Coinotaku OÜのプレスリリース
2019年3月、COIN OTAKUはBQT Technologiesとのメディアパートナーシップをを締結しました。
今後、COIN OTAKUは、BQT Technologiesのメディアパートナーとして、プロモーション活動をサポートして参ります。
COIN OTAKUは、世界中のブロックチェーン及び仮想通貨に関係するプロジェクトのメディアパートナーです。
国内外のWEBサイト、SNS、雑誌やTVなど各種媒体、イベント開催などCOIN OTAKUが持つ様々なチャネルの提供や企画を通じ、100社以上のプロモーション活動をサポートしています。
今回のパートナー契約にあたっては、メディアを通じたプロジェクト紹介、日本国内の活動におけるプロモーション及び技術サポート等の活動をしてまいります。
そしてこの度、コインオタクCEO伊藤とBQT Technologies,CEOのエドワード・マンデル氏との特別対談が実現いたしました。
1.BQT取引所について
公式HP:https://bqt.io/j/
暗号資産の取引所は世界中で214もあります。これはコインマーケットキャップに登録されているものであり、実際にはかなりの数が存在するはずです。取引所は年々増加しているにもかかわらず、その中身は似通ったものも多いです。現在の市場では他社と差別化でき、多くのユーザーを集められる取引所のみが生き残っていくでしょう。
取引所が差別化している要因は例えば以下のようなものです。
・取り扱う暗号資産の種類
・両替のできる法定通貨の種類
・中央集権型or分散型(DEX)
・セキュリティ
・取引所専用トークンの価値
・決済機能
・ヘッジ取引
・FX機能
BQT取引所が他社と差別化できている要因はFX、ヘッジ取引をP2Pでできるという点です。
暗号資産FXができる取引所として有名なのは、BitMEXやGMOコインなどですが、P2Pでヘッジ取引ができる取引所はおそらく初めてでしょう。
しかし、このような特徴がないと現在の暗号資産取引所の市場では生き残っていけないのです。BQT取引所はトレーダーが自らヘッジ取引をできることにニーズがあると考えています。
2.BQT Technologies,CEOエドワードマンデル氏との特別対談
※コラボレーションメディア:BLOCK CLIP( https://block-clip.com/ )
この度、コインオタクCEO伊藤とBQT Technologies CEOエドワード・マンデル氏との特別対談の実現にあたり、様々な質問にお答えいただきました。
暗号資産業界で増加し続ける取引所のなかで、BQT取引所はこの市場をどのように捉えているのか注目です。
(1) BQT取引所、設立の背景とは
コインオタク伊藤:はじめにBQTを設立したきっかけや背景をお聞かせください。
BQTマンデル氏:トレーダーが自ら、金融商品やヘッジファンドなどの資産を生み出す商品を運用することが、市場に大きなニーズがあると判断しました。これが約2年前のことです。
誰かが金融商品を作り上げるのではなく、トレーダー自らが資産を生み出せるものです。まず我々は最初に戦略を練りはじめ、プロジェクトを中心に非常に面白いチームを作り、洗練されたプロジェクトにしました。
プロジェクトは、ヘッジという本来のコンセプトから生まれたものです。そしてヘッジ本来の概念に加え、レバレッジCFDタイプの証券を追加し、トレードしていくというものです。
そしてすべての売買は既存のFXプラットフォーム上で行います。
*CFDとは
Contract For Differenceの略称です。日本語では、差金決済取引といいます。現物の受け渡しをしないで、売買の差額だけを決済する取引のことです。
(2) BQT取引所の特徴、2つのシンプルな構成
コインオタク伊藤:BQT取引所の特徴や他にはない強みを教えてください。
BQTマンデル氏:取引所の機能はとてもシンプルで、大きく2つの構成です。
まず、一つめはヘッジです。ビットコインを使って他の仮想通貨を買いたい場合、ビットコインを売るか、あるいはP2Pでビットコインをトレードしないといけません。我々のサービスには、そういった従来のやり方とは異なる仕組みがあります。
