~ 持続可能な地域社会の実現に向けた取組み ~

株式会社ふくおかフィナンシャルグループのプレスリリース

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役会長兼社長 柴戸 隆成、以下「FFG」)は、SDGs支援子会社「株式会社 サステナブルスケール」を設立することについて決定いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

  • 背景・目的

未曾有の事態を引き起こしているコロナ禍は新たな社会課題を顕在化させ、企業戦略における価値観を激変させるきっかけとなりました。それは、地域社会においても同様で、人口減少や少子高齢化といった課題が山積する中、地域社会の持続的な成長に向けて、サステナビリティの考えやSDGs取組みの必要性がますます高まっています。

そのような環境下、FFGは2020年8月にサステナビリティ方針を掲げ、優先的に取組む7つのSDGs重点項目を設定しています。今回の取組みは、その中の一つである「地域経済の健全な成長」に貢献するものです。

SDGsの取組みを推進し加速させていくためには、地域社会・企業が当事者として課題意識を持って取組むことが必要です。その中で、地域経済において業種・地域横断的にSDGsの取組みを推進できる重要な立場にある地域金融機関が、SDGsの取組みを通して持続的に成長する地域社会と、それを支える企業の創出・成長を促す“架け橋”となることが重要と考え、今回のSDGs支援子会社の設立に至りました。

SDGs支援子会社では、SDGsの評価方法として国連で評価されている「新国富指標」研究における世界的な第一人者である九州大学主幹教授の馬奈木俊介氏を迎え、SDGs評価における新しい“ものさし”により、SDGsの取組みを適切に評価し定量的に見える化・周知していくことで、地域社会・企業の持続可能性を重視した経営の転換、いわゆる「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」の実現に向けた取組みを推進してまいります。

  • 設立する子会社の概要

1.商号        株式会社サステナブルスケール
2.本社所在地     福岡市中央区天神2丁目13-1
3.代表者名      藤善 匡
4.事業内容      SDGsの普及、評価・分析、コンサルティング
5.設立年月日     2021年4月1日(予定)
6.資本金       3億円
7.株主        当社(持株比率100%)

  • 業績への影響

本件による当社連結業績に与える影響は軽微です。 

<参考資料>
FFGの “サステナビリティ方針” と “SDGs重点項目”

FFGは、 地域の持続的な発展に向け、グループ経営理念に基づく事業活動を通じて、地域が抱える社会課題、環境課題の解決に取り組んでいます。

FFGのこのような事業活動の取り組みは、世界的に関心が高まっている、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)と考え方を同じくするものであり、SDGsに対する基本的な方針として「サステナビリティ方針」を制定し、事業活動との一体性を高めることで、持続可能な地域社会の実現(サステナビリティ)を目指しています。

(1)サステナビリティ方針

(2)SDGs重点項目

FFGの事業領域とSDGsの領域との親和性の高さや、ステークホルダーからの意見なども踏まえ、優先して取り組むべき重点項目を設定しています。
今後も、地域金融グループとしての役割や特性を活かして、地域の社会課題や環境課題の解決に資する取り組みを推進し、持続可能な地域社会の実現を目指していくとともに、SDGs達成に貢献してまいります。


 

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