P2P互助プラットフォームの Frich、ICJ(インクルージョン・ジャパン)2号ファンド等から1.2億円の資⾦調達を実施

Frich株式会社のプレスリリース

日本初*のP2P 互助プラットフォームの開発を進めている Frich 株式会社 (東京都千代田区、代表取締役 CEO 富永 源太郎)は、インクルージョン・ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役 服部 結花)の運営するICJ2号ファンドへの第三者割当増資とデットによる調達で合計1.2億円の資⾦調達を完了したことをお知らせします。
*FrichのP2P互助プラットフォームは、規制のサンドボックス制度下において、日本初の法の特例措置を講じたうえで実証実験を行っています。

 

蓄積されたInsurTechのノウハウで「P2P保険」をブレイクさせる
 
インクルージョン・ジャパン(ICJ)は、Fintechを中心とした事業開発に強みをもつVCであり、特に代表取締役の服部氏はリクルート事業開発室にて生命保険事業の立ちげを、取締役の吉沢氏は、日本のInsurTechのフロントランナーであるライフネット生命で立ち上げ当初から事業開発を担った経験をもち、InsurTech事業開発に関する具体的な知見に優れています。
世界ではP2P保険のLemonade、衆安保険に代表される数多くのInsurTech企業が大きな成長を見せ、上場企業も続々と出てきています。かたや世界第3位の保険大国日本といえば、ライフネット生命の上場以降、そもそもInsurTechスタートアップは数えるほどしかなく、未だ黎明期であり、カンブリア爆発前の大きな可能性を秘めた状況にあります。 
Frichは、今回の資金調達により、ICJがもつInsurTechの高度なノウハウや経験を取り込み、今まで着実に積み重ねてきたP2P互助プラットフォームのノウハウをもとに、事業開発のギアを一段入れかえ、スピードを飛躍的に向上させていく予定です。

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  •  第三者割当増資先(ICJ2号ファンド投資事業有限責任組合) 

 

〇ファンド名:ICJ2号ファンド投資事業有限責任組合
〇概要:レオス・キャピタルワークス株式会社(代表取締役会長兼社長:藤野英人)を適格機関投資家としたファンド。100億円規模で現在組成中。

 

  • インクルージョン・ジャパン(ICJ)株式会社 概要

ICJは、事業会社にて事業立ち上げ経験のあるメンバーが、投資先のハンズオン支援に加えて、大企業のコンサルティングも実施する、日本でも類を見ないベンチャー・キャピタルです。事業立ち上げから経営支援、人事管理、クリエーティブ表現までを一貫して提供できる体制を整えており、月面資源探索ベンチャー「ispace」やスキルマーケット「coconala」などの投資実績を有しています。

〇設立:2011年11月11日

〇代表:代表取締役 服部 結花
〇所在地:東京都品川区西五反田1-11-1 アイオス五反田駅前ビル903  
〇URL:https://inclusionjapan.com/

 

  • Frich 株式会社 代表取締役 CEO 富永 源太郎からのコメント

ICJは、日本のVCの中でもInsurTechに対して優れた知見と経験をもつ数少ないVCです。
「P2P保険」は、すべてが手探りでした。それを関係者にサポートしてもらいつつ、なんとかサンドボックス制度下での実証という形まで昇華させることに成功しました。まさに試行錯誤の繰り返しの中で創り上げられてきたスキームです。
今回、卓越した知見をもつICJを株主としてお迎えし、Frichに先達の知恵を吹き込んでいただきます。今後、事業開発のスピードと精度は飛躍的に高まると確信しています。
 

  • Frich株式会社 会社概要

〇設⽴:2018 年 1 ⽉
〇代表:代表取締役 CEO:富永 源太郎
〇所在地:東京都千代田区神田五神保町2-2-24 阿久澤ビル2階
〇事業内容:P2P 互助プラットフォームの運営等
〇URL:https://frich.co.jp/

 

  • P2P互助プラットフォーム Frich 概要

友だち同士が特定のリスクに備えてグループを形成してお金を拠出し、万一アクシデントが発生した時には、そのお金をもとに、アクシデントに遭った友だちにお金を支払う仕組みです。

