第8回『わたし遺産』結果発表

三井住友信託銀行株式会社のプレスリリース

三井住友信託銀行株式会社(取締役社長 橋本 勝)は、第8回「わたし遺産」に応募のあった8,278作品の中から、「大賞」3作品、「準大賞」20作品、「心のふるさと賞」1作品(準大賞作品とのW受賞)、「学校賞」3校を発表いたしました。

 2013年にスタートした「わたし遺産」は、一人一人の心にある、その人ならではの大切な「人・モノ・コト」について、その理由やエピソードを400文字の文章にして、未来にのこし伝える企画です。
 新型コロナウイルス感染症による影響が続く中で実施した今回、さまざまな世代から寄せられた作品には、これまでを振り返りながら、今だからこそ変わってほしくない、これからものこしていきたいといった思いが綴られていました。回を重ねるごとに進化・深化が見られる中、今回の大賞のうちの1作品は、10年の節目を迎える東日本大震災に関する作品となりました。また、いまは島民も少なくなった長崎・五島列島の椛島への思いを綴った作品が心のふるさと賞に選ばれました。

8回「わたし遺産」応募概要
●応募内容
未来に伝えのこしたいと思う大切な「人・モノ・コト」。その理由やエピソードを400文字で表現。
●応募期間
2020年9月16日(水)~2020年11月30日(月)
●応募方法
郵送・インターネット(三井住友信託銀行ホームページ)
●表彰
「わたし遺産」大  賞                  3名
「わたし遺産」準大賞               20名
「わたし遺産」心のふるさと賞     1名(準大賞とのW受賞)
「わたし遺産」学校賞                 3校
●選定委員
栗田 亘(コラムニスト)、穂村 弘(歌人)、大平一枝(ライター)
●主催
三井住友信託銀行

〈受賞作品〉
「わたし遺産」大賞:3作品

「未更新のカーナビ」鷲見隆司
(岐阜県 60歳)

「行かせてやりなよ」菅澤多絵子
(東京都 46歳)

「酔えん」小林浩子
(東京都 51歳)

 
「わたし遺産」準大賞:20作品
カメラに添えられた手紙/矢口二朗(埼玉県 54歳)
和裁縫箱/藤田良美(千葉県 72歳)
流れ着いた思い/感王寺美智子(福岡県 60歳)
ただ1つの願い~息子の作文帳より~/植村千絵(島根県 53歳)
幸せの原点/五十嵐珠紀(神奈川県 46歳)
私にとっての「古き良き日本」/尾島亜文(広島県 51歳)
砂時計が落ちるまで/漆原香里(千葉県 53歳)
いける/渡辺惠子(徳島県 61歳)
残されたもの/杉本頼子(大阪府 47歳)
貴重な湯呑み/酒井泰彦(福島県 61歳)
10円分の風/関根則子(東京都 52歳)
手紙/福﨑未紗(岡山県 19歳)
「寳(たから)の一(はじめ)」という箱/川上建司(滋賀県 70歳)
思い出は荷馬車に乗って/堀川千代子(大阪府 81歳)
小田急線黒い絆創膏事件/梶原亜美(東京都 29歳)
名もなき石垣/鹿戸あゆみ(山梨県 53歳)
近所の商店街と私/小山優美(東京都 31歳)
いのちふだ/金田弘江(東京都 56歳)
僕で15代目/阿部真大(山形県 14歳)
星空の映画館/小林登美子(千葉県 65歳)

「わたし遺産」心のふるさと賞:1作品
星空の映画館/小林登美子(千葉県 65歳)
※準大賞とのW受賞

 

「わたし遺産」学校賞:3校
栃木県立真岡女子高等学校(栃木県)
岡山県立倉敷中央高等学校(岡山県)
鳥取市立久松小学校(鳥取県)

各選定委員の方々から応募作品へ
「立ち止まって自分を見つめ直し、家族を思い、来し方を振り返る内容が目立ちました。『わたし遺産』とは人間を映し、社会を映し、時代を映す試みであると、あらためて思います。」(栗田亘/コラムニスト)、「世界の優しい半面を思い出した。どんなに時間が経っても、人は人の善意や親切を忘れない。そのこと自体に喜びを感じる。」(穂村弘/歌人)、「遠い過去でなくてもいい。励みになった言葉、恋愛のきらきら、仕事のきっかけ、習慣、場所、他者との絆。多角的に楽しみながら宝物のパトロールを!」(大平一枝/ライター)といった言葉を寄せていただきました。

詳細は、「わたし遺産」特設サイトへ https://www.smtb.jp/personal/watashi-isan/

※敬称略・受賞者の年齢等は応募時点のものです。
※受賞者への取材はリモートを基本とし、新型コロナウイルス感染症予防対策を十分に行い実施しました。

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