複眼四半期展望:2022年の日本株は思ったほど「悪くない」ーインフレ環境下でも日本企業の株主重視姿勢は継続ー

複眼経済塾株式会社のプレスリリース

全国916名の塾生数(※1)で4月30日までの期間限定で塾生募集中の複眼経済塾<https://www.millioneyes.jp/lp/>は、最新(2022年2集「春号」)の会社四季報を分析し3か月ごとに公表している複眼四半期展望を14日発表しました。ウクライナ、金融引締め、新型コロナと懸念材料は多いが、株価はすでに下落したため、2022年の日本株市場は思ったほど「悪くない」という見通しです。塾長の渡部清二は、最新号で増加しているワードに「原料高、原材料高」、「値下げ」、「価格転嫁」といったインフレ関連ワードと「増配」、「中計(中期計画)」といった株主還元強化ワードを抽出。日本の上場企業は、東証改革もありインフレという環境変化の中でも株主重視姿勢を変えていないと分析しています。さらには、エネルギー問題が顕在化する中で、電力制御がテーマになるとし、「パワー半導体」も今後のキーワードになる可能性が高いとみています。新著の「四季報の達人が教える誰も知らない超優良企業」が最近重版となった著者の塾長渡部は今回の四季報で読破数が98冊に達し、今年9月には100冊読破を達成する予定です。

代表企業(3522社)の今期(2022年1-12月期)業績予想の伸び率平均(前期比)は売上高10.9%増収・営業利益15.9%増益。来期業績予想の伸び率平均(前期比)は3.3%増収、11%増益 

今期・来期の営業利益予想は3か月前(前号の四季報掲載データ)と比べて下振れました。大きく営業利益額が変動しているソフトバンクグループを特殊要因と考え平均から除くと今期業績予想の営業増益率は43%となります。これを勘案すると増益率は今期の43%から来期の11%へと急降下するようにも見えます。

 

新興企業(412社)の今期業績予想の伸び率平均(前期比)は売上高14.4%増収・営業利益46.2%増益。来期業績予想の伸び率平均(前期比)は14.2%増収・80.5%増益とV字拡大する見込み

今期の営業増益率予想は前々号が107.4%増、前号が73.6%、今号が46.2%増と下がってきました。しかし、今期の増益率が46.2%まで下がったことから、来期の増益率80.5%に向けてV字型の業績拡大が見込まれる状況となりました。

売上高・営業利益の変化率売上高・営業利益の変化率

インフレ環境下でも日本企業の株主重視姿勢は継続

複眼経済塾では経済トレンドをつかみ未来を展望するため四季報に記載されているキーワードにも注目しています。今回は「インフレ」ワードの「原料・原材料高」「値上げ」「価格転嫁」が大幅増で上位を占め上場企業の大きなテーマとなっていることがわかりました。登場回数が多いキーワード2位には「増配」が入り前号比増加率3位には「中計(中期計画)」が入ったことから、上場企業はインフレ環境下でも株主還元姿勢を強化していることが浮き彫りになりました。

 

最新四季報のキーワードを抽出最新四季報のキーワードを抽出

複眼経済塾では4月30日まで生徒募集中

今回、調査発表した複眼投資塾は「分かりやすく、楽しく、真面目に」投資の方法を教え、全国に916名(※1)の塾生が在籍する投資・ビジネススクールです。ロシアのウクライナ侵攻や世界的なインフレと不透明になる世界情勢の流れを見極める羅針盤を求める方々に、複眼経済塾が会社四季報や日本経済新聞の読み解き方を伝授し実績の出せる投資ノウハウを教えます。

講師陣を率いるのは、国内最大手証券会社出身の渡部清二塾長とエミン・ユルマズ塾頭。3月に発売された渡部塾長の「会社四季報の達人が教える超優良企業」とエミン塾頭の「エブリシング・バブルの崩壊」は共にベストセラーで版を重ねています。経験豊富な2人から直接、投資の方法を教わることができるのは複眼経済塾だけです。更には複眼は基礎学習と応用実践の機会、仲間同士で語り合う場を提供します。今回の場を逃すと7月まで入塾の機会はありません。自分の力で投資先を発掘しポートフォリオを組み新聞を読み解き判断する自分流の投資力を自力で勝ち取りませんか!塾生募集特設サイトはこちらです。

< https://www.millioneyes.jp/lp/ 

(※1)2022年4月14日時点

 

 

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