AI ファイナンスのH.I.F.、債権流動化ファンドVERED1号を組成

H.I.F.株式会社のプレスリリース

AI定性与信審査サービスを開発・提供するH.I.F.株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:東小薗光輝、以下「H.I.F.」)は、2022年12月15日にH.I.F.独自の「AI定性与信審査モデル」により選定された売掛債権を投資対象とし、HIF FUND合同会社を営業者とする債権流動化ファンドVERED1号をローンチ致しました。

 

  • 債権流動化ファンドVERED1号組成の背景

H.I.F.は、2021年10月にHIF KESSSAI FUND1号を組成して以降、2022年1月にHIF KESSAI FUND2号、2022年6月にHIF KESSAI FUND3号のファンドレイズを行って参りました。これらファンドでは適格機関投資家等から調達した資金を、弊社与信モデルで審査した債権に投資しており、デフォルト率「0%」且つ高い利回りで運用を継続しております。

ファンドにおける取引データの蓄積等によってさらに向上したAI定性審査モデルの審査能力を評価されたことでより幅広い企業に対してサービス提供を行い運用規模の拡大と市場活性化を強力に支援する為にこの度JBCホールディングス株式会社を適格機関投資家とした債権流動化ファンドVERED1号を組成いたしました。
 

  • 債権流動化ファンドVERED1号の特徴

債権流動化ファンドVERED1号ファンドの主な特徴は、以下の通りです。
・H.I.F.の保証及び、大手保険会社の取引信用保険が付保されており、投資債権の保全が計られております。
・投資対象はH.I.F.独自のAI定性与信審査モデル(デフォルト率0.14%未満(2020年7月~2022年11月実績))によりスコアリングされ選定された売掛債権であり、かつ債権の分散も計られております。
・運用期間わずか2年ながら高い利回りと早期元本償還を投資家様に提供させて頂く予定となっております。

このように、AI定性与信の適切な与信付与によるアービトラージの創出と、投資家の保全といった需要供給両観点を具備することで、債権流動化を新たな資金調達の手段としてデファクト化、ひいては企業の成長を強力に支援いたします。
 

  • HIF FUNDでは、H.I.F.のAI定性与信審査技術を活用

投資対象の売掛債権は、H.I.F.独自の「AI定性与信審査技術」を用いて審査し、選定します。H.I.F.の「AI定性与信審査技術」は、過去の280億円、27,000件以上の取引実績から得られた遅延データと未回収データ、反社チェック及びその他のナレッジを元に、精度を高めていくAI審査モデルです。よって、創業から日が浅いベンチャー・スタートアップ企業の与信審査も可能となっています。

 

  • 債権流動化ファンドVERED1号概要

(※本ファンドの募集は終了しております。)

・匿名組合型ファンド(金商法第63条に基づく適格機関投資家等特例ファンド)
・ローンチ:2022年12月15日
・運用期間:2年
・投資対象:本邦法人が保有する代金債権およびリース料債権等
・保証:ファンドが保有する債権には、H.I.F.による保証及び大手保険会社による取引信用保険が付保されております。
・適格機関投資家:(JBC1号ファンドの業務執行組合員等である)JBCホールディングス株式会社

*本ファンドの募集・運用は、HIF FUND合同会社が行っております。H.I.F.株式会社は本ファンドの募集・運用は行っておりません。
 

  • 今後の展開

昨今、さまざまなFinTech企業が金融サービスに改革をもたらしています。しかし、与信審査に関しては、依然として主に財務諸表・決算書の評価を基礎とする審査プロセスが主流なっており、この与信審査プロセスに革新をもたらす金融サービス・金融テクノロジーはほとんど存在しません。

こうした現状に対して、H.I.F.及びHIF FUNDシリーズで活用される「AI定性与信審査技術」は、従来行われてきた財務諸表・決算書を基礎とする与信審査ではなく、経営者・経営陣の「定性情報」、その他SNS分析を含むさまざまな「定性項目」を定量化しAIを用いて審査します。また、「AI定性与信審査技術」を用いた「AI定性審査モデル」では、経済情勢や景気動向の変化に即した「ダイナミックスコアリング」、及び「バックグラウンドチェック」も同時に行うことができます。その結果、生きた情報をもとに、精度の高い与信審査を、よりスピーディに行うことが可能となり、金融サービスのイノベーションを提供します。

今後もJBCホールディングス株式会社の資本力、ネットワーク、ストラクチャリング力を活用しながら、債権流動化ファンドVEREDをシリーズ化することにより、バランスシートを使わない金融FinTech企業として更なる成長をして参る所存です。

【H.I.F.株式会社】
H.I.F.株式会社(旧社名:H.I.S.Impact Finance株式会社)は、株式会社エイチ・アイ・エス出身者で澤田経営道場2期生の東小薗光輝が創業し、代表取締役を務めています。事業内容は、AI定性与信審査をベースに与信審査サービス・信用保証業・家賃保証業、決済代行業・債権流動化事業、銀行代理業です。2017年11月に設立され、法人版後払い(保証付)サービス「Fimple決済」や売掛金を保証する「Fimple保証」を展開しています。2021年12月にリリース予定の「AI与信審査SaaS」が事業再構築補助金の対象として経済産業省・中小企業庁より採択されました。

H.I.F.株式会社コーポレートサイト:https://www.hifcorp.co.jp/

【HIF FUND  合同会社】
2021年7月設立。業務執行社員は、一般社団法人日本債権流動化企画。事業内容は、匿名組合ファンドの募集・管理・運用です。

【JBCホールディングス株式会社】
2019 年 9 月の設立以降、JBC1 号ファンドの業務執行組合員として約 40 億円の組合の業務執行を行っております。JBC1 号ファンドを通じて、国内企業向けに総額 20 億円(契約ベース)の投資を実行している他、大手証券会社、大手不動産仲介会社、アセットマネジメント会社と協働して不動産私募ファンドへの出資も行っております。主要メンバーは国内大手金融機関出身者であり、投資家としては十分な知見と経験を有しています。

【本件に関する報道関係のお問合せ先】
H.I.F.株式会社 広報担当:原
TEL:03-6872-1171/E-mail:hif@hifcorp.co.jp
営業時間:平日/10:00~18:00

本文書に記載されている情報は、作成時点で信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、H.I.F.株式会社、HIF FUND合同会社及びその関連会社(以下、当社)はその正確性、完全性に関する責任を負いません。本文書に記載の実績等は過去のものであり、将来の環境や成果を示唆あるいは保証するものではありません。本文書に含まれる運用商品の価格は、国内外の政治・経済・金融情勢、為替相場、株式相場、商品相場、金利水準等の市場情勢、発行体等の信用力、その他指標とされた原資産の変動により、大きく変動する可能性があり、場合によっては、多額の損失または支払い義務が生じるおそれがあります。本文書に基づいて本文書を受取られた方が損失、損害を被ったとしても当社及び情報発信者は一切その責任を負うものではありません。

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