“気候変動の問題をともに考える契機に”YouTubeチャンネル『Green Music produced by Zurich』の長野県松本市を舞台とした作品を配信

チューリッヒ保険会社のプレスリリース

チューリッヒ保険会社(東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦 正親)は、YouTube公式チャンネル『Green Music produced by Zurich』 の長野県松本市を舞台とした作品を配信しました。

長野県松本市は、地球温暖化の抑制に積極的に取り組んでおり、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ(ゼロカーボンシティ)を目指すことを表明しています。当社の気候変動の取組みに賛同するMiii、1e1の2名のアーティストがそれぞれ、「上高地の涸沢」、「乗鞍高原」をテーマに楽曲を書き下ろし、アニメーションと融合させた『BGM』をお届けしています。また、YeYeが「乗鞍高原 一の瀬園地」を訪れ、『弾き語り』を披露しています。
 

  • 『Green Music produced by Zurich』 始動の背景

チューリッヒ・インシュアランス・グループは、2014年以来カーボンニュートラル企業として事業を行っており、2019年には地球温暖化を1.5⁰Cに制限することを掲げた国連のグローバル・コンパクト「Business Ambition for 1.5℃」に最初の保険会社として署名しました。また2020年にはブラジルでZurich Forestという森林再生プロジェクトを立ちあげ、地球環境問題に積極的に取り組んでいます。しかし、保険会社一社が貢献できることはほんのわずかです。この問題を解決するために、私たちだけではなく、世界中が想いを一つにし、ともに向き合うことが大切であると考えています。そこで私たちは、日本の皆さまにこの危機に対して関心を持ち、それぞれの立場で行動を起こす「きっかけ」をご提供できればと考えています。その第一弾としてこのYouTubeチャンネルを始動しました。

公式SNS    Facebook: https://www.facebook.com/ZurichJapan
        Twitter: https://twitter.com/ZurichJapan
        Instagram: https://www.instagram.com/zurich_japan/
        TikTok: https://www.tiktok.com/@zurich_japan
気候変動に関する特設サイト: https://www.zurich.co.jp/sustainability/
 

  • 公開コンテンツ

■Miii『そまりゆく秋の詩』(BGM)10月14日(金)公開 https://youtu.be/Yjp3-mmlk0A

作品概要
長野県松本市 上高地の涸沢。静かにそよぐ風と擦れ合う草木が織りなす、『そまりゆく秋の詩』が響きわたる。
今回のアニメーションで描かれた長野県・上高地周辺では「上高地を美しくする会」が山岳地帯での清掃登山やゴミ拾い活動など、宿泊施設や行政機関など様々な地域関係者が協力しあいながら自然環境の美化に取り組んでいます。

Miii コメント
私は東京に生まれ育ち、日常の中で心休まるような自然に触れることこそありましたが、自然に心を圧倒されるような体験は多くありませんでした。
今回の楽曲のモチーフとなった「上高地涸沢」の自然、そしてそこから見渡せる壮大なパノラマは、そんな私にただならぬ畏敬の念を覚えさせてくれるものでした。
涸沢の持つ圧倒的な自然と風景、そこに複雑に作用する生命の営み、そして、山を乗り越え、未踏の一歩を踏みしめようとする人間の姿を、幾重にも重なり合うようなサウンドスケープで表現しています。

何か個人的な山を乗り越えなければならない時や、先へと進もうとする意思が隘路(あいろ)に差しかかってしまった時に、この楽曲がそれを克服し、その先に望む風景が美しいものであると確信する一助となることを願っています。

■YeYe(弾き語り) 演奏場所:長野県松本市 乗鞍高原 一の瀬園地
「うんざりですよ」 10月21日(金)公開 https://youtu.be/_fWoOx1pJfA

「リマインド」10月21日(金)公開 https://youtu.be/UiMFRoBPSlI

今回YeYeが訪れた乗鞍高原一の瀬園地では、景観や草原生態系を維持するための伐採が行われており、伐採木は薪材や資材に活用されるなど、サステナブルな観光地づくりに取組んでいます。

