AIを活用した外食産業の業務改善サービス「HANZO」を提供する株式会社Goalsに出資

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 坂本 信介)は、同社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合)より、AIを活用した外食産業の業務改善サービス「HANZO」シリーズを提供する株式会社Goalsに対し、第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

  • 「HANZO(ハンゾウ)」について

HANZOシリーズは飲食店の業務をAIで効率化し、食品ロスの削減や人手不足による店舗運営の課題に貢献します。店舗にあるパソコンやスマートフォンのブラウザ上で操作できるため、専用機器の購入は必要ありません。
ラインナップは以下の通りです。

「HANZO 自動発注」
雨天時の売上の落ち込みや、直近の売れ行きトレンドなども加味した売上予測を店舗ごとにAIが行うことで、適正な発注を実現。発注時間短縮のほか、発注ミスによる食材不足や過剰在庫を防止します。

「HANZO メニュー」
提供する料理ごとに必要な工程や分量を共有できる機能です。調理工程を動画や写真で共有することも可能で、食材の在庫管理にも貢献します。

「HANZO 仕込み」
飲食店ではかかせない仕込み作業は、「いつ」「どのくらい」仕込みを行うか正確に決定することが難しく、数量を多くしてしまう場合が多いため食品ロスにつながりやすい業務です。「HANZO 仕込み」は店舗で行うキャンペーン時の仕込み量増加なども加味した適切量をメニューごとに算出し、タイミングや期限も一覧で管理できる機能です。仕込み食材の適正な管理を可能にし、過剰な仕込みや欠品を防ぎます。

「HANZO 売上予測」
売上データ(POS・予約など)を連携し、AIが45日先までの売上予測を自動で行います。
売上予測データを用いたシフト作成の補助機能も有している他、算出データはチェーン店本部に共有され、予算策定や売上目標の設定に活用できます。
 

  • 出資背景

Goals社のサービスである「HANZO」は、「人手不足・コスト削減・食材の適正仕入」という外食産業が抱えるペインを解消するソリューションです。
「HANZO」は佐崎代表取締役及びGoalsのチームが顧客の声をもとに改善を重ねるという開発姿勢から生み出されたもので、今後も継続的な機能改善と高い成長が見込めると評価し、今回出資を決定致しました。
今回の資金調達を機に、Goalsの更なる成長のご支援をして参りたいと考えております。

【株式会社Goals 概要】

会社名:株式会社Goals
本社:東京都港区芝5-3-2 +SHIFT MITA3F
代表取締役:佐崎 傑
設立:2018年7月9日
事業内容:外食企業向け業務支援クラウドサービスの開発・販売・運用支援
企業URL:https://goals.co.jp/

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設立:1974年8月1日
URL:https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業

◆三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2021年4月23日
ファンド総額:150億円

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