住宅ローン利用者の34.7%がボーナス返済を選択。40代、50代では夏に比べて「借り入れ先金融機関への相談」や「借り換え」などボーナス返済の対策を検討・実行した人が増加傾向

株式会社MFSのプレスリリース

 オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営する株式会社MFS(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中山田 明、以下「MFS」)は、「新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響」に関するアンケート調査を、現在住宅ローン返済中の30代〜50代の男女481名に対して実施しました。

<調査結果概要>

  • ボーナス払いを選択している人は34.7%
  • 「この冬のボーナスは減る」と予想した人が多い業種は、公務員と医療・介護業。6割以上の減額を予想する人が多い業種は、不動産とサービス業
  • 若い世代ほど「昨年に比べて冬のボーナスは減る」と予想
  • 40代、50代では、夏に比べて「借り入れ先金融機関への相談」や「借り換え」などボーナス払いの対策について検討・実行した人が5%以上アップ
  • ボーナス払いを選択したことを後悔している人は13.2%、夏より10%減。一方で、40代、50代では夏に比べて不安が顕在化している層も
  • 毎月の住宅ローン返済が負担になっている人は57.5%、夏より10%減

ボーナス払いを選択している人は34.7%

 住宅ローンの返済でボーナス払いを選択している方は34.7%でした。年代による大きな差は見られず、30代では33.3%、40代では32.5%、50代では38.3%がボーナス払いを選択していました。ボーナス払いでは、ボーナス時に他の月よりも多く住宅ローンを返済することで、月々の支払額を軽減することができます。しかしその一方、会社の業績悪化などによるボーナス削減時には、ボーナス月の住宅ローン支払いが家計にとって大きな負担となる可能性があります。ボーナス払いを選択している方は、不測の事態に備えた住宅ローン用の予備資金の確保をおすすめします。

「この冬のボーナスは減る」と予想した人が多い業種は、公務員と医療・介護業
  6割以上の減額を予想する人が多い業種は、不動産とサービス業

 

 

 「新型コロナウイルスの影響で、この冬のボーナスは昨年より減る」と予想している方が多い業種は、公務員(56.5%)、医療・介護業(48.8%)、製造業(47.0%)の順となりました。具体的な減額幅を聞いたところ、「昨年より6割以上減る」もしくは「ボーナス自体がなくなる」と大きな減額を答えた方が多い業種は、不動産業(21.4%)、サービス業(15.7%)、飲食業(11.1%)の順でした。公務員は「ボーナスが減る」と予想した方はどの業種よりも多かったですが、「昨年より6割以上減る」「なくなる」と答えた方は0%であり、減額幅を予想する声では「1割程度」に留まりました。国家公務員のボーナスが10年ぶりに引き下げられることが改正給与法で成立しており、地方公務員も国家公務員に準じて減額する動きが予想されますが、減額幅については民間企業のほうが影響を受けることが伺えます。

 
若い世代ほど「昨年に比べて冬のボーナスは減る」と予想

 

 年代別では、若い年代ほど「昨年に比べてこの冬のボーナスは減る」と予想している方が多く、危機感を持っている方が多いことがわかりました。具体的には、30代46.2%、40代37.4%、50代27.2%の方が「ボーナスは減る」と予想していました。

40代、50代では、夏に比べて「借り入れ先金融機関への相談」や「借り換え」などボーナス払いの対策について検討・実行した人が5%以上アップ

 住宅ローンボーナス払いを選択している方に対して「新型コロナウイルスの状況を受けて、ボーナス払いについて検討・実行したことはありますか?」と聞いたところ、40代と50代では前回の調査時である6月に比べて、対策を検討・実行した方が5%以上増えていることがわかりました。30代に関しては、6月の調査時点ですでに対策を検討・実行している/しようとしている方が半数近く存在し、今回の調査では減少したものの、40代、50代に比べてもなお多くの方が対策を講じています。一方、40代、50代では、夏に比べて検討・実行に動き出す方が増えていることから、ボーナス払いへの危機感が現実味を帯びてきたことがわかる結果となりました。

「対策を検討・実行した」と回答した方のうち、多かった対策は「借り入れ先の金融機関への相談」(43.3%)、「他金融機関への借り換え」(32.8%)でした。

ボーナス払いを選択したことを後悔している人は13.2%、夏より10%減
 一方で、40代、50代では夏に比べて不安が顕在化している層も

 ボーナス払いを選択している方のうち、ボーナス払いにしたことを後悔している方は13.2%いました。6月時では14.3%だったことから、夏に比べると10%ほど減少しています。年代別に見ると、30代では「後悔している」と回答した方は6月時では28.4%だったのに対し今回は15.4%と13%の減少となりました。一方で、40代、50代では「後悔している」と回答した方が増加傾向にあり、40代では6.0%から13.2%、50代でも6.7%から11.3%と増加しました。30代ではボーナス払いへの対策を夏時点で検討・実行した/しようする方が多かったことから不安が薄れ、40代、50代では一部の層で夏に比べてボーナス払いへの不安が顕在化してきていることが伺えます。なお、ボーナス払いを選んだ理由で最も多かったのは「毎月の返済額を減らしたかったから」(54.5%)、次いで「定年までに住宅ローンを返済したかったから」(31.1%)となりました。

毎月の住宅ローン返済が負担になっている人は57.5%、夏より10%減

 「毎月の住宅ローン返済は負担になっていますか?」と聞いたところ、57.5%の方が「負担になっている」と回答しました。6月時点では返済を負担に感じる方は67.5%だったため、10%減少していることがわかりました。コロナ禍により、金融機関への住宅ローン相談や借り換えを行ったことで、対策済みの方が増加したことが理由と考えられます。住宅ローン返済に不安がある方は、まずは借り換え※で住宅ローンの返済額削減の検討をおすすめします。また、一般的に住宅ローンは一度借り入れを行うと返済期間を伸ばすことはできませんが、一部の金融機関では、借り換え時に返済期間を伸ばすことができ、毎月返済額を大きく軽減することも可能です。

※「借り換え」とは、新たな金融機関から住宅ローンを借り入れて、現在借り入れ中のローンを繰り上げ返済で完済することです。今よりも金利が低い金融機関に借り換えることにより、返済額の削減が見込めます。

 
<非対面で借り換えができる住宅ローンサービス「モゲチェック」>
「モゲチェック」はスマホでご自身のローン情報を入力するだけで、全国の金融機関から最適な条件の金融機関をマッチングするサービスです。

【アンケート調査概要】
・対象:現在ご家庭で住宅ローン返済中の30〜50代男女481名
    (男性247名、女性234名、30代:156名、40代:163名、50代:162名)
・インターネット調査
・期間:2020年11月24日~2020年11月29日

<株式会社MFS概要>
代表者:代表取締役CEO 中山田 明
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階 FINOLAB
事業:オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック(https://mogecheck.jp/)」の運営
   オンライン不動産投資サービス「モゲチェック不動産投資(https://investment.mogecheck.jp/)」の運営

 現在、日本の住宅ローン貸出残高は約950万件(国土交通省調べ)ありますが、住宅ローン選びは、「家を購入する不動産会社の提携金融機関の中から選ぶ」か「自分で条件の良い金融機関を探して選ぶ」の2択であり、まだまだ消費者にとってベストな条件の住宅ローンが簡単に導き出せる環境ではないのが現状です。MFSでは住宅ローンサービス「モゲチェック」を通して、オンライン上で簡単に、消費者にとって「審査に通る可能性が高くて最適な条件の住宅ローン」を導きだします。2015年8月のサービス開始から、36,000名以上のお客様にご利用いただいています。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。