世界銀行が発行するグリーンボンドを引受 複数の本邦生命保険会社が共同で投資

Citigroupのプレスリリース

​シティグループ証券株式会社は、世界銀行(正式名称: 国際復興開発銀行(IBRD)、ムーディーズ: Aaa、スタンダード&プアーズ: AAA)が本邦生命保険会社向けに発行する総額2億7400万豪ドル建て、及び2億4100万ニュージーランド・ドル建て(総額408億円相当)のグリーンボンド発行において取扱証券会社に指名されました(引受証券会社はシティグループ・グローバル・マーケッツ・リミテッド)。

本件は、2021年11月開催予のCOP26を前に(気候変動対策に向けた)機運が高まる中、開発途上国の気候変動対策並びに気候変動ファイナンスおける国際開発金融機関の重要な取組みを支援するために、複数の本邦生命保険会社が共同で投資するものです。

世界銀行のグリーンボンドは、開発途上国の低炭素化と気候変動に対する強靭性を高めるための特定の基準を満たす開発プロジェクトへの融資資金として活用され、気候変動の進行の「緩和」または気候変動の影響に対して人々が「適応」できるよう支援しています。世界銀行のグリーンボンドの対象となるプロジェクトには、再生可能エネルギーの導入、エネルギー効率化、廃棄物処理や農業への温室効果ガス排出を削減する新技術の導入等、低炭素社会への移行を進めるための取組みが含まれています。同じく対象となる森林管理や河川流域管理などのプロジェクトでは、温暖化により増発する洪水の被害を抑え、災害に対する備えを強化しています。

シティグループ証券市場営業本部長の松本圭太は次のように述べています。「COP26を前に気候変動対策への国際的な機運が高まっている中での世界銀行のグリーンボンドへの本邦機関投資家による協働投資は、日本の官民セクターによる開発途上国支援を更に後押しするものと確信しています。シティグループは低炭素経済への移行を目的とした環境ファイナンスを2030年までに5,000億米ドル実施することをコミットしており、今後も世界銀行や本邦機関投資家などの重要なステークホルダーと連携し環境ファイナンスを推進していきます」

シティは、20年以上にわたりサステナビリティに取り組んでおり、1997年に国連環境計画の金融イニシアティブに参加以後、業界内外の取り組みに参画しています。2019年には、世界で初めてサステナビリティ・ボンドの発行を手掛け、こうした実績を本債券のアレンジに活かしています。シティは2030年までに総額1兆ドルのサステナブル・ファイナンスの実行および支援を表明しており、本債券のアレンジを含め、金融の側面から持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

発行概要 

発行体:   世界銀行(正式名称: 国際復興開発銀行(IBRD))
格付け:   Aaa /AAA (Moody’s/S&P)※全て無登録格付
発行額:   AUD 274,000,000          NZD 241,000,000
決済日:   2021年9月30日              2021年9月30日
償還日:   2036年9月30日              2036年9月30日
発行価格:100%                            100%
利率:       1.780%                         2.410%
取扱証券会社: シティグループ証券株式会社
(引受証券会社はシティグループ・グローバル・マーケッツ・リミテッド)

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