GLIN Impact Capital、インパクト志向金融宣言ベンチャーキャピタル分科会および海外連携分科会の座長就任につきまして

GLIN Impact Capital 有限責任事業組合のプレスリリース

GLIN Impact Capital(本社:東京都港区、共同代表:中村将人、秦雅弘、才木貞治、加藤有治)は、インパクト志向金融宣言におけるベンチャーキャピタル(VC)分科会および海外連携分科会の座長に就任いたしました。インパクト志向経営を志す金融機関の皆様と連携し、日本におけるインパクト投資の発展、グローバルにおける影響力拡大に貢献して参ります。

 

 

■インパクト志向金融宣言、ベンチャーキャピタル分科会および海外連携分科会の座長就任につきまして
GLIN Impact Capitalはインパクト志向金融宣言に署名し、海外連携分科会およびベンチャーキャピタル(VC)分科会の座長に就任いたしました。宣言に署名する40を超える日本を代表する金融機関様に、GLINが持つインパクト投資の知見と国際的なネットワークを提供し、日本のインパクト投資の発展に力強く貢献して参ります。また、欧米が先行するインパクト投資の手法や基準作りに追いつき、グローバルな基準作りに参画出来るよう、各金融機関様と協働し、グローバルなインパクト投資コミュニティにおける日本のプレゼンスを高めることにも貢献して参ります。

【インパクト志向金融宣言の概要】

「インパクト志向金融宣言」は、金融機関の存在目的は包括的にインパクトを捉え環境・社会課題解決に導くことである、という想いを持つ複数の金融機関が協同し、インパクト志向の投融資の実践を進めて行くイニシアティブです。2023年1月現在、主に日本国内44社の金融機関が署名し、インパクト投資に関する知見や実践例のシェア、ネットワークの構築などを通じて、インパクトファイナンスの質と量の拡大を目指すものです。インパクトファイナンスを巡る多様なテーマや、アセットクラスごとの課題について、より掘り下げた議論を行うため、7つの分科会が設定され、分科毎にセミナーや勉強会を開催しています。

インパクト志向金融宣言ホームページ:https://www.impact-driven-finance-initiative.com/
インパクト志向金融宣言プログレスレポート(2023年1月13日):https://www.impact-driven-finance-initiative.com/wp-content/uploads/2023/01/Progress-Report-2022.pdf

【ベンチャーキャピタル(VC)分科会の概要】
VC 業界において、インパクト志向の追求とインパクトマネジメント・評価(IMM)を実践しやすい環境整備を目指します。
日本のインパクト投資は黎明期を迎え、VC業界においてもインパクト投資への期待値が高まっております。一方、インパクト測定や管理、レポーティング等の手法はまだ発展途上で、実践知の蓄積も限定的である為、実務上のハードルの高さから、日本においてインパクト投資を実践するVC はまだ少ない状況です。
VC分科会は、「VC が扱う資金の流れを可能な限りインパクト志向へと変革させ、環境・社会課題を自律的に解決しうる持続的な資金循環を生み出す」というビジョンを掲げ、「VC 業界においてインパクト志向の追求と IMM を実践しやすい環境の整備」を目的に活動を行います。目的達成のため、①署名機関の具体事例や海外の先進事例を共有し、ピアラーニングを通じた実践知の底上げ、②VC 業界ならびに投資ステージ・業界毎のインパクト投資の共通理解の醸成・ Good practice 例の整備を中心に活動していきます。
VC分科会の活動を通じて、 インパクト志向の追求と IMM を実践しやすい環境を整備し、VC 業界においてより多くの資金がインパクト志向となることを目指したいと考えております。

(現状の参加金融機関)※新規加入を随時受け付けております。
DG インキュベーション/ ANRI /環境エネルギー投資/キャピタルメディカ・ベンチャーズ/グローバル・ブレイン/グロービス・キャピタル・パートナーズ/ JPインベストメント/スパークル/ taliki /日本ベンチャーキャピタル/ Beyond Next Ventures /ファストトラックイニシアティブ/フューチャーベンチャーキャピタル/みずほ銀行/三井住友トラスト・ホールディングス/リアルテックホールディングス/ KIBOW/GLIN Impact Capital

