男性会社員のお小遣い額は昨年比微減の38,710円、女性会社員は微増の34,398円-「2021年サラリーマンのお小遣い調査」結果について

株式会社新生銀行のプレスリリース

新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2021年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめました。

「2021年サラリーマンのお小遣い調査」結果の主なポイント

  • 男性会社員の毎月の平均お小遣い額は38,710円と、前年より709円減少。2010年以降、金額で大きな変化は見られない。女性会社員の毎月の平均お小遣い額は34,398円と、前年より544円増加するも2015年からほぼ横ばい。
  • 男性会社員の昼食代は649円(前年比64円増加)、女性会社員は590円(同、7円増)。
  • 男性会社員の1ヵ月の外での飲み代は13,229円(同、1,609円増)、女性会社員は9,707円(同、1,252円増)と、男女ともに昨年から増加。特に、男女とも30代で大幅に増える結果に。
  • 新型コロナウイルスの影響で男女ともに約半数で働き方に変化があり、具体的には「残業が減った」「テレワークで働くようになった」が上位となる。同様に、新型コロナウイルスが支出項目にも影響し、男女とも「水道光熱費」が増え、「旅行代」が減る結果に。テレワークの浸透や外出自粛が特定の支出項目に影響を与える結果となった。

【男性会社員のお小遣い額は前年比微減、女性会社員は2年連続で増加ながらも大きな変化はなく横ばいの状況が続く】
男性会社員の月額平均お小遣い額は38,710円と前年比709円の減少となりました。近年の男性会社員のお小遣い額の推移は増加と減少を1年ごとに繰り返し、金額で大きな変化は見られません。年代別では、20代・30代で増加し、40代・50代は減少するなど、世代間で差が出る結果となりました。この1年間のお小遣い額の変化では、変化があった方は「アップした」が6.4%(昨年は7.0%)、「ダウンした」が13.3%(同、8.5%)と、ダウンした方の割合が昨年よりも多い結果となりました。
一方、女性会社員のお小遣い額は、昨年より544円上昇し、34,398円となりました。2019年から2年連続で増加していますが、増減幅は男性会社員よりも小さく、2015年からほぼ横ばいの状況が続いています。年代別では、20代で減少したものの、30代・40代で増加しました。

【昼食代は、男性会社員・女性会社員ともにやや増加】
男性会社員の1日の昼食代は、昨年の585円から64円増加し、649円となりました。これは2年連続の増加で、直近10年で最高値となりました。年代別では、20代で100円以上の大幅な増加が見られました。
女性会社員の1日の昼食代は、昨年の583円から7円増加し、590円となりました。男性会社員同様、2年連続の増加となりましたが、2017年以降増減の幅は10円以内に留まり、大きな変化は見られません。
男性・女性会社員ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で3割強、女性で約半数を占める結果となりました。

【男性・女性会社員ともに1ヵ月の外での飲み代は増加】
男性会社員の1回あたりの外での飲み代は6,159円、1回あたりの飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比1,609円と大幅に増え、13,229円となりました。女性会社員の1回の外での飲み代は5,357円、1ヵ月の飲み代は前年比1,252円増加の9,707円と大幅な増加に転じました。新型コロナウイルスの影響のためか、男性・女性ともに外で飲む回数は減ったものの、自宅で飲む回数が増える結果も見えました。

【働き方の変化の有無は、「変化があった」が男性会社員で52.8%、女性会社員で46.3%となった。男性・女性会社員ともに、働き方の変化の内容は「残業が減った」、「テレワークで働くようになった」が上位に】
新型コロナウイルスの影響により「職場で働き方に変化があった」と回答する割合は、男性会社員、女性会社員ともに約半数を占めました。働き方改革の内容は、「残業が減った」「テレワークで働くようになった」が上位となり、従業員規模が大きいほどスコアが高くなる傾向が見られました。

 本調査の詳しい調査結果については、以下サイトの「2021年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」をご参照ください。
https://pdf.irpocket.com/C8303/ZhsL/tPIf/MG2a.pdf

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