Cover Genius Pty Ltdのプレスリリース
海外旅行保険について、最近購入した保険を今後も再度購入を希望するか聞いたところ、日本人のうち52%が、再度購入を希望していると回答しました。またオンライン保険会社から他の海外旅行保険会社への変更を選択した人について、保険金支払い後の顧客推奨度（ネット・プロモーター・スコア）は -100 であることが判明しました。
調査結果によると、2020年3月以降、日本人旅行者の38%がコロナウイルス防疫関連の海外旅行保険に加入したものの、うち28%が同防疫関連の保険金支払いを拒否されています。
Cover Genius のアジア太平洋地域マネージング・ディレクターのArijit Chakraborty は次のように語っています。「新型コロナウイルス発生以降、当社のトラベルパートナーのネットワークにおいては、購入継続率が647%増加し、防疫に対するニーズの高まりを示しています。現在の環境下では、航空会社、オンライン旅行代理店、クルーズ船運営会社、さらには銀行やフィンテックを含め、日本国内の主要デジタル企業および、デジタル化に対応している企業は、インシュアテックに頼る必要性を感じています。つまり、お客様の防疫管理を従来の保険会社やレガシーシステムに任せるのではなく、それぞれのお客様のニーズに合わせたテイラーメイドの保険を提供する必要に直面しているのです」
すべての旅行保険事業者（旅行会社、旅行代理店、オンライン保険会社、医療保険会社、クレジットカード会社）の保険金請求の実態について評価を行ったところ、顧客推奨度は-54と、世界的に最低水準であることが判明しました。さらにクレジットカード会社の無料保険に加入している日本人の顧客推奨度に至っては-56で、保険金の平均支払い完了期間は16日であることが明らかになりました。これに対して、Cover Geniusの保険金請求後の顧客推奨度は+65と、外部機関による客観的な評価を受けた世界の保険会社の中で最高スコアを記録しました。
本調査では、顧客推奨度と保険金支払いに要する期間に関連性があることが示されました。この結果は、迅速な支払い、明確な契約内容、オンラインでの状況更新、オンラインでの申請、データの再入力の回避などを含め、適切な保険金支払いシステムがお客様の満足度向上につながることを示唆しています。
「お客様がデジタルファーストな体験を求めている今こそ、大手ブランドは組み込み性（エンベデッド）および親和性の高い商品でお客様を保護する必要があります。つまり満足度が高く、信頼できるブランドの保険を望むお客様が増えていく中、そうした未来に対応した商品を提供しなくてはならないのです」と前出の Chakraborty は語っています。
今回の調査は、過去に実施された2つの画期的な報告書に続くものです。両報告書は共通して、お客様がより優れた利便性を求めて、「取引の透明性が担保された銀行組み込み型（エンベデッド）の保険を強く求めていること」、また「お気に入りの小売店が保証や運送保険を優先順位の高い商品に合わせてカスタマイズし、安心感を獲得したいこと」を示していました。
「日本版：旅行業界の保険金支払いと組み込み（エンベデッド）型保険の提供に関する消費者向け調査」の全文レポートに関しては、こちらからダウンロードをお願いします。
https://campaigns.covergenius.com/embedded-insurance-travel-japan
Cover Geniusについて
Cover Genius（https://www.covergenius.com/）は、Booking.comやAgodaを所有するBooking Holdings、Intuit、Skyscanner、Ola、Descartes ShipRushなど、世界を代表するデジタル企業が抱えるグローバルなお客様に対し、組み込み型（エンベデッド）保険を提供するインシュアテック企業です。また同社の保険商品は、Amazon、Flipkart、eBay、Wayfair、Shopeeでもご利用いただけます。Cover Geniusのビジョンは、同社が提供するXCoverとXClaimを通じ、世界最大のオンライン企業のお客様を一人残らずお守りすることです。なおXCoverは受賞歴のあるグローバルな流通プラットフォームで、あらゆる種類の保険や保証を提供可能、またXClaimは承認された保険金請求の即時支払いを可能にするAPIで、保険事業者の中でも世界最高水準の顧客推奨度+65を誇ります。
またCover Geniusは、60以上の国と米国50州でライセンスを取得しており、パートナーと共同で組み込み型（エンベデッド）保険ソリューションを開発しています。