YeYe コメント
素晴らしい撮影チーム・スタッフのみなさまのおかげで、とても穏やかで心整う映像作品を作っていただいたのですが、当日はしっかり雨。自分の“半径一メートル内だけ“、雨に打たれずに歌えてしまうという、ほぼマジックのような、贅沢でレアな体験をさせていただきました。
フランス人は、雨が降っていても傘をあんまりささないそうです。その理由として、雨は自然現象の一部だし、自分たち人間も自然の一部であるから。濡れることになんの違和感もない、とのこと。その話がすごく好きで、演奏中はそんなフランス人スピリットを胸に歌を歌いました。
雨が降るから植物が育つ。その植物が集合体として森林となり、そうだった、自分も呼吸をしている個体に過ぎないのだった、と、圧倒的な自然の中に生かされていることをあらためて実感したのでした。これからも常に自然に触れ、自分の立ち位置を確認するのはとても大切なことだとあらためて思わされました。忘れることのない体験をありがとうございました。

■1e1『秋風のといき』(BGM)12月2日(金)公開 https://youtu.be/feSU2Ip_asA

作品概要
長野県松本市 乗鞍高原。季節の変わり目になびく風と、秋色の朝焼け織りなす、『秋風のといき』が響きわたる。

今回のアニメーションで描かれた長野県松本市・乗鞍高原では「日本第1号のゼロカーボンパーク」に登録され、サステナブルな観光地の先駆けとなるべく、フォーラムの実施や、E-Bikeツーリズムの推奨など、2050年に向けて、排出する二酸化炭素ゼロの地域づくりを実現します。

1e1 コメント
環境保全と強く関連する今回の制作にあたって、音楽家としてどのようなアプローチをするかを考えた際、「消費」という言葉が浮かびました。
消費における、資源や道具と、音楽との大きな違いは、音楽には明確な用途がないために消費者ごとにその使われ方が大きく変わる点です。
昨今のデジタルコンテンツの消費における「倍速再生」はその代表的な例ですが、その倍速再生という消費形態に着目したのが本作品です。
映像を倍速で再生したとき、視覚的な情報も意味もある程度原型を保持する一方、音楽は再生速度を変更すると聴覚情報も意味もほとんどが欠損してしまいます。
そこで、ある程度の情報や意味を保持したままの「音楽の倍速消費」を体感するために、今回の制作では以下の手法を取り入れました。
それは、一般的な電子音楽でのフレーズやグルーヴの認知に必要な尺よりも短く、音楽を次の展開に進めてしまうというものです。
例えば、普通8小節かけてリスナーに伝えるリフレインを、2〜4小節のサイズに圧縮して、次の楽曲のパーツや展開を登場させてしまうのです。
そうすることで、テンポや音の質感を保持したまま、音楽を倍速再生する感覚を得ることができる、というのが今回の制作で目指したポイントです。
長野県松本市の美しい山々と、それに溶け込みながら違和感を溢していく音をお楽しみ頂ければ幸いです。
 

  • 監督/参加アーティスト プロフィール

【監督】
新井陽次郎

1989年生まれ、埼玉県出身。フリーランスのイラストレーター、アニメーター・映像監督。
2008年よりスタジオジブリにて『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの作品に動画として参加。2012年にスタジオコロリドに移り『ペンギン・ハイウェイ』でキャラクターデザイン・演出、『ポケモン薄明の翼 第2話』で絵コンテ・演出を担当。2020年よりフリーランスとして活動。

【アーティスト】
Miii
東京を拠点に活動するサウンドアーティスト・DJ。日本のネットレーベル黎明期から活動を続け、Maltine Records、Murder Channelなどから作品集を多数リリース。2018年には長編アルバム『Plateau』を発表。
https://instagram.com/miiiofficial
https://twitter.com/miiixn
https://linktr.ee/miiixn

