ローレルバンクマシン株式会社のプレスリリース
『xLobomo（クロスロボモ）』は独自の新開発アーム構造「xMotion（クロスモーション）」を搭載しており、ユニークな構造による動作が特徴的なロボットです。
この構造の採用により、今までにない「動き」や「姿勢」が可能になりました。多関節ロボットの動きと、スカラロボットの動きを融合したダイナミックな動きができるため、平行移動・上下移動が容易になり、狭所作業や棚下作業なども可能となっています。
この度公開した映像は、「xLobomo（クロスロボモ）」の特長の紹介と昨年11月に行われたJIMTOF2022にて発表した動作に加え、実際に業務を行うことを想定とした動作のデモ映像となっています。
「6軸ロボットでは改善できない現場や作業で困っている」「ロボットを活用した自動化や省人化に関心がある」「協働ロボットの導入を検討されている」という方に新たな提案です。
下記URLよりご覧ください。
「新たに開発した8軸多関節ロボット『xLobomo』のご紹介」
https://tv.aperza.com/event/141?webinar=1060
【映像にて紹介する動作】
①投入と取り出しの作業
ワークをピックアップし、左から右に移動させる横方向の移動と手前から奥の方向に移動させる縦方向の回転動作を行います。
従来の6軸ロボットでは全軸を動かすのに対して、クロスモーション構造の実現により一部の軸だけを動かすシンプルな動作が可能となっています。
②お絵描き
ペン先の位置を決め、回転軸は動かさず直行した２軸のみでｘｙステージのような動きを実現しています。また、ハンドを持ち替えることで接着剤や各種ペーストの塗布やペイント作業など単純作業への応用も可能となります。
今回のデモでは、初歩的な動きが中心でしたが、『xLobomo（クロスロボモ）』のさらなるレベルアップのため開発を進めています。
『xLobomo（クロスロボモ）』に関するご要望やご質問等は、視聴ページの質問・相談ボタンよりお問い合わせください。こんなお仕事をさせてみたいなど、皆様からのリクエストもお待ちしています。
【『xLobomo（クロスロボモ）』の技術】
(1)新開発xMotion(クロスモーション)構造
従来のロボットは2つのアームが回転軸で固定接続されていましたが、今回当社は2つのアームの交点に可動な回転軸があるxMotion(クロスモーション)構造を新たに開発し、『xLobomo（クロスロボモ）』に搭載しました。今までにない新しい構造のロボットです。
(2)今までにない新しい動作：クロスモーション
このxMotion(クロスモーション)構造の採用により、従来の多関節ロボットの動作とスカラロボットの動作を融合したダイナミック且つ細やかな動作を可能とし、今までにない動きや姿勢を実現しました。小さな筐体にダイナミックな動きが、産業展開に無限の可能性を感じさせます。
(3)新開発8軸ロボット制御技術
xMotion(クロスモーション)構造で新たな動きを実現する新しい8軸ロボット制御技術を開発しました。冗長2軸を含む軌道計算に新たなアルゴリズムを導入しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
ローレルバンクマシン株式会社 次世代第2研究所
クロスロボモマーケティング窓口
MAIL: xlobomo@lbm.co.jp
※お問い合わせ時間 平日10:00～17:00
【会社概要】
〈商号〉 ローレルバンクマシン株式会社
〈代表者〉 代表取締役社長 池邊 正
〈所在地〉 〒105-8414 東京都港区虎ノ門1-1-2
〈創業〉1946年1月15日
〈事業内容〉各種通貨処理機・システムの開発、製造、販売、保守、
金融オンライン端末機の開発、製造、販売、保守、キャッシュレス決済事業
〈資本金〉 払込資本金1億5700万円（ローレルグループ）
〈HP〉 https://www.lbm.co.jp/
