人工衛星のライドシェアビジネスを目指す 米LOFT ORBITAL SOLUTIONS INC.社 がシリーズBラウンド調達完了を発表

株式会社マーキュリアホールディングスのプレスリリース

 株式会社マーキュリアホールディングス(以下、「当社」といいます。)では、宇宙空間利用において人工衛星のライドシェアビジネスを目指す米国企業LOFT ORBITAL SOLUTIONS INC.(以下、「LO社」といいます。)へ2017年より出資を行っております(株式会社マーキュリアインベストメントが出資し、その後LO社株式を当社に現物分配しております。)が、この度、LO社が1億4,000万ドルのシリーズB資金を調達(以下、「本ラウンド」といいます。)したことをお知らせします。

【本ラウンドの概要とその意義】
 本ラウンドでは、大手資産運用会社であるBlackRock Inc.がリードし、CEAS Investments、Bpifrance、Foundation Capital、Uncork Capital、Ubiquity Ventures、GFA Venture Partners、その他の投資家が参加し、計1億4,000万ドルを調達しています。調達した資金は、LO社の事業拡大の他、現在70名程度である人員の増強等への資金に充当される予定です。
 今回の調達は、人工衛星のライドシェアビジネスが持つ潜在的な可能性やLO社自身が持つ技術力などが、経験豊富な金融投資家からも正当に評価された結果であると当社では認識しています。2017年当時、これまでリスク及び資金面で民間企業の参入が進まなかった人工衛星利用分野においても、将来的には現在の航空産業と同様に、インフラの所有とサービスの提供が分離される可能性を見いだし、シードラウンドでの投資を実行しました。これは、当社の経営理念の一つである「5年後の常識」を常に意識してきた結果です。

【LO社について】
 LO社は、航空宇宙分野において長年の経験を持つメンバーにより、2017年1月に米サンフランシスコで設立されました。シードラウンドは米国のUncork Capital(旧称SoftTech VC)がリードし、世界6か国から投資を受け入れています。LO社は、これまでデータを利用したい事業者が自ら準備する必要のあった打ち上げロケットや人工衛星の手配から、打ち上げ後の運用までを一元的に受託することを想定しており、標準化された小型衛星を用いて、「ロケットにおける人工衛星のライドシェア」と「人工衛星におけるセンサーのライドシェア」の2つのレベルで宇宙空間利用の劇的な効率化を目指しています。

[LO社が製造した探査機とエンジニアチーム]

【LO社の概要】
会社                 :LOFT ORBITAL SOLUTIONS INC.
代表者              :Antoine de Chassy
所在地              :715 Bryant Street, San Francisco, CA 94107
Website            :http://www.loftorbital.com

【株式会社マーキュリアホールディングスの概要】
会社名              :株式会社マーキュリアホールディングス
本社所在地        :東京都千代田区内幸町一丁目3番3号
代表者              :代表取締役 豊島 俊弘
事業内容           :持株会社
Website            :https://mercuria-hd.jp/
私たちは「ファンドの力で、日本の今を変える」をミッションとし、事業を行っています。

※本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社マーキュリアホールディングス
事業企画部
Tel                   : 03-3500-9870
Mail                  : info@mercuria-hd.jp
Website           ︓https://mercuria-hd.jp/
 

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