金融教育の一歩先へ。“ファイナンシャル・ウェルビーイング”を実現するプログラム、「ブロっこり」を企業従業員向けに提供開始

ブロードマインド株式会社のプレスリリース

「金融の力を解き放つ」をパーパスに掲げ、保険・証券・住宅ローンと複数の金融商品を横断して1社で取り扱い、人々のライフプラン実現をサポートするブロードマインド株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:伊藤清 証券コード:7343 以下:当社)は、この度、健康経営を包含する概念であるウェルビーイングを構成する要素のうち「ファイナンシャル・ウェルビーイング」に焦点を当てたプログラム『ブロっこり』を開発、企業従業員向けに本日より提供を開始いたします。

日本でも金融教育の重要性が高まるなか、単なる金融の知識習得に留まらず、実践力の向上、更には適切な金融行動の習慣化まで能動的にサポートすることで、真にファイナンシャル・ウェルビーイングな状態へ導くことを目指します。

 

 

  • 健康経営を包含するウェルビーイングという概念について

ウェルビーイングとは、健康経営を包含するものとして注目される概念です。人が身体的・精神的・社会的に“満たされた状態”であること、つまり「幸福」と同義とされており、近年では「ウェルビーイング経営 =従業員のウェルビーイングを高めることを目的とした経営」も注目されつつあります。 ウェルビーイングについて調査しているギャラップ社の定義によれば、ウェルビーイングの構成要素として、①Career Wellbeing(キャリア ウェルビーイング)、②Social Wellbeing(ソーシャル ウェルビーイング)、③Financial Wellbeing(ファイナンシャル ウェルビーイング)、④Physical Wellbeing(フィジカル ウェルビーイング)、⑤Community Wellbeing(コミュニティ ウェルビーイング) の5つを掲げています。欧米では、このうちファイナンシャル・ウェルビーイングに関心が高まっています。
 

  • 欧米で注目される“ファイナンシャル・ウェルビーイング”とは

先進国では住宅価格や教育費が上昇する一方で所得は伸び悩み、一般生活者の経済的な不安が高まっていますが、特に欧米では、経済的な不安・ストレスが及ぼす業務生産性の低下が指摘されています。例えば英国では、従業員の経済的ストレスにより業務生産性が低下することで、年間約1,200億ポンド・1,700万時間以上にも及ぶ経済的損失が生じていると言及されています。(※1) その他米国では4人に3人以上が経済的不安により生産性への影響を実感していると回答しており、そのうち4人に1人は生産性の低下が深刻という調査結果も出ています。(※2)

このような結果からも分かるように経済的な不安が及ぼす生産性への影響は大きく、国家戦略にて国民の経済的な健全性確保の取り組みを行ったり、民間企業がファイナンシャル・ウェルビーイング向上支援のサービスを提供したりと、様々な施策が講じられるほど社会的な問題と捉えられています。

※1 出展:Money & Pensions Service ” The UK Strategy for Financial Wellbeing 2020-2030″
※2 出典:PWC “Employee Financial Wellness Survey”

 

  • 日本国内における状況

近年日本で関心の高まっている「健康経営」は、主に従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することを指しています。従業員への健康投資を行うことで生産性向上など組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されており、健康増進の施策を導入する企業が増えてきています。
一方で生産性向上には、健康経営で対象になっている身体的な健康だけでなく、経済的な健康(不安の緩和・解消)も影響することが指摘されています。例としてウイリス・タワーズワトソンの「経済的健康・身体的健康とエンゲージメントの関係」に関するGBA調査(※3)から、健康上の問題がある方に対し、経済的な心配がある方の生産性への影響は同等以上にあることが明らかになっており、生産性向上という観点においては従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングの向上も重要であると言えます。

※3 出典:ウイリス・タワーズワトソン GBA 調査/経済的健康・身体的健康とエンゲージメントの関係

日本国内における金融教育の重要性の高まりを受け、金融知識の習得機会は徐々に増加しており、金融機関や業界団体が主導しながら企業向けにコンテンツを提供することも増えています。しかしながら、セミナーなどの単発で終わってしまうものが多い・教科書的に学んだ知識をご自身の場合どのように活用すべきか分からない・そもそも一部の金融に関心の高い人にしかコンテンツが届かないなどの理由から、企業経営における全社的な生産性向上という観点からは効果が限定的となる可能性があるほか、そもそも従業員が経済的な不安から解放される状態(=ファイナンシャル・ウェルビーイング)になるには十分ではないケースが多くあると考えられます。

当社は、真にファイナンシャル・ウェルビーイングの状態になるためには、金融リテラシーの向上(金融知識と活用方法が分かっていること)だけでなく、資産を確保するための収支管理が継続的に出来ること、一時的ではなく長期的視点で資産計画が立てられること、そして、生産性向上という観点からは、これらが金融に対し関心の低い「本来学ぶべき従業員」にも広く定着するような仕掛けも重要だと考え、「ブロっこり」を開発いたしました。
 

  • ブロっこりについて

▶サービスサイト:https://www.biz-broccoli.jp

◇サービス名:「ブロっこり~“お金の健康”に自信をつけて笑顔いっぱいの未来を~」
◇名前の由来:「ブロードマインド+にっこり」

欧米ではブロッコリーは健康を象徴する野菜とされています。当プログラムを通じて受講者の経済的不安が緩和され、笑顔で人生を歩んで頂きたいという想いが込められています。
 

◇サービス内容:ブロっこりは動画コンテンツを中心としたラーニングプラットフォームを提供し、その中で「ファイナンシャルコーチ」と呼ばれる当社FPがチャットで個別にコミュニケーションを取ることができるサービスです。

当社では、ファイナンシャル・ウェルビーイングを「現在・将来にわたって経済的な健全性が確保されている」「人生を楽しむ選択肢が確保できている」状態と定義し、その実現に必要な ①金融リテラシー向上、②収支管理能力の向上と習慣化、③ライフプランニングスキルの習得 を達成するためのプログラムを実装しています。

また、各プログラムで「ファイナンシャルコーチ」が継続的、且つ、能動的にコミュニケーションを図り、受講者のモチベーション管理も行うことで無関心な層に対しても①~③の定着化・習慣化を目指します。

※金額は企業ごとのカスタマイズに寄って異なります。詳細はお問い合わせください。

※サービスページ:https://www.biz-broccoli.jp
 

  • ブロードマインドについて

保険・証券・住宅ローンと複数の金融商品を横断して1社で取り扱うブロードマインドは、「金融の力を解き放つ」をパーパスに掲げ、人々のライフプラン実現をサポートする金融サービス開発カンパニーです。ワンストップ金融コンサルティング『マネプロ』や、コンサルタントと双方向のコミュニケーションが取れるライフプランシミュレーター『マネパス』など、これまでの金融業界の既成概念に囚われないサービスを開発・提供しています。
これからもフィナンシャルパートナーとして“誰のための金融か”を問い続け、「あるべき姿の金融」を社会に実装することを目指してまいります。

会社名:ブロードマインド株式会社(https://www.b-minded.com/
代表者:代表取締役社長 伊藤清
本社所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル7F
設立:2002年1月
事業内容:フィナンシャルパートナーサービス事業(個人・法人向けの金融コンサルティング)
 

  • お問い合わせ先

■報道機関の方、プレスリリース・取材に関するお問い合わせ
広報担当:冨永・志村
tel:03-6675-7748(直通) / mail:bm-pr@b-minded.com

■本サービスの導入を検討される事業主の方
ブロっこり担当: broccoli@b-minded.com

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。