男性会社員のお小遣い額は39,419円と2018年の水準に回復-「2020年サラリーマンのお小遣い調査」結果について

株式会社新生銀行のプレスリリース

新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2020年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめました。

「2020年サラリーマンのお小遣い調査」結果の主なポイント

  • 男性会社員の毎月のお小遣い額は39,419円(前年比2,672円増)と、過去5年で最も高水準であった2018年の水準に回復。女性会社員の毎月のお小遣い額は33,854円(同、585円増)となったが、2015年からほぼ横ばいが続く。
  • 男性会社員の昼食代は585円(同、30円増)、女性会社員は583円(同、2円増)。
  • 男性会社員の1ヵ月の飲み代は11,620円(同、1,555円減)、女性会社員は8,455円(同、1,028円減)と、男女ともに前年比で減少。
  • 職場で働き方改革があったと回答する割合は、男性会社員56%(同、8.5㌽増)、女性会社員50.7%(同、10㌽増)と、いずれも前年比増加し、半数を超える。働き方改革の内容として「テレワーク」や「時差出勤・時差勤務」の回答が増え、従来の「有給取得増加」や「残業減少」から、さらに働き方の変化が進んでいる傾向が見られる。

【男性会社員のお小遣い額は2018年と同水準へ回復、女性会社員は前年比増加ながらも2015年から横ばいの状況】
男性会社員の月額平均お小遣い額は39,419円と前年比2,672円増加となり、過去5年で最も高水準であった2018年と同じ水準まで回復しました。年代別にみると、どの年代でも増加したものの、特に20代と50代で昨年より4,000円近くの大幅な増加となり、41,000円台を超えています。男性会社員におけるお小遣いがアップした理由は、「給料が上がったから」と回答した割合が最も高く、「副業をはじめたから」、「投資などを始めたから」という回答も増えています。
女性会社員のお小遣い額も昨年の33,269円から585円増加し、33,854円となりました。女性会社員のお小遣い額は、前年比の変化が1,000円未満にとどまり、概ね横ばいの状態が続いています。年代別にみると、30代で3,513円増と大きく増加している点が特徴的です。

【昼食代は、男性会社員・女性会社員ともにやや増加】
男性会社員の1日の平均昼食代は、前年の555円から30円増加の585円となりました。2017年以降緩やかな減少傾向がありましたが、今回は増加に転じました。年代別では、20代で100円以上の大幅な増加が見られます。
女性会社員の1日の平均昼食代は前年の581円から583円へと2円増加したものの、2017年以降大きな変化は見られません。年代別では、40代で100円以上減少しましたが、その他の年代では増加傾向となっています。
男性・女性会社員ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で3割半ば、女性で半数を超える結果となりました。

【男性・女性会社員ともに1ヵ月の飲み代は減少】
男性会社員の1回の飲み代は5,232円、1回の飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比1,555円と大幅に減り、11,620円となりました。
女性会社員の1回の飲み代は4,196円、1ヵ月の飲み代は前年比1,028円減少の8,455円と減少傾向が続いています。

【職場で働き方改革があったと回答する割合は、男性・女性会社員ともに前年比増加、半数を超える。働き方改革の内容では「テレワーク」や「時差出勤」などの回答もあり、さらに改革が進んでいる傾向】
「職場で働き方改革があった」と回答する割合は、男性会社員、女性会社員ともに前年より10㌽程度増加して、それぞれ56%と50.7%となり、半数を超えました。働き方改革の内容としては、「有休が取りやすくなった」「残業が減った」という回答が半数前後となり、さらに「テレワークで働くようになった」「時差勤務・時差出勤で働くようになった」という回答も増えるなど、働き方改革のさらなる進展が見える結果となりました。

本調査の詳しい調査結果については、別添「2020年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」をご参照ください。
http://pdf.irpocket.com/C8303/QW2b/QENO/dkpj.pdf

 

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