上場企業全体の平均682万円を大きく上回り、業種別でも上位の高水準です。
集計時点:2026年6月。本記事の数値はこの時点の集計です。最新の順位は医薬品のランキングで随時更新されます。
大手製薬会社の平均年収(従業員50人以上)
| 企業 | 平均年収 | 従業員数 |
|---|---|---|
| 中外製薬 | 1,351万円 | 5,104人 |
| 武田薬品工業 | 1,145万円 | 4,792人 |
| アステラス製薬 | 1,132万円 | 4,081人 |
| エーザイ | 1,123万円 | 2,979人 |
| 第一三共 | 1,114万円 | 6,252人 |
| 小野薬品工業 | 1,094万円 | 3,396人 |
大手はそろって1,000万円超
中外製薬が1,351万円で頭ひとつ抜け、武田薬品工業・アステラス製薬・エーザイ・第一三共・小野薬品工業といった大手がそろって1,000万円を超えます。いずれも従業員3,000〜6,000人規模で、規模を保ったまま高水準。研究開発型で専門性が高く、利益率も高い業界の特性が、給与水準にも表れています。
なお、創薬ベンチャー(バイオ系)には従業員数十人規模で平均年収が高く出る会社もありますが、これは少人数ゆえの数字です。業界の実力を見るうえでは、上記のような大規模企業の水準が参考になります。
読むときの注意
数値は提出会社(単体)の平均年間給与(賞与込み・額面)です。MR(営業)や研究職など職種別の年収は有価証券報告書ではわかりません。各社の推移は企業ページで確認できます。業種をまたいだ比較は業種別の平均年収ランキング、データの見方は平均年収データの正しい見方もあわせてどうぞ。集計方法の詳細はデータについてへ。