自らの遺産をまちのために、遺贈寄附「ふるさとレガシーギフト」に全国初の申込み

奈良県生駒市のプレスリリース

手間も費用もかけず、確実に遺贈寄附ができる仕組み「ふるさとレガシーギフト」。
全国で初めて、この仕組みを活用した寄附の申込みをいただきました。

 

 今回の寄附は、「生駒市学研高山地区第2工区の街づくりに役立ててほしい」という寄附者の想いから実現しました。概要は以下のとおりです。
◇寄附者:久保昌城(くぼまさき)、奈良県生駒市高山町在住、74歳。生駒商工会議所名誉会頭。
◇寄附申込日:2019年9月10日
◇寄附額:100万円

■「ふるさと相続」とは
 生駒市は、市への遺贈寄附や相続財産寄附を「ふるさと相続」と掲げ、寄附文化の醸成に取り組んでいます。これまでも「生駒市のために役立ててほしい」と申し出をいただいた人から寄附金をお受けし、寄附者の想いを目に見える形で残してきました(生駒駅前図書室「木田文庫」や、たけまるホール「スタインウェイピアノ」など)。このように、地域への恩返しや地域の人たちに喜んでもらいたいという想いを持つ多くの人たちに向けて、寄附をしやすい環境を整え、市民の皆さんに協力をお願いしていきます。

 

 

生駒駅前図書室「木田文庫」生駒駅前図書室「木田文庫」

寄附された「スタインウェイピアノ」寄附された「スタインウェイピアノ」

(参考)「ふるさとレガシーギフト」の仕組み
人生最期の社会貢献として遺産の一部をふるさとのために使う「遺贈寄附」。希望者は増加傾向にあります。しかし、さまざまな要因で遺贈寄附を実行される人は多くないのが現状です。特にこれまでは、遺贈寄附を行う手段は実質的に「遺言」しかありませんでしたが、手間と費用が大きな課題でした。そこで誕生したのが、「ふるさとレガシーギフト」。手間も費用もかからず、確実に遺贈寄附ができる新しいかたちの寄附です。

◇寄附までの流れ
①寄附者は使い道を指定したうえで、市に寄附したいお金(信託金)を信託銀行に信託します。
②信託銀行が信託金を運用。生前は年1回収益金が支払われます。
③信託金は、寄附者が亡くなられたあと市に寄附されます。

ふるさとレガシーギフトの仕組みふるさとレガシーギフトの仕組み

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。