事故防止・損害軽減等のためのレポートの公表 ~衝突被害軽減ブレーキ(AEB)の効果と事故防止上の注意点~

損害保険料率算出機構のプレスリリース

 損害保険料率算出機構【略称:損保料率機構、理事長:浦川道太郎】では、コネクテッドカー・自動運転車の普及を想定した対応として、自動車関連データのプラットフォーム構築に向けたシステム基盤の整備等を行っており、あわせて関連情報の発信も行っています。
 この取り組みの一環として、「衝突被害軽減ブレーキ(AEB)の効果と事故防止上の注意点」を当機構ウェブサイトに公表しましたので、ご案内いたします。
URL: https://www.giroj.or.jp/publication/accident_prevention_report/autonomous_car_2020.html

 AEBとは、先行車や前方の障害物を検知し、追突・衝突が避けられないと判断した場合は、運転者の代わりにブレーキ制御等を行う運転支援装置です。
 国内では2021年以降、新たに生産される自動車にはAEBの搭載が義務付けられるなど、その普及が進み、自動車事故の減少が期待されます。その一方で、AEB搭載車両であっても事故が発生している点に留意が必要です。

 本レポートは、AEBの事故低減効果などのメリットについて確認したうえで、AEB搭載車両による事故の事例と事故を防ぐための注意点について紹介しています。

                   ( 目 次 )
1.はじめに
2.AEBのメリット
(1)AEBの事故低減効果
(2)AEBと自動車保険の保険料
(3)AEBのその他の効果
3.AEB搭載車両による事故防止上の注意点
(1)AEB搭載車両による事故の状況
(2)AEB搭載車両を運転する際の注意点
4.まとめ

 
当機構では、今後も消費者の皆さまに向けた事故防止・損害軽減等のためのわかりやすい情報発信を行っていきます。

 

  • 事故防止・損害軽減等のためのレポート​

 自然災害や日常生活等の身近なリスクについて、統計データ等も示しつつ、消費者の皆さまに向けた事故防止・損害軽減等のためのわかりやすい情報発信を行っていきます。
https://www.giroj.or.jp/publication/accident_prevention_report/

【関連レポート】自動運転における損害賠償責任と保険
 自動運転とは何か、自動運転による事故が発生した場合の責任の所在と損害を補償する保険について、現状と今後の課題を紹介。
URL:https://www.giroj.or.jp/publication/accident_prevention_report/autonomous_car.html

◆損害保険料率算出機構とは
 損害保険料率算出団体に関する法律(料団法)に基づいて設立された団体であり、損害保険会社を会員とする組織です。
 「損害保険業の健全な発達と保険契約者等の利益の保護」という社会的使命を果たすため、主に以下の3つの業務に取り組んでいます。
 ・保険料率の算出・提供
 ・自賠責保険(共済)の損害調査
 ・データバンク

本件のお問い合わせ先
損害保険料率算出機構
総合企画部広報グループ(担当:姫川、嶋田)
電子メールアドレス:contact@giroj.or.jp
URL:https://www.giroj.or.jp/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。