例えば、30日間でイーサリアムを得るために「プレミアム」を公表することができます。そして、30日間で2種類の暗号資産を保持することができ、P2Pトレードが相対するようにできています。同時にレバレッジ側については、我々のシステムはFXやCFDを元に作られているので、さらにシンプルで信頼性の高いものとなっています。
二つめは、多様な種類の暗号資産をトレードできるように37組をすでにリリースしています。どんな暗号資産ペアに対してもレバレッジ取引を行うことができます。
日本円や米ドル、シンガポールドルなどのフィアット通貨も用いることができます。例えば、BTC/YEN、ETH/YENなどです。トレーダーが外貨市場取引でやっていることを暗号資産で作り上げました。
(3) BQT取引所の開発状況
コインオタク伊藤:それでは、現在の進捗をはどのようになっていますか。
BQTマンデル氏:今年3月にベータ版をリリースする予定です。
取引所は約2年前から開発を続けています。今年3月には最後のステージ入り、我々のロードマップでは、ベータ版のP2Pヘッジとレバレッジソリューション取引所をリリースする予定です。
最近では、アルファ版をリリースしまして、実際に皆さんホワイトリスティングを行っています。
*ホワイトリスティングとは
限られた機能しか使えない状態です。
3月からベータ版のリリースになるので、その後随時利用できる機能が増えていきます。
(4) BQT取引所のプロジェクトメンバーはスター揃い
コインオタク伊藤:プロジェクトのチームメンバーの強みをお聞かせください。
BQTマンデル氏:チームメンバーはこの業界のスーパースターを集めました。
最高の技術があったとしても、プロジェクトに対して関心をもたないメンバーがいたら成長することはできません。実際ほとんどのメンバーがプロジェクトに投資しています。チーム全体がプロジェクトに関心を持つのは非常に大切だと考えています。
今日一緒にいるルカ・コッタのような優秀なチームメンバーもいます。ルカはICO Benchのナンバーワンであり、LNDやBinnanceなどの最先端の複数のトークンプロジェクトの共同創設者でもあります。我々のチームにはルカのようなメンバーが多くいます。チームメンバーはこの業界においてスーパースターと言えるでしょう。
(5) BQT取引所マンデル氏が考えるハッキングの問題
コインオタク伊藤:日本では取引所のハッキングが話題になりました。その問題についてはどうお考えでしょうか。
BQTマンデル氏:業界の早いスピードにセキュリティが対応しきれていなかったと考えています。
大きなプロジェクトでは、もちろんエンジニアのネットワークのプロジェクトも優れており、莫大なエネルギーを注いでいて非常に面白いプロジェクトでもあり、またイノベーションにも優れているものがあります。しかし、セキュリティーに関して見落としている部分が非常に多く見られました。
日本での大きなカンファレンスに参加してきた経験からこのように考えています。
BQTプロジェクトはセキュリティチェックを重視しており、スマートフォンのようなデバイスからも流れを再度チェックしています。
また暗号資産業界も加速してきたので、日本人の精密に行うというメンタリティにサービスがついていけないという部分もあると思います。今のサービスではサービス自体が先走り、あとで直そうという姿勢が見られます。しかし、日本の従来の仕事の仕方は、物事を遂行する前にしっかり分析し、その後に合意したうえで行っていくというやり方です。
細かい調整などは後でもできますが、あまりにも業界の動きが早いので、ハッキングに対応しきれていないという状態だと言えるでしょう。
(6) BQT取引所とDEXの市場について
コインオタク伊藤:今後、取引所のサービスとしてDEXが出てくると思います。DEXの市場についてはどういう印象をお持ちですか。
BQTマンデル氏:取引所は中央集権型から分散型の取引所へとどんどん移行していくでしょう。
今日、中央集権型の取引所というのは数多く見られます。非常に質のいい取引所がたくさんありますし、大きな成功例です。
しかし、ブロックチェーンを使った分散型の環境では、OTC取引市場が非常に早いスピードで成長しています。
さらに市場は分散型へ移っているのが現状です。そして、トレーダーは商品を自由に取引できるようになり、ペアトレードも自由に選べるようになりました。このように市場は変化していくと考えています。