日本に昔からある助け合いの仕組みそのものなので「保険の原点」だったり、ITと掛け合わせることで実現した仕組みなので「保険のシェアリングエコノミー版」などと言われます。
友だち同士がグループをつくることで”今までにない保険体験”ができるのは、Frich最大の特徴です。

<Frichの特徴>

1)今までにない補償
例えば、中国で大流行した、自己都合で返品した場合の送料を補償する「返品送料共済」。
月額100円で送料が最大1,000円まで補償され、しかも回数は無制限です。
2)手続きはスマホ完結型
月額の支払いやお金の受け取りは、もちろんスマホで。面倒な書類の取り寄せ等は不要です。
3)あんしんの月ぎめ契約
契約は月ぎめです。「年間契約でやめたくてもやめにくい」という心理的負担が少ないです。
4)お金の使途が透明
支払ったお金が何に使われるか公開されています。なお、Frichの手数料は掛金に対して20%です。
5)友だちとグループをつくると、割引のチャンスあり
一定数の友だちとグループをつくり、アクシデントが無ければ、翌月の支払いが50%割引になります。
(月額100円→月額50円、月額300円→月額150円となります)

 *詳しくはこちらをご覧ください。
  ▼ P2P互助プラットフォーム Frich (https://frich.jp/

  ▼ ご利用ガイド(https://note.com/frich_gojo/m/mb18632edb18a

 

  •  Frich株式会社のこれまでの主な取組み

2018年1月:創業
2019年1月:VOYAGE VENTURES等を引受先とする第三者割当増資を実施
2019年3月:永久不滅ポイントで保険料支払いができる弁護士費用保険の販売開始
2019年9月:世界最大級のアクセラレータ兼ベンチャーキャピタルPlug and Play Japanから日本初の資金調達
2020年1月:東京金融賞 金融イノベーション部門で第1位受賞
2020年4月:規制のサンドボックス制度下で日本初の特例措置つきでの実証開始
2020年7月:横浜クリエーションスクラム助成事業で採択
2020年8月:神戸新聞社主催(神戸市共催) アンカー神戸実証プロジェクトに参加
2020年11月:仙台市×01Booster「東北グロースアクセラレーター2020」採択

2021年3月:fanport と WonderFLY – ANA Crowdfunding – とのタイアップ企画開始
 

  • 既存投資家​

世界最大級のアクセラレータ兼ベンチャーキャピタル
Plug and play japan
http://japan.plugandplaytechcenter.com/investments/
 

株式会社CARTA HOLDINGSの投資会社
株式会社VOYAGE VENTURES
https://voyage-ventures.com/
 

災害に強いムービングハウス(移動式木造住宅)を提供する建築資材のサプライヤー
株式会社吉銘
           https://www.yoshimei.co.jp/

その他、エンジェル投資家、経営株主など。

 

  • サービスラインナップ

「保険でない、次世代型のセーフティーネット」をテーマとした事業開発に取り組んでいます。

 [ Frich ] 日本初のP2P互助プラットフォーム https://frich.jp/
 保険数理の関係で保険に加入出来ない、割高な保険料を支払っている方々をターゲットとした、新しい助け合いの仕組み。また、返品送料共済など、今までにない新たな取組みについても積極的にチャレンジ中。

 [ Frich for Business ] 保険・共済分野のDX推進のためのSaaS https://frich.co.jp/lp/business/
 Frichのノウハウをもとに開発された、既存の助け合いの仕組みをDX化するためのSaaS。紙ベースのアナログ管理と、会計系システムと連携した高度なシステム管理との間で、コストパフォーマンスに優れた”丁度いいサービス”として展開中。

[ fanport ] 好きなまち、好きなお店を「先払い」で支援 https://fanport.jp/

 コロナ禍で大きな影響を受けている事業者さまをサポートするための購入型クラウドファンディングスキーム。

 地方自治体や航空会社、料飲メーカーなどと積極的に連携。

 

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