お金の相談サービス「マネーキャリア」を運営するWizleapが、丸紅株式会社との資本業務提携契約を締結

株式会社Wizleapのプレスリリース

丸紅株式会社として保険事業国内スタートアップ企業への2023年第一号投資。シリーズAとして丸紅株式会社から単独で3.5億円を調達。

お金の相談プラットフォーム「マネーキャリア」を運営する株式会社Wizleap（東京都渋谷区、代表取締役谷川昌平）は丸紅株式会社との資本業務提携契約を締結し、シリーズAとして3.5億の資金調達を実施したことをお知らせします。

左から

丸紅株式会社保険事業部長、Wizleap社外監査役　高山晋氏

丸紅株式会社執行役員金融・リース・不動産本部長　川邊太郎氏

Wizleap 代表取締役　谷川昌平

Wizleap 取締役　木太久賢悟

資金調達の目的・背景

Wizleapは、「ソフトウェアの力で、すべての人のお金にまつわる意思決定をサポートする」をミッションに、お金の相談プラットフォーム「マネーキャリア」やペット保険の比較相談サービス「MOFFME」、保険の共同募集の効率化と成約率改善を実現する案件配信システム「MC マーケットクラウド」などを提供しています。

マネーキャリアにおける相談問い合わせ数は累計8万件を超え、利用者からの満足の声（相談後の口コミ数）も累計1万4千件をいただけるまで、着実に成長してきました。また、専門家の利用者も提携代理店100社以上、保険会社の取り扱いは49社と、日本最大級のお金の相談プラットフォームにまで成長しています。

今後、メインプロダクトである「マネーキャリア」が、より多くの人に「お金について考える”きっかけ”となるサービス」に昇華させるべく、規模の拡大、サービス品質の改善に取り組むと共に、保険業務の背景にあるさまざまな課題についてもデジタルで解決していく予定です。

そのような背景の中で、さらに事業スピードを加速させるために、丸紅株式会社と資本業務提携契約を締結に至りました。

丸紅株式会社の出資参画の背景

丸紅株式会社が考える3つの社会・業界課題に対して、Wizleap社がそれらを解決に導く事業を展開していることから、出資いただくこととなりました。また、両社の強みを活かした連携を行うことで、これまで以上のスピードで事業拡大を行ってまいります。

①資産形成を考える個人が抱える課題とWizleapのソリューション

国民の資産形成を促進し、所得を増やすことを目指した「資産所得倍増プラン」等政策の影響もあり、個人の資産形成の重要性が高まる一方で、潜在的な資産形成の相談ニーズを有しているものの、その機会にリーチできていない個人がまだまだ存在している。Wizleapはそのようなニーズを持つ個人と、FPとを繋ぐプラットフォームを提供し、そのニーズに応えている。

②FPが抱える課題とWizleapのソリューション

資産形成に関する相談ニーズを持った個人は多く存在するものの、FPはそのような個人との接点創出に多くの時間を割く必要があり、生産性に課題を抱えている。こうした状況の下、Wizleapが集客・送客を担うことで、FPがライフプランニングや家計改善など、本来の専門性を活かしたコンサルティングサービスに十分な時間を充てることができ、その生産性の向上に貢献している。

③金融保険業界の抱える課題とWizleapのソリューション

金融保険業界においては、企業の情報管理強化や、「中立的なアドバイス」「比較検討」を重視する顧客の購買行動の変容といった影響を受け、近年構造的な販売チャネルのシフトが発生しているが、業界としてこのシフトに十分に対応できていない。このような状況下、Wizleapは従来にないオンライン中心の顧客接点を創出し、「中立的に多様な商品の提案を行うことで、現在の顧客が求める顧客体験を提供し、上述のシフトに対応している。