三菱UFJキャピタル、微細藻類由来のプロダクト開発とソリューション提供を展開する株式会社アルガルバイオに出資

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 坂本 信介)は、同社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合)より、世界初の藻類開発プラットフォームを提供する株式会社アルガルバイオ(本社:千葉県柏市、代表取締役:木村 周、以下「アルガルバイオ」)に対し、第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

 

  • アルガルバイオについて

アルガルバイオは東京大学における20年以上の研究成果を基に東京大学発ベンチャーとして創業され、消費型社会から循環・共生型社会への転換を目指し微細藻類由来の素材やソリューションの開発を行っています。アルガルバイオは、先ずは健康・美容領域に活用できる素材の開発およびそれら用いた商品展開を目指しています。更に、生産規模が必要とされる食料領域へ展開すべく、大量生産とコストダウンを実現する技術開発を進めています。また中長期的には、バイオ素材やエネルギー分野への展開を目指し、石油・ガスに代わるエネルギー資源として藻類の生産・回収・抽出・加工・流通・販売というサプライチェーンを構築することで、石油に頼らない、太陽光をエネルギーとする社会の実現を目指しています。

(出典:株式会社アルガルバイオ)(出典:株式会社アルガルバイオ)

  • 出資背景

脱炭素の潮流により藻類にはこれ迄にないほど注目が集まっています。先行する藻類関連企業の多くは単一種の藻類をベースに事業化を目指していますが、石油由来製品や従来の天然素材製品と比べ経済性を理由に対象市場や用途が限定されています。
アルガルバイオは、「藻類プラットフォーマー」としての多数の微細藻類株をライブラリーに保有しており、藻類株毎の特性・機能の解明や大量培養技術の確立に向けマーケットイン型の研究開発を行っています。既にシード期を脱しており、今後用途開発や量産技術は更に向上するものと思われます。アルガルバイオは微細藻類によるバイオリファイナリ―産業を牽引しうるスタートアップであり、MUFGのグループ力を駆使して支援して参ります。

【株式会社アルガルバイオについて】
会社名 株式会社アルガルバイオ
所在地 千葉県柏市柏の葉5-4-6
代表者 木村 周
創立  2018年3月
事業内容   藻類及びその成分の研究開発、生産及び販売
URL  https://algalbio.co.jp

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設立:1974年8月1日
URL:https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業

◆三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2021年4月23日
ファンド総額:150億円
 

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