『つながるきょうと防災ネットワークの構築に関する連携協定』の締結

１．背景・経緯
　損保ジャパンは、お客さまの安心・安全・健康な暮らしを支える損害保険会社として、防災・減災への取組みを重点課題の一つとして取組んでいます。ＳＯＭＰＯグループの持つ幅広いネットワークやノウハウを活かすことで、京都府において、「事故や災害を未然に防ぎレジリエントな社会づくり」への貢献および「価値創造に向けたパートナーシップのプラットホーム」の構築をするため、 災害時連携ＮＰＯ等ネットワーク 、特定非営利活動法人きょうとＮＰＯセンター、特定非営利活動法人京都丹波・丹後ネットワークの３者に対し連携をご提案してきました。協議を進めた結果、「つながるきょうと防災ネットワーク」として、防災・減災対策に関し、４者の強みを活かした取組みを相互に支え合い、つなぎ合い、つながり合うことで、災害に強いレジリエントな地域社会のネットワークづくりの実現が可能であると考え、本協定を締結する運びとなりました。

２．協定の目的
　本協定は、「つながるきょうと防災ネットワーク」として、防災・減災対策に関して、４者が平時より多様なつながりを構築し、緊密な相互連携と協働の推進により、京都府内の地域防災力の向上および災害発生時における的確かつ迅速な対応力の強化を図ることを目的としています。

３．協定の主な内容
　損保ジャパンの強みや特徴を生かせる以下の８分野において業務提携を行います。
（１）平時における多様なネットワークの構築及び災害時における効果的な機能整備等の調査・研究・啓発に関すること
（２）災害時連携ＮＰО等ネットワークの周知・ＰＲ活動及び体制強化に関すること
（３）未来を担う次世代の子どもたちへの防災教育及びその担い手の人材育成に関すること
（４）地域防災力向上につながる各種情報発信及び防災シンポジウム・イベントへの参画に関すること
（５）災害備蓄品・備蓄食料等の支援物資マッチングの取組みに関すること
（６）帰宅困難者及び一時避難者への支援に関すること
（７）災害時の連携強化及び地域防災力向上につながる情報交換に関すること
（８）その他、防災・減災及び災害対応における連携・協力に関すること

４．今後について
　損保ジャパンは、「誰ひとり取り残さない」防災を実現するため、今後も多様なステークホルダーと連携することで、安全で安心して暮らせる災害に強いレジリエントな地域社会づくりに貢献していきます。

以上

【協定当事者の概要】

名　称	災害時連携ＮＰО等ネットワーク
設　立	２０１６年５月
代表者	会長　牧　紀男（京都大学防災研究所教授）
所在地	京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 京都府庁内
事業内容	シンポジウムやセミナー等を通して、防災意識の向上と京都府内のＮＰＯ等と平 時からの連携を図るとともに、災害発生時における被災者支援や約６０のネット ワーク加盟登録団体間の相互支援を推進しています。
ＵＲＬ	https://hitokoe-npo.jp/

 

名　称	特定非営利活動法人きょうとＮＰＯセンター
設　立	１９９９年１０月
代表者	理事長　中村　正（立命館大学産業社会学部教授）
所在地	京都市下京区四条通新町東入ル月鉾町５２番地イヌイ四条ビル３階flag四条
事業内容	中間支援組織として、多様なステークホルダーと共に支援環境の構築や平時の結 節点としての役割を担い、「市民が支える市民社会の実現」に向けた政策提言を 国や地方自治体、企業、ＮＰＯネットワークに対し行っています。京都市市民活 動総合センターの指定管理者でもあります。
ＵＲＬ	https://kyoto-npo.org/

 

名　称	特定非営利活動法人京都丹波・丹後ネットワーク
設　立	２０１０年６月
代表者	理事長　牧　紀男（京都大学防災研究所教授）
所在地	京都府福知山市昭和町７７谷本ビル１階
事業内容	京都府北部地域における中間支援組織として、行政や他の中間支援組織等と連 携・協働し、ネットワークを構築することにより、丹波・丹後地域の住民がそれ ぞれの能力に応じて行う地域活動を支援しています。
ＵＲＬ	http://kyoto-tantan.net/