「国際金融都市・東京」実現を目指すヒューマン・インタラクティブ・テクノロジー社との提携

株式会社日本資産運用基盤グループのプレスリリース

金融機関・事業者向け事業支援プラットフォームを運営する日本資産運用基盤グループ(代表取締役社長 大原啓一、以下、「日本資産運用基盤」)の子会社であるJAMPフィナンシャル・ソリューションズ(代表取締役社長 大原啓一、以下「JAMPFS」)と株式会社ヒューマンインタラクティブテクノロジー(代表取締役:川端富士夫、以下、「HIT」)は、新興金融事業者や、海外から日本に進出する資産運用会社等に対し、事業運営に必要なITインフラの提供及び保守・運用から、RPAソリューションや情報セキュリティ対策等、各種ITソリューション提供まで、その事業立ち上げや運営を総合的かつ効率的にサポートするため、業務提携を行なうことで基本合意に達しました。

1. 「国際金融都市・東京」実現を目指す今次業務提携
 新しく金融事業を営むことを企図するプレイヤーにとっては、ヒト・モノ・ハコなどの事業リソースの調達や、金融商品取引業等の当局への登録作業、各々が強みとする業務分野以外での準備作業、ミドル・バックオフィス事務等の経常実務、そのための多額のシステム投資等が参入時の障壁となります。
 JAMPFSとHITの金融事業者向け支援パートナーシップにおいては、JAMPFSがその事業立上げ・運営を支援する新興・海外金融事業者に対し、PC機器やクラウドサーバー、クラウドアプリケーション、各種ソフトウェア等のITインフラの調達・保守・運用をHITが一括実施し、迅速かつ安心できるIT環境を提供します。これにより新興・海外金融事業者が効率的に事業を立ち上げることができるようなサポートを行うことを目指しています。
 また、金融事業者の事業拡大に応じて、各事業者が必要とするITソリューションは変化していきます。各事業者の事業ステージに最適なIT利活用をコンサルティングし、RPAソリューションの提供や社内外コミュニケーションツールの最適化、金融機関として求められる高水準の情報セキュリティの実現など、様々なITソリューションを提供することで、金融事業者が自らの強みに集中し、事業運営の生産性を高めることをサポートしてまいります。

2. 総合的な金融事業支援プラットフォーム構築に向けて
 日本資産運用基盤は、米国におけるTurnkey Asset Management Platform(TAMP)(*1)と同様に、我が国の資産運用業界の事業インフラとして、資産運用関連ビジネスを営む金融事業者に対し、事業コンサルティングから金融商品取引業等の登録支援、内部管理態勢整備・運営サポート、投資信託・一任サービス事務アウトソーシング、投資助言等のソリューションを提供し、その効率的な事業立上げや運営の支援等に注力しています。
 「国際金融都市・東京」構想の実現に向けて、具体的には、平和不動産やサポート行政書士法人、人材紹介会社等と連携し、新興・海外金融事業者に対し、事業立上げ・運営に必要となるオフィスや金融専門人材の提供、金融商品取引業等の登録サポートを行っています。
 また、資産運用会社にとって、最も負荷が大きい投資信託委託事業のミドル・バックオフィス業務に対し、みずほ信託銀行と連携してファンドアドミニストレーションサービスを提供していますが、本サービスについては、東京都の補助事業受託者認定を受けており、条件を満たす利用事業者に補助金が支給される仕組みになっています。
 今回のJAMPFSとHITとの新たな業務提携は、こうした各種金融事業支援サービスに加え、ITインフラ及びソリューションの面でも金融事業者の事業立上げ・運営をサポートするものであり、日本資産運用基盤がより総合的な金融事業支援プラットフォームとして機能を拡充することを意味しています。

(*1)Turnkey Asset Management Platform(TAMP)とは、米国の資産運用業界の成長を支える業態のひとつであり、資産運用関連事業を営む金融機関や金融事業者に対し、事業運営に必要なシステムやバックオフィス業務支援等を提供している。Turnkey/ターンキー とは、キー/鍵を回すだけですぐ使える住宅の事で、それが転じて、すぐに使える完全請負契約納入の事を一般的に指す。

■ 会社概要
社名:株式会社日本資産運用基盤グループ
代表者:代表取締役社長 大原啓一
設立:2018年5月28日
所在地:東京都中央区日本橋兜町5-1 FinGATE BASE A
URL:https://www.jamplatform.com/

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