保険マンモス株式会社のプレスリリース
2022年、物価はどうなっていくのか、家計への影響や対策について解説します。
●2022年、値上げしたものとされるもの
原油価格上昇の影響を受け、3月から電気、ガス料金の値上げが発表されています。また、キューピーと味の素がマヨネーズなどを値上げ、クリネックスやスコッティなどティッシュ、トイレットペーパーが4月から値上げされることになっています。
ユニクロやしまむらなどアパレルの値上げも検討されており、値上げラッシュの波は止まることを知りません。
消費者に最も大きな影響を及ぼしそうなのは、小麦粉でしょう。3月9日、農林水産省は輸入小麦の価格を引き上げると発表しました。17.3%の上昇となり、過去2番目の高さとなっています。
小麦粉の価格が上昇すると、パン、麺類、お菓子などさまざまな食品への影響が懸念されます。
2021年から続いている値上げ傾向は今年も続いており、この傾向はしばらく続くと考えられます。加えて、今後のロシア情勢によってもなんらかの影響が出てくる可能性もあります。
●値上げによる家計への影響
値上げが続いている品目はどれも生活に欠かせないものであるため、家計への影響は大きいと考えられます。年間で5〜8万円ほどの支出増になるともいわれています。
一連の値上げについてどう思うか、「値上げラッシュについて(自社調べ)」のアンケートをとりました。
「値上げを感じるか」という問いに対しては、9割の人が感じていると答えています。
特に食品は、小麦粉が使用されているものが多く、小麦粉の価格上昇による影響が大きいと考えられます。日々の買い物で、値上げの影響を実感している人も多いでしょう。
「値上げは購買意欲などの消費マインドに影響するか」という問いに対しては、影響すると答えた人が84%を超えています。
では何を買い控えるか、「値上げにより困るもの、使用する量を減らそう・見直そうと思うもの」では、以下の品目が上位に挙げられました。
新型コロナウィルスの影響で「おうちごはん」が定番となりつつありましたが、やはり割高になることから、外食(テイクアウト含む)を控えようとする人が45%もいました。
●値上げにどう対処する?
この値上げの傾向は今後も続くと考えられます。ではどうすれば家計への影響を最小限にできるのか、対策を考える必要があります。
「値上げによって節約意識が変化したか」という問いに対して、82%の人が「意識が高まった」と答えています。
収入が増えない中、支出を減らしていくしかありません。
支出を減らす方法としては、固定費を削るのが基本です。保険料、スマホなどの通信費、光熱費など毎月必ずかかるお金を節約します。人によっては住宅ローンの見直しをした方が良い場合もあります。
【保険料を見直す】
同じ条件でも保険会社を変えることで保険料が下がる場合があります。フィナンシャルプランナーなどお金の専門家に相談することで、より良い保険が見つかるかもしれません。
【光熱費を見直す】
今のプランが適切なのかどうか、見直してみましょう。場合によってはガス会社、電気会社そのものを見直すのもおすすめです。各社の資料を取り寄せ、どのプランが一番お得なのかを比較してみてください。
【車を手放す】
高速料金も値上げされますし、ガソリン代の高騰も続いています。生活をする上で車が欠かせないのなら仕方ないですが、もし週末や特別なお出かけの時しか車に乗らないという人は、自家用車ではなくレンタカーやカーシェアリングを利用するというのもありでしょう。
●調査概要
調査対象:値上げラッシュについて興味のある方
調査日:2022年3月7日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性358人/男性142人)
■保険マンモス株式会社について
金融リテラシーの向上に貢献する企業として、保険相談サービスの提供、FP支援事業、法人アライアンス事業など、さまざまな事業を展開しています。
URL:https://hoken-mammoth.com/corp/
お金の悩みを解決できる金融情報メディア「マンモスとお金を学ぶ」(https://hoken-mammoth.com/contents/ を運営。お金の増やし方(https://hoken-mammoth.com/contents/fuyashikata/)や、お金を借りる方法(https://hoken-mammoth.com/contents/okanewokariru/)などお金に関する情報を掲載しています。