『預け先を決めていない』が88%?ペット飼育者の防災意識調査

株式会社Wizleapのプレスリリース

ペット保険相談サービス「MOFFME(https://hoken-room.jp/pet)」を運営する株式会社Wizleap(代表取締役社長:谷川昌平)は、ペットに関する最新情報を発信すべく、ユーザーからの調査データや様々な調査結果を公表します。

災害が起きた時は人間の家族同様、ペットの安全も確保しなければなりません。
ペット飼育者のうち、どのくらいの人が防災準備をしているのでしょうか?
今回は「ペット飼育者の防災意識調査」を実施しました。

調査の詳細は以下の通りです。

  • 【調査概要:ペットに関する意識調査】 
  • 調査日程 :2021年1月31日〜2021年2月2日 
  • 調査方法 :インターネット 
  • 調査人数 :1129名

今回の調査はペット飼育経験がない方も対象としています。
内訳は以下の通りです。

まず、ペット飼育経験がある方を対象に、緊急時にペットを預けた又は同行避難した経験があるかどうかお聞きしました。

「同行避難した経験がある」が3%、「預けた経験がある」が2%、「両方ある」が1%未満、「両方ない」が95%という結果になりました。
同行避難の経験や預けた経験がある方に、その時大変だったことと不安だったことをお聞きしたのでいくつかご紹介します。
30代/男性/同行避難した経験がある

  • 猫を飼っていたが、避難時自由がきかない。避難所は拒否られ、車の中でいたので猫にとってストレスだったと思います。

40代/女性/預けた経験がある

  • 近隣の火災時でペットは小鳥だったので、多少煙を吸っただろうし預けた先で落鳥しないか(大丈夫でした)

30代/女性/同行避難した経験がある

  • 周りの目がとてもきになった。興奮して落ち着かせるのが大変だった。なので、すぐに親戚の家に移動した

30代/女性/同行避難した経験がある

  • 30代/女性/同行避難した経験がある

次に、ペット飼育経験がある方を対象に、緊急時のペット対応(同行避難・預ける)に不安があるかどうかお聞きしました。

「ある」75%、「ない」が25%という結果になりました。
多くの方が災害時の対応に不安があるようですね。

次に、ペット飼育経験がある方を対象に、ペットの防災用品を準備していたかどうかお聞きしました。

「はい」が20%、「いいえ」が80%という結果になりました。
75%の方が災害時の対応に不安があったにも関わらず、実際に防災グッズを準備していた方は20%のみのようです。

次に、ペット飼育経験がある方を対象に、ペットの緊急時の預け先を決めているかどうかお聞きしました。

「はい」が12%、「いいえ」が88%という結果になりました。
預け先を決めている方は防災グッズを準備している人よりもさらに少ないようですね。

「預け先を決めている」と回答した人に、具体的な預け先をお伺いしました。

「身内」が88票、「かかりつけ動物病院」が39票、「ペットホテル」が34票、「友人」が25票と続きました。
身内や動物病院など、日頃から関わりのある人に預けたいと感じる人が多いようです。
一方で、有料シェルターや非営利団体などを挙げている人もいらっしゃいました。
ご自宅の近くに有料シェルターがあるかどうか、またボランティア活動があるかどうかを調べておくといいかもしれませんね。

最後に、ペット飼育経験がない方に、災害時にペットと避難所に同行避難することに対してどのように感じるかお聞きしました。

「賛成」が43%、「反対」が18%、「どちらとも言えない」が39%という結果になりました。
全ての人がペットと同行避難することに対して肯定的ではないようです。
反対と回答した方にそのように考えた理由をお伺いしました。

40代/女性

  • ペットは可愛いし、連れていきたい飼い主さんの気持ちはわかるけど、避難先には動物が苦手な人、喘息など動物に触れる事が出来ない人など様々な人がいると思います。心配でも避難先には同行させるべきではないと考えます。

40代/男性

  • 避難所ではペットの管理がしにくい上他の人の邪魔になりやすい

いかがでしたでしょうか?
この記事を通して、少しでも多くの方に防災意識をもっていただけたら幸いです。

 

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