朝日生命 インターネットアンケート調査「親の介護・認知症についての意識調査」

朝日生命保険相互会社のプレスリリース

朝日生命保険相互会社(代表取締役社長:木村 博紀)は、親の介護・認知症についての意識調査を実施しました。

 

◆アンケート結果の主なポイント

  • 親の認知症発症リスクについて、約半数が「いつか認知症になると思う」。
  • 親が認知症になったときの不安の内容は「誰かに迷惑をかけてしまうこと」が最多。
  • 親が認知症で介護が必要になった場合、7割弱が介護に携わる意向ありと回答。
  • 一方、約6割が自身の仕事への影響・変化について「大きな変化はないと思う」と回答。
  • 親の認知症介護にかかる費用について、約半数が「いくらかかるかわからない」。
  • 親に介護が必要になった際の対応は「親や親族と十分に話し合えていない」が約7割。
  • 親の介護費用は「準備する必要があると感じながらも準備できていない」が半数以上。
  • 介護費用の財源は「親の資産で賄う」が約4割で最多。一方、認知症になった場合の 資産凍結については「詳しくは知らない」「知らない」が8割以上。

◆アンケート結果詳細(一部抜粋)

Q.親御様の認知症発症リスクについてどう考えていますか?
A. 「認知症になると思う」旨の回答は合計で48.4%にのぼった。

 

 

Q.もしも親御様が認知症になったら、どんなことが心配ですか?(複数回答)
A. 「誰かに迷惑をかけてしまうのではないか」が最多で59.1%にのぼった。

Q.親御様が認知症になり介護が必要になった場合、ご自身の介護への携わり方について現時点でのお考えに最も近いものをお選びください。
A. 「主体的に携わると思う」「多少は携わると思う」の回答が合計67.0%にのぼった。

Q.親御様が認知症になり介護が必要になった場合、どのような介護生活が望ましいと思いますか。
A.在宅介護の回答率が高く、合計で68.8%にのぼった。

Q.親御様が認知症になり介護が必要になった場合、ご自身のお仕事・働き方への影響はどの程度あると思いますか。
A. 「特に影響・変化はないと思う」「大きな変化はないと思う」旨の回答があわせて59.0%にのぼった。

Q.今後もし親御様が認知症になった場合、介護費用は全部でどれくらい必要になると思いますか。
A. 「わからない」の回答が49.5%と最多。その他の選択金額にはばらつきが見られた。

【介護経験有無】
経験有無別の「わからない」の回答率は、「なし」の人の56.5%に対し、「あり」の人は27.3%にとどまり、必要金額の理解度に差があることがわかる。

Q.将来の介護生活や介護費用の準備状況などについて、親や親族と話し合ったことはありますか。
A. 「話し合ったことはあるが不十分」「まだ話し合ったことはない」合計で69.9%にのぼった。

【介護経験の有無別】
介護経験の有無別にみると、介護経験「あり」の人のほうが話し合いを進められている様子がうかがえる。

Q.今後もし親御様が認知症になった場合、介護費用に対する備えの状況・お考えについて最も近いものをお選びください。
A. 52.8%が「将来の介護費用には備える必要があると思うが、まだ準備できていない」と回答。

【介護経験の有無別】
介護経験の有無別では「経験あり」の人のほうが明らかに準備が進んでいる。

Q.今後もし親御様が認知症になった場合、介護費用に対するお考えについて最も近いものをお選びください。
A. 「親の資産で賄う」が最多で37.7%にのぼった。

 

Q.認知症になると、資産が凍結され、預金の引き出しや不動産の売却などが困難になることがあります。ご存知でしたか。
A. 「詳しくは知らない」「知らなかった」の回答が計81.2%となった。

Q.親御様が現在住んでいる住まいについて、いざというときの処分や相続など話し合ったことはありますか。
A. 「話し合ったことはない」が最多で48.4%にのぼった。

 

 

Q. 「MCI(軽度認知障害)」について、最もあてはまるものをお選びください。
A. 「聞いたことはあるが、意味はよく知らない」「聞いたことはない」が合計で85.6%にのぼった。

◆調査結果について
調査結果からは、多くの方が親御様の認知症になる可能性があると感じていることや、 親御様が認知症になり介護を必要とする状態になった場合には介護に携わることを想定している方が多いこと、介護生活としては施設介護よりも在宅介護を想定する方が多いことなどが明らかになりました。

一方、親御様の介護費用が「いくらかかるかわからない」方が約半数にのぼり、親御様や親族の方との事前の話し合いや介護費用の準備が十分にできていない方が大半であること 、介護に携わることになってもご自身の仕事への影響はあまり大きくないと捉えている方が多いことなど、親御様の介護に備えるために知っておきたい知識・情報や経済的 準備が十分ではない方が多い可能性が示唆されました。
認知症の予防・重症化防止には、早期発見、とりわけMCI(軽度認知障害)の段階での気づき、予防に向けた取り組みが重要ですが、MCIの認知度は2割に満たないことも示されています 。

介護経験の有無別にみると、介護費用の準備、対応に関する親御様・親族との話し合いなどについて、経験のある方ほど着実に準備を進めている様子がうかがえます。

朝日生命は、多くの方の介護・老後への不安に寄り添い、安心をご提供すべく、今後も介護・ 認知症に関する情報発信や、お役に立つ商品・サービスをご提供してまいります。

◆調査の詳細
「親の介護・認知症に関する意識調査」
調査期間:2022年9月30日(金)~10月5日(水)
調査方法:インターネット調査
調査エリア:全国
対象者:25~59歳の男女2,319名(男性1,160名・女性1,159名)

◆朝日生命について

社名:朝日生命保険相互会社
本社所在地:東京都新宿区四谷1-6-1
代表取締役:木村 博紀
HP: https://www.asahi-life.co.jp/

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