株式会社ふくおかフィナンシャルグループのプレスリリース
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役会長兼社長 柴戸 隆成、以下「FFG」)は、人工知能「AI」を活用した「AI-OCRエンジン(OCR:光学的文字認識)」と、ソフトウェア型ロボット「RPA」を組み合わせることで、帳票に記載された文字(手書き含む)のデータ化業務を飛躍的に効率化する技術を実用化しましたので、お知らせいたします。
お客様から銀行窓口で受け付ける振込依頼書については、これまでもOCRシステムを活用して事務効率化を図ってきましたが、ヒトが必ず介在するシステムであり、自動処理はできませんでした。
今般FFGは、既存の為替システムから連携された振込依頼書を、「2つ以上のAI-OCRソフトウェアで記入内容を判定・データ化」し、「RPAでデータベース連携・自動入力」することにより、帳票の自動認識処理・ヒトの補正時間の極小化が可能となる技術を実用化しました。 ※ 特許公開:特開2019-204417
今後は、本技術を他業務にも応用し、更なる業務効率化を図ってまいります。また、本技術については、他の金融機関との提携や導入支援も検討していきます。
なお、2021年10月に開催されるニッキン主催の「金融国際情報技術展(FIT2021)」にて、本事例の紹介を予定しております。 ※FIT2021についての詳細は次のサイトで公開 ⇒ https://fit.nikkin.co.jp/seminar/1/2872
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