チャートを見てもトレードは分散型へどんどん移動していますし、トレードだけでなく、ブロックチェーンのプロジェクトも分散型へと移動しています。
取引所に関しては、中央集権型よりも分散型の取引所のほうがより良いと断定して言える日が来ると考えています。というのもトレーダーが全ての人とつながることで、トレーダーはそれを考慮して相対してトレードを行わないといけません。
よって集中型の取引所は調整をせざるをえないと言えるでしょう。
*ペアトレードとは
ペアトレードは、常に二つの銘柄をセットで売買します。片方を「買い」もう片方を「空売り」しておくことで相場全体の動向にかかわらず、利益の追求を目指します。
出典:マネックス証券
(7) BQT取引所マンデル氏から見る日本の市場
コインオタク伊藤:暗号資産市場において、日本をどのように捉えていますか。
BQTマンデル氏:日本はイノベーションという点では最先端をリードしていると思います。
日本での仮想通貨関連のカンファレンスを訪れるたびに思うのですが、大きなイノベーションをリードしている企業が日本にはたくさんいます。ブロックチェーン技術に対しても問題解決へ積極的に取り入れようとしているのが見受けられます。
ヨーロッパがイノベーションという意味で最初にリードしていたものが、どんどんアジアへ移り、アジア全体がリードしてきているように思います。アジアの中でも特に日本はイノベーションという意味で最先端をリードし、これからも続くのではないでしょうか。
(8) BQT取引所がこの市場で生き残るには
コインオタク伊藤:2019年、多くの取引所が参入していますが、どんな取引所が生き残るとお考えですか。
BQTマンデル氏:トレーダー、カスタマーをケアすることができる取引所だと思います。
トレーダーをケアすることができる取引所、つまりトレードする可能性を上げ、さらに相互に影響しあい、教育できることが生き残りに繋がり、利益を上げ成功することができると思っています。世界には何十億といった人たちがいますが、その中で1%の人も暗号資産がどんなものか理解していません。しかし、今日の取引所は自分たちの取引量を増やすことしか考えていません。
BQT取引所を通じてトレードの教育をしていき、勝てるトレーダーや新規のトレーダーを増やすことに成功の鍵があると考えられます。
(9) BQT取引所 マンデル氏から日本のユーザーへひとこと
コインオタク伊藤:最後に、日本のユーザーへひとことお願いします。
BQTマンデル氏:多くのトレーダーの方に使っていただくことを楽しみにしています。
ユーザーの方々が使いやすいものとなっていますし、非常にクリエイティブでかつシンプルで面白いものになっています。さらにソーシャルメカニズムというものを作り上げていますので、成功したトレーダーの方をフォローすることもできます。すでにトレーダーの中にはかなり成功している方もいますし、トレードしていただければ自らも成功を体験することができます。そして他のトレーダーがあなたをフォローしていくようにもなります。
これは新たな特徴でとてもおもしろいので、楽しんでトレードして頂けると思います。
3.BQT取引所の未来
BQT取引所は、今の暗号資産市場のユーザーのニーズに合わせたコンテンツを提供していきます。この業界では年々、取引所が増え続けていますが、その中でもBQT取引所は従来の取引所にはなかったFXやヘッジ取引をP2Pでできることを強みとしています。
さらにP2Pの特徴を活かした自由度が高い取引が可能、かつ37種類以上の暗号資産のトレードが可能で、現時点で日本円を含めた多様な法定通貨とのトレードもできます。多くの法定通貨が使えるのはとても大きいメリットの一つで、世界中でこの取引所が利用される可能性があります。
約2年前から開発を続けているBQTは、3月中にトークンの販売は終了し、同月にベータ版の公開を予定しており、プロジェクトの進捗としては順調に進んでると思われます。
BQT取引所では、コミュニティー形成ができ、トレードや暗号資産に関する質疑応答できるなど初心者の方でも安心して取引が出来、トレーダーとして上達出来る仕組みもとられています。
新たな特徴をもつBQT取引所の本格リリース(ベータ版リリース)は、3月中に実現する予定です。
これからもコインオタクは、BQTのメディアパートナーとして、様々な情報をお届けいたします。