日本生命、日本IBMとの共創のもと、基幹システムをハイブリッドクラウドへ移行

日本IBMのプレスリリース

日本IBMは、日本生命保険相互会社(以下、日本生命)がデジタル・トランスフォーメーションの推進に向け、同社の基幹システムを最先端のクラウド技術と既存資産を活用したハイブリッドクラウド・システムへ移行することを発表しました。ハイブリッドクラウド化にあたり、クラウド基盤としてIBM Cloud( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud )を採用し、最新のコンテナ技術であるRed Hat OpenShift( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/openshift )を活用して、レガシー・アプリケーション資産をクラウドに「リフト」するだけでなく、コンテナ環境への適合までを実施する「シフト」にも取り組むなど、基幹システムのモダナイゼーションを行います。

日本生命では、2021年に策定した中期経営計画にて、2021年から2023年の3年間を、経済・生活・社会環境が大きく変化する中、デジタル化の急加速、お客様ニーズの多様化、社会貢献への期待の高まり等の変化を積極的に取り込みながら課題を乗り越え、成長と進化への道筋を確かにする期間と位置づけ、 “人・サービス・デジタル”で、お客様と社会の未来を支え続けるグループとなることを目指しています。そして、中期経営計画の目標実現にはデジタル変革が不可欠であり、「日本生命デジタル5か年計画」のもと、既存業務の効率化や顧客体験の向上等を目的とした業務変革、および新たな市場やビジネスモデルの創造を目的として事業変革を推進し、既存のビジネスを高度化しながら、新たな事業基盤の創造を図っています。

このような背景のもと、日本生命と長年に渡り同社の基幹系システムの構築・運用を支援してきたパートナーである日本IBMは、金融機関としての安定性や堅牢性のもとに培ってきたシステムやノウハウなどの資産を活かしながら、新しいテクノロジーを活用したより良い顧客サービスの提供に向けて、あるべきシステム・アーキテクチャーについて議論・検証を重ね、ハイブリッドクラウド・システムへの移行を決定しました。

これにより、既存システム資産を有効活用しながら、マイクロサービスやコンテナ技術、DevOps等の先進クラウド技術の活用による新しいサービスの提供スピードの向上や外部サービスとの連携といったビジネス貢献に資する機動性・柔軟性を備えた環境を構築し、日本生命のビジネスに適した攻めと守りのアーキテクチャーの両立を図ることが可能になります。日本IBMは、オンプレミスからクラウドまで、構想や企画、製品やソリューション、デリバリーを一気通貫で提供し、ハイブリッドクラウド化を支援します。

日本IBMは、2024年のサービスインに向けてシステムの構築を行うとともに、今後も日本生命との共創を通じて安定的かつ機動性を備えたシステムの進化を図り、同社のデジタル・トランスフォーメーションの推進を支援してまいります。

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloudは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。

Red HatおよびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。

 

 

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