【海外連携分科会の概要】
先行する欧米のインパクト投資事例を理解し、海外ネットワークを拡大し、日本からも発信を行いグローバルなコンセンサス形成に参画して参ります。
日本におけるインパクト投資は黎明期を迎え、多くの金融機関がインパクト投資のケイパビリティビルディングに力を入れ始めています。その中で、インパクト投資の最先端の実践知は欧米のインパクト投資家の中で蓄積されていることが多いのが現状です。そこで、まずは先行する欧米事例を理解し、常に動いている最先端の状況にキャッチアップする必要があるという課題意識を分科会メンバーで共有しています。本分科会は、「海外で蓄積されているインパクト投資関連情報の理解」、「海外ネットワークの拡大」、「日本のインパクト投資の海外発信」の 3 つを目的に活動を行います。目的達成のため、海外のインパクト投資事例の紹介や海外プレイヤーを招いた勉強会を定期的に行うと共に、メンバーは国際的なインパクト投資のカンファレンスに積極的に参加し、日本のインパクト投資の現状や先進国の社会課題に対するインパクト投資のケースを発信していきます。活動を通じて、メンバーが国内外の最先端のインパクト投資実践事例にキャッチアップし、グローバルでインパクト投資をリードしているプレイヤーや団体と繋がり、グローバルでのインパクト投資のガイドライン作成やコンセンサスビルディングに参加出来るような状態を目指したいと考えています。

(現状の参加金融機関)※新規加入を随時受け付けております。
リアルテックホールディングス/ ANRI /クラウドクレジット/ JP インベストメント/DG インキュベーション/プラスソーシャルインベストメント/みずほ銀行/三井住友トラスト・ホールディングス/三菱 UFJ 信託銀行/国際協力機構/日本アセアンセンター/GLIN Impact Capital

これまでの活動として、海外連携分科会メンバーを中心に、インパクト評価の国際的な第三者評価機関であるBlueMark社の活動を紹介するウェビナーや、世界最大規模のインパクト投資カンファレンスであるGlobal Impact Investing Network Investor Forum(GIIN)にて日本のインパクト投資の現状と今後の展望について紹介を行って参りました。
 

2022年6月に実施したBlueMarkとのウェビナー
(SIMI様ウェブサイトより抜粋:https://analyst.simi.or.jp/2022/05/05/bluemark-webinar/)

22年10月に参加したGIIN Investor Forumパネル
(社会変革推進財団(SIIF)様Note記事:https://note.com/siif_pr/n/n9fa99a9845d8?fbclid=IwAR3BBZJnDSEmdyG7SKTtQn4RDZZQWX_6O3TBWZx5Ksy2CSggrVSiqraw1Mg)

■GLIN Impact Capitalについて
GLIN Impact Capitalは、資本主義の発展と共に自律的に社会課題が解決される「よりサステナブルな資本主義へのアップデート」をミッションに、その実現に有効な手段がインパクト・ESG投資の発展・拡大であると考え、2020年に創業いたしました。
投資活動として、社会的インパクトと経済的リターンを同時実現するスタートアップに対してインパクト・ESG投資を行い、投資先が社会的インパクトと経済的リターンを同時に創出しながら成長していくことが出来るよう様々なサポートを提供しています。日本が海外諸国に比べて先進して直面している社会課題と対応が遅れている社会課題(環境問題、少子高齢化、多様性社会への課題、農業・食糧問題、メンタルヘルス、教育格差、等)を革新的技術やビジネスモデルで解決するスタートアップが主な投資対象となります。
インパクト・ESG投資を行う国内第一世代のベンチャーキャピタルとして、蓄積した実績・知見の発信や関係先との協業を通じて、日本のインパクト・ESG投資エコシステムの発展に貢献して参ります。

GLIN Impact Capitalホームページ:https://www.glinimpact.com/ja

※本プレスリリースは、情報提供のみを目的としたものであり、投資の勧誘、推奨を目的とするものではありません。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。