YeYe
2011年『朝を開けだして、夜をとじるまで』にてデビュー。同作は作詞作曲は勿論、全ての楽器の演奏までをセルフ・プロデュースで行い、翌年のCDショップ大賞でニューブラッド賞を受賞。2013年2ndアルバム『HUE CIRCLE』、2016年3rdアルバム『ひと』をリリース。2017年リリースの4thアルバム『MOTTAINAI』に収録された楽曲「ゆらゆら」のMVが現在(2022年9月)までに1,200万回を超える再生回数を記録し、国内はもとより海外からも非常に高い評価を獲得。2020年に5枚目となるアルバム『30』をリリース後、2021年には江﨑文武(WONK)とのコラボ曲「家を買う」を皮切りに、ミツメのヴォーカル川辺素とのデュエット曲「No Longer」、サウンドプロデュースにTENDREを迎えラッパーのBASIをフィーチャーした「おとな」(同曲のMVには人気ダンサーyurinasiaが出演し、大きな話題に)を立て続けにリリース。2022年は、BIMをフィーチャーした「素っ頓狂 feat. BIM」と、そのtofubeatsによるリミックス、ハマ・オカモトやmabanuaらが参加した「確かな午後」をリリースし、7月には二度目となるフジロック・フェスティバルにも出演。8月には、米の人気アーティストGinger Rootとのコラボ曲「水面に、アイス」が世界中から大きな反響と話題を集め、9月21日にはそれらの楽曲を収録したニュー・アルバム『はみ出て!』をリリース。
https://www.instagram.com/yeyestagram/

1e1
1e1(=iel イェル)は東京を中心に活動する音楽家・プロデューサーの久保暖によるソロプロジェクト。
HipHop,R&B,Soulを中心としたブラックミュージックに、現代音楽の一分野とされる電子音響音楽における独自の作曲手法を用いた音を織り交ぜた音楽を生み出す。

東京、ロンドン、ニューヨークの芸術学生を中心に創設されたクリエイティブ・コレクティブLaastc(ラーステック)のメンバー。

2020年10月にリリースされた1st Album「Cryptobiosis」はWebメディアMasteredの企画「あの人が選ぶ!Mastered的2020年度レコード大賞」にて、プロデューサー・トラックメーカーのSeihoが選ぶアルバムとして挙げられた。

ラップトップを用いた電子音楽によるライブも活発に行なっており、その音楽性は国内外で高い評価を得ている。なお、電子音楽のリリースはCHLRX(=chaleureux シャルル)という平行人格の名義からリリースされる。

その活動は音楽と美術を越境し、インスタレーションやグラフィックなどの制作活動も行う。2022年5月にはDJ・トラックメーカーのLicaxxxらと共同で制作したサウンドインスタレーション「理性と情動 ’22」をYCAM(山口情報芸術センター)にて展示。
https://twitter.com/KuboDan
https://www.instagram.com/dan1e1/
https://linktr.ee/dan_1e1

【チューリッヒ・インシュアランス・グループについて】
チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、「チューリッヒ」)は、210以上の国や地域で5,500万以上の個人および法人のお客さまに対し、幅広い商品・サービスを提供する世界有数の保険グループです。チューリッヒは、150年前の設立以来、保険業界に変革をもたらし続けています。近年は、従来の保険サービスの提供に加え、人々の健康促進や気候変動による影響への対応力を高めるといった予防を目的としたサービスの提供も行っています。

チューリッヒは、「明るい未来を共に創造する」というパーパスを掲げ、世界で最も社会的責任と影響力のある企業の一つとなることを目指しています。チューリッヒは、2050年までに温室効果ガスのネットゼロの実現を目指しており、S&Pグローバル・コーポレート・サステナビリティ・アセスメントでも、世界で最もサステナブルな保険会社の一つと評価されています。また2020年には、ブラジルの森林再生と生物多様性の回復を支援する「チューリッヒ・フォレスト・プロジェクト」を立ちあげました。

チューリッヒ・インシュアランス・グループはスイスのチューリッヒ市に本拠を置き、約56,000人の従業員を有しています。チューリッヒ・インシュアランス・グループ・リミテッド(銘柄コード:ZURN)はスイス証券取引所に上場しており、米国預託証券プログラム(銘柄コード:ZURVY)のレベルIに分類され、OTCQXにて店頭取引されています。当グループに関する詳しい情報はwww.zurich.com/をご覧ください。

チューリッヒ保険会社 概要
社名:チューリッヒ保険会社
代表者:日本における代表者および最高経営責任者 西浦 正親
本社所在地:〒164-0003 東京都中野区東中野3-14-20
その他の事業拠点:大阪、長崎、札幌、富山、調布
事業内容:損害保険業

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