世界初の空気圧駆動手術支援ロボットを開発するリバーフィールド株式会社に出資

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 坂本 信介)は、同社が運営するMUFGメディカルファンド(正式名称:三菱UFJライフサイエンス3号投資事業有限責任組合)より、世界初の空気圧駆動手術支援ロボットを開発するリバーフィールド株式会社(以下、リバーフィールド)に対し、2021年9月30日第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

  • ​空気圧駆動手術支援ロボット「Saroa」の開発

リバーフィールドは、東京工業大学の川嶋・只野研究室が長年、蓄積してきた研究成果をもとに、東京医科歯科大学と共同で空気圧駆動による手術支援ロボット「Saroa」の開発を行っています。「Saroa」は空気圧駆動の採用により既存の手術支援ロボットでは成し得なかった術者への力覚フィードバック機能を搭載し、術中の安全性を向上することが期待されています。
 

  • 出資背景

空気圧駆動型の手術支援ロボットは既存の電気駆動型ロボットに比して、コンパクト化・軽量化・製造コストの低減が期待されており、現在大学病院などの一部病院に限られて設置されていた手術支援ロボットをより多くの病院に導入することが可能となります。また、コンパクト化によりこれまでの手術支援ロボットでは不得手だった手術領域への利用も期待されます。

リバーフィールド株式会社 概要
会社名:リバーフィールド株式会社
所在地:東京都新宿区左門町20番地 四谷メディカルビル5F
代表者:只野 耕太郎
設立日:2014年5月20日
事業内容:手術支援ロボット等の医療機器研究開発および販売
URL:https://www.riverfieldinc.com/

三菱UFJキャピタル株式会社について

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。

ライフサイエンス分野においては、2009年のライフサイエンス室発足後、国内外のバイオベンチャーへの資金提供、経営支援を本格的に開始し、2017年にはライフサイエンス部を創設するとともに、当社初となる業種特化ファンドとして、三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合(100億円)を組成しました。2019年2月には三菱UFJライフサイエンス2号投資事業有限責任組合(100億円)を組成、2020年6月には新型コロナ感染症対策を含む、創薬・再生医療等を担うベンチャー企業を支援するMUFGメディカルファンド(100億円)を組成し、バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設立:1974年8月1日
URL:https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業

◆MUFGメディカルファンド(正式名称:三菱UFJライフサイエンス3号投資事業有限責任組合)について
投資対象:
-医薬品(創薬型・創薬基盤技術特化型)※ 製薬会社起点や国内アカデミア創薬への投資活動に注力
-再生医療製品
-医療機器等
-診断薬・診断機器
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2020年6月22日
ファンド総額:100億円

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