AIGジャパン・ホールディングス株式会社のプレスリリース
昨今、日本でも健康増進分野について様々な研究が行なわれていますが、2000年以降、欧米を中心に話題となっている“職場における長時間の座位が各種疾患の発症可能性を高めるというリスク”(以下「座りすぎリスク」) が、日本でも注目されつつあります。日本人の総座位時間は世界の中でも最長*と言われている中、当分野における研究を行うことで、医療保険を含む医療保障制度や企業の健康経営に役立つ議論の提起につなげてまいります。
* Bauman AE et al. The descriptive epidemiology of sitting: A 20-country comparison using the International Physical Activity Questionnaire (IPAQ). Am J Prev Med, 2011; 41(2) 228–235
【研究の概要(予定)】
1. 日本のAIGグループ社員(約9,000名)による座りすぎリスクに関するアンケート調査の実施
2. 社員の心肺機能測定の実施
3. 職場において社員が心肺機能向上運動プログラムを実施
AIG総研は、今後もこのような研究活動を通じて、日本のAIGグループ共通の事業戦略コンセプトである 「ACTIVE CARE」に基づき、リスクを軽減し、事故や損害を未然に防ぐための支援を行ってまいります。
<労働安全衛生総合研究所について>
労働安全衛生総合研究所は、厚生労働省所管の独立行政法人労働者健康安全機構におかれた研究所であり、事業場における災害の予防並びに労働者の健康の保持増進、及び、職業性疾病の病因、診断、予防その他の職業性疾病に係る事項に関する総合的な調査及び研究を行うことにより、職場における労働者の安全及び健康の確保に資することを目的としています。
<AIGについて>
AIG グループは、世界の保険業界のリーダーであり、80 以上の国や地域でお客さまにサービスを提供していま す。創業以来の100年の経験に基づき、現在では、損害保険、生命保険、退職給付およびその他の金融サービスを幅広く提供しています。AIGグループの商品・サービスを通じた多岐にわたるサポートは、法人および個人のお客さまの資産を守り、リスクマネジメントおよび確かなリタイヤメント・セキュリティをお届けします。
持株会社 AIG, Inc.はニューヨーク証券取引所に上場しています。
日本では、AIG損害保険株式会社、アメリカンホーム医療・損害保険株式会社、ジェイアイ傷害火災保険株式会 社、AIGパートナーズ株式会社、テックマークジャパン株式会社などが事業を展開しています