福利厚生プラットフォームmiiveで従業員や組織の状態に合わせた柔軟な制度設計を可能にする「タグ機能」をリリース。社内環境整備の面から人的資本投資を支援

株式会社miiveのプレスリリース

株式会社miive（本社：東京都渋谷区、代表取締役：栗田廉）は、この度、福利厚生プラットフォーム「miive（ミーブ）」で新たに従業員属性を登録する「タグ機能」をリリースしました。これにより組織の状態や従業員それぞれに合わせた福利厚生制度が提供できるようになりました。miiveは今後も人的資本経営を支援してまいります。

人的資本経営を推進する「タグ機能」開発背景

昨今、人口減少による人材不足や人的資本の潮流により企業経営のあり方は見直され、従業員エンゲージメントの重要性は年々高まっています。さらに近年では上場企業を対象に人的資本の情報開示が義務化され、今後の人的投資戦略や方針および計測指標、目標・実績値の記載が必要になりました。さらに人的資本の開示には、独自性のある指標や目標などの公表も必須となっています。

その結果、企業は従業員の生産性向上や離職防止・組織活性化にこれまで以上に注力する必要があります。人材育成方針の手段として従業員への人的投資をさらに加速し、その結果を可視化しながら従業員エンゲージメントやEX（従業員体験）向上へ取り組まなければなりません。今後はエンゲージメントなどの現状を算出し把握するだけでなく、算出したデータや課題をもとに改善に繋げるための戦略や施策がより重要になると考えられます。

そこでmiiveは、人的資本における企業成長をサポートすべくこの度の機能開発を行いました。特に人的資本の情報開示において独自性が出しにくく、企業が取り組みづらい「社内環境整備方針」で活用いただけると考えています。

福利厚生プラットフォーム「miive」のタグ機能

「miive」は、企業に必要な福利厚生制度を柔軟に設計・運用できる福利厚生プラットフォームです。従業員一人ひとりのライフステージに応じた福利厚生の提供や、組織内交流を促進する制度を人事や経理の負担なく実現し、従業員のウェルビーイングと活気溢れる組織づくりを支援します。企業の福利厚生制度がカードとアプリに集約され、従業員はmiiveカードを利用するだけで制度を利用できます。管理者はリアルタイムで制度の利用状況を確認できるので、制度最適化のPDCAサイクルが早められます。
サービスページ：https://miive.jp/

この度リリースした「タグ機能」は、従業員一人ひとりの役職や職種などの属性を“タグ”として設定することで、それぞれの属性に応じた制度を管理できます。これにより企業は全従業員に同一の制度を提示するのではなく、必要な人に必要な手当をmiive上の設定のみで手軽に提供できるようになります。

人的資本経営が進む昨今、各開示項目に該当する施策の立案、実行は今後さらに増加すると考えられます。そこで「miive」を活用すれば属性毎での利用制約を設けられるため、開示情報項目にあるエンゲージメント分野で従業員満足度を高めるためのチームランチ手当や、スキル・能力分野でリスキリング手当、育児休業分野でベビーシッター手当など、人的資本投資を実行しやすくなります。