渋谷発のクリエイティブコンペティション『NOVUS FUTURE DESIGN AWARD』にて石塚 勢二氏の「IMA-IZA MAP」を「こくみん共済 coop 賞」に選定しました。

こくみん共済 coop〈全労済〉のプレスリリース

こくみん共済 coop〈全労済〉(全国労働者共済生活協同組合連合会 代表理事理事長:廣田 政巳)は、新しい発想や視点で社会をよりよい方向へ導く企画やクリエイティブアクションを表彰するプロジェクト「NOVUS FUTURE DESIGN AWARD(ノウスフューチャーデザインアワード)」において石塚 勢二氏の「IMA-IZA MAP」を「こくみん共済 coop 賞」に選定しました。

 本アワードは、一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹)が2020年11月に実施した『SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA(ソーシャルイノベーションウィークシブヤ)』(以下SIW)のプロジェクトの一環であり、当会は防災・減災の普及とネットワークづくりを推進すべく立ち上げた「これからの防災・減災プロジェクト」における「もしもプロジェクト渋谷」の取り組みの一つとしてSIWに協賛しております。

【こくみん共済 coop 賞 受賞作】
「IMA-IZA MAP」(石塚  勢二氏)
 フードデリバリーサービスのフード注文完了画面に避難場所マップを表示させることにより、注文者がフード到着までの待ち時間を利用して自宅周辺の避難場所等を確認できるアイデア。

<選定における視点>
 若年層の避難場所認知率5割という防災・減災意識の低さ、自治体の各種避難場所マップの確認しにくさという課題がある中、コロナ禍に市場規模が拡大している「フードデリバリーサービス」に着目しており、日常的に使用するサービスから防災・減災意識を高め、大規模災害への備えを促進するきっかけとなるアイデアであり、実効性・参加性が高い点から選定しました。
 

(右)石塚 勢二氏
(左)こくみん共済 coop 﨑田専務理事

■今後の取り組みについて
 受賞作は、今後、実現に向けてSIWなどでの社会実装を試み、よりよい社会創りに寄与できるよう取り組んでまいります。

【NOVUS FUTURE DESIGN AWARDについて】
社会をよりよい方向に導くアイデアを表彰する渋谷発のクリエイティブコンペティション。渋谷区やスポンサー企業とともに、実現に向けて動く実践型アワードです。応募資格はありません。誰でも自由に参加が可能です。都市や社会を変革し、未来を生みだしていく人材、アイデア、クリエイションを表彰。コミュニケーションやデザインだけでなく、テクノロジーやサービス、研究、コンテンツも含みます。
HP: https://novus-award.com/

【一般社団法人渋谷未来デザインについて】
渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。
HP: https://www.fds.or.jp/

【もしもプロジェクト渋谷について】
渋谷区で防災・減災の普及啓発活動を目的に、こくみん共済 coop、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会の3 団体が主催し、渋谷区の後援を受けて実施しています。本プロジェクトは、暮らす人、働く人、遊ぶ人など、多様な人が集う渋谷を舞台に、一人一人が「もしも」の日のために何ができるかを考え、備えることで、レジリエントな街づくりをめざす取り組みです

<こくみん共済coop>
全国労働者共済生活協同組合連合会。
たすけあいの生協として1957年9月に誕生。「共済」とは「みんなでたすけあうことで、誰かの万一に備える」という仕組みです。少子高齢社会や大規模災害の発生など、私たちを取り巻く環境が大きく変化しているなか、こくみん共済 coop は、「たすけあい」の考え方や仕組みを通じて「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」にむけ、皆さまと共に歩み続けます。

  • こくみん共済 coop が進める 「これからの防災・減災プロジェクト」

■「これからの防災・減災プロジェクト」とは?
 当会は、1954年に大阪で火災共済事業を開始以来、新潟大火や阪神淡路大震災、東日本大震災など、多くの災害と向き合ってきました。被災者への共済金・見舞金のお支払いのみならず、「被災者生活再建支援法の成立に向けた国民運動の展開」「自然災害共済の制度実施」「復興支援活動」「防災・減災の普及啓発」など、公助・共助・自助だけでなく、災害という「もしも」の前後までを含めた取り組みへと拡大させながら、組合員一人一人の暮らしを支えてきました。
 東日本大震災から10年。これまでの災害対応の中で得た教訓と経験をもとに、さらなる防災・減災の普及と、安心のセーフティーネットワークづくりを進めていくため、「これからの防災・減災プロジェクト」をスタートしました。
 このプロジェクトでは、災害への備えを「もしもの前」「もしもの備え」「もしもの後」の3つのフェーズで捉え、「もしもの前」では防災・減災の普及啓発、「もしもの備え」では共済の普及促進と災害時の迅速な対応、「もしもの後」では復旧・復興・生活再建に向けた取り組みなどを、自助・共助・公助の観点で強化しています。
 この取り組みは、2021年をスタートとした中期的プロジェクトとして位置付け、改善を繰り返しながら発展させていきます。

<コンセプト>

<取り組みの意義>
 日本は災害大国といわれ、台風や地震、水害等、さまざまな自然災害の影響を受けてきました。
大規模災害は、一瞬で多くの人々の暮らしを奪い、地域社会に大きなダメージを与え、その後の復旧・復興には、多くの時間と労力を要します。
 今、大規模自然災害が常態化し、近い将来、「首都直下地震」「東南海地震」「南海トラフ地震」など、甚大な被害をもたらす災害の発生が危惧されています。
 このような状況に直面したとき、これから私たちが迎える社会では、公助だけでは対応することが難しく、地域社会全体、地域に暮らす一人一人が、災害への対応力を高めることにより、レジリエンス(復元力)の高い社会を構築していくことが求められています。
 創立以来、さまざまな災害に向き合ってきた当会として、これからも組合員の命と暮らし、そして地域社会を守っていくため、本プロジェクトに取り組みます。

■防災・減災特設ページ  https://www.zenrosai.coop/bousai-gensai.html
 防災・減災に関する当会の取り組みや、「地盤診断サービス」「親子で学べる防災クイズ」など、お役立ちコンテンツをお届けしています。ぜひご覧ください。

 

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