世界初の大型クリーン水素インフラ投資ファンド「Clean H2 Infra Fund」への出資について —水素バリューチェーンの構築を通じた脱炭素社会の実現に向けて—

東京センチュリー株式会社のプレスリリース

東京センチュリー株式会社(代表取締役社長:野上 誠)は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太、以下「伊藤忠商事」)が保有する特別目的会社(以下「SPC」)の第三者割当増資に合意し(SPC増資後の出資比率:当社50%、伊藤忠商事50%)、当該SPCを通じて伊藤忠商事と共同で、世界初の大型クリーン水素インフラ投資ファンドであるClean H2 Infra Fund. S.L.P.(仏)(以下「本ファンド」)の株式取得を決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、当該SPCは、2千万ユーロを上限に本ファンドに出資予定であります。

 本ファンドは、2021年10月にガス国際メジャーの一角であるエア・リキード(仏)、欧州を代表する総合エネルギー企業であるTotal Energies(仏)、インフラ運営・建設で世界第3位のVINCI(仏)が主導して設立されました。日本からは、株式会社国際協力銀行(以下「JBIC」)がアンカー投資家として最大1億ユーロの出資を予定している他、ロッテ化学(韓)、Baker Hughes(米)等、エネルギー、化学、インフラ、水素技術、保険・金融等で強みを持つ国際的な有力企業も参加し、既に10億ユーロ超を調達済みであります。

 欧州最大規模の民間投資会社であるArdianと、クリーン水素への投資に特化した投資管理会社であるFiveT Hydrogenの合弁会社であるHy24が、ゼネラルパートナーとして本ファンドを運用いたします。水素バリューチェーンの中でも早期の事業化が期待できるクリーン水素製造事業や水素ステーション等の水素インフラプロジェクトを主要なターゲットに、投資を実施する方針です。

 当社は、本投資を通じて得られる水素事業に関する知見やノウハウを活用することに加えて、伊藤忠商事との協業を更に加速させていくとともに、お取引先の脱炭素化への寄与ならびにクリーンエネルギーの普及に貢献する多様な金融・サービスの充実に努めてまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
 東京センチュリー 広報IR部
 tel 03-5209-6710
 
【東京センチュリーについて】
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを擁する「国内オート事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」の4つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。

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