LGT、2023年度は力強い成長と極めて好調な純資産流入を達成

LGTウェルスマネジメント信託株式会社のプレスリリース

リヒテンシュタイン公爵家が所有する国際的なプライベート・バンキング・アセット・マネジメント・グループであるLGTは、2023年にさらなる力強い成長を遂げました。総営業収益は、前年比11%増の25億7,000万スイスフランとなりました。成長に伴う営業費用の増加を反映したグループの利益は3億7,530万スイスフランとなりました。純資産流入額は219億スイスフランと再び極めて好調な推移を見せ、8%の有機的成長率を達成しました。運用資産残高は10%増の3,160億スイスフランとなり、LGT史上最高の期末残高となりました。 LGTは、国際市場においてウェルスマネジメントに関する豊富な専門知識をお客様に提供する上で非常に有利な立場にあり、2024年も収益性の高い成長を続けるものと確信しています。

2023年度の金融市場は、地政学的な不確実性が持続したほか、インフレなどの予測困難な経済トレンドが目立ちました。こうした厳しい投資環境にもかかわらず、グループの収益は全般的に好調に推移しました。LGTの収益性の高い成長トレンドは、ここ数年来の組織的かつ継続的な国際展開と、特にプライベート・マーケットとサステナブル投資の分野における投資の専門知識の集積とサービスの拡大に向けた継続的な取り組みを反映したものです。アバディーン社から買収した英国のウェルスマネジメント事業の業績は、2023年9月からLGTの業績に反映されています。

グループの2023年の総営業収益は11%増の25億7,000万スイスフランとなりました。サービス部門の収入は、仲介事業からの収入減と成功報酬の減少により、前年比でわずかに減少し(-2% )、15億6,000万スイスフランとなりました。純金利収益は、良好な金利環境と積極的なバランスシート管理を反映し、33%増の5億1,720万スイスフランとなりました。トレーディング収益およびその他営業収益は、債券ポートフォリオの評価益と外国為替取引を主因として、50%増の4億9,350万スイスフランとなりました。

人件費は、既存事業の人員増と最近の買収に加え、未払の長期業績連動型報酬の増加により、12%増の14億8,000万スイスフランとなりました。事務費および一般管理費は、特にデジタル化関連の費用や、プロジェクトおよびコンサルティング関連の費用の増加により、17%増の4億2,780万スイスフランとなりました。減価償却費および引当金は、事業参加に関連した価値調整とオペレーショナルリスクに対する引当金の積み増しを反映し、2億180万スイスフランに増加しました。

2023年末時点の費用収益比率は74.2%となり、前年比で1.3ポイント上昇しました。2023年度のグループ利益は3億7,530万スイスフランで、前年比11%減となりました。LGTの2023年末時点のTier 1自己資本比率は19.9%と極めて高く、流動性も高水準を維持しています。

  • 純資産流入額は219億スイスフランを達成

2023年のLGTへの純資産流入額は219億スイスフランと極めて好調で、8%の有機的成長率を達成しました(2022年は6%)。すべての地域、そしてプライベート・バンキング、アセット・マネジメントの両部門が純新規資産流入の増加に寄与しました。2023年上半期の業績発表でも触れたように、純新規資産流入には、LGTキャピタル・パートナーズの大手年金基金顧客からの約70億スイスフランも含まれています。

運用資産残高は、2022年末時点の2,872億スイスフランから10%増加し、2023年12月31日時点では3,160億スイスフランに達しました。こうした運用資産残高の増加には、有機的な新規資金流入の純増に加え、アバディーン社の英国ウェルスマネジメント事業の買収による64億スイスフランの増加も寄与しています。市場パフォーマンスは好調に推移したものの、為替相場の悪影響がやや大きかったことから、相殺される結果となりました。

  • 今後の展望

LGTは、国際市場においてウェルスマネジメントに関する豊富な専門知識をお客様に提供できる極めて有利な立場にあり、2024年も収益性の高い成長を続けるものと確信しています。 LGTは近年、世界各地に拠点を広げることで、成長への新たな道筋を切り開きました。プライベート・バンキング部門はここ数年、オーストラリア、インド、タイ、日本といったアジア太平洋地域での拡大を図っており、すでにその成果が現れつつあります。LGTプライベート・バンキングは、2022年秋にドイツのプライベート・バンキング市場に参入しましたが、これも大きな成果を収めつつあります。ドイツで最初のオフィスをハンブルクに開設した後、ケルン、デュッセルドルフ、フランクフルトにも展開しており、2024年にはさらに拠点を拡大する計画を立てています。

また、LGTキャピタル・パートナーズも、昨年はその卓越した市場ポジションを最大限に活用し、さらなる成長を達成しました。現在、世界15拠点で700社以上の機関投資家にサービスを提供しており、2023年には運用資産残高が初めて1,000億米ドルに達しました。さらに、キャピタル・パートナーズは先日、LGTの2つの部門を独立した企業に分離したことを受けて、新たなブランドアイデンティティを立ち上げました。

LGTは、顧客基盤のさらなる発展に力を入れています。LGTは、2023年春にバルセロナにLGT Incubator and Accelerator Centreを開設し、近代的なデジタル・サービスや商品の開発を進めるイノベーションハブを持つに至りました。同センターの主目的は、デジタル・バンキング・サービスの効率性と品質を高めるためのアプリケーションの開発にあります。また、LGTは人工知能の分野においてもリソースを構築するため、多額の投資を行っています。

LGTは15年以上にわたりサステナビリティを優先課題に掲げており、2030年までに自らの事業運営や投資から生じる温室効果ガス排出量をネットゼロにする目標を掲げています。また、お客様の投資ポートフォリオ向けに脱炭素ソリューションを開発するなど、サステナブル投資の提供を拡充する目標を追求し続けています。LGTの投資に関する高い専門性は、昨年もWealthBriefingの「Wealth for Good Awards 2023」でベスト・サステナビリティ・オファリング賞を受賞するなど、数多くの賞を受賞しています。また、フィナンシャル・タイムズが発行する「Professional Wealth Management」と「The Banker」が主催する権威あるグローバル・プライベート・バンキング・アワードで、LGTは5回目となるベスト・プライベート・バンク・フォー・オルタナティブズに選出されました。

LGT会長マックス・フォン・ウント・ツー・リヒテンシュタイン公子は次のように述べています。「2023年の業績は、お客様からの高い信頼と、LGTの強い競争力を裏付けるものです。デジタル・ソリューションに支えられた経験豊かな従業員、国際的なプレゼンス、安定したビジネスモデルにより、私たちはお客様に卓越した専門知識、そして持続可能な資産運用と投資のソリューションを提供し続けています。このことにより、私たちはさらなる成長を遂げることができると確信しています」

  • 2023年12月31日現在の主要財務指標

1 英国アバディーン社のウェルスマネジメント事業の買収(2023年9月1日付)、オーストラリアの資産運用会社Crestone Wealth Managementの買収(2022年5月12日付)、インドの資産運用会社Validus Wealthの買収(2022年8月19日付)。

2 LGTのCET1比率は、Tier1資本比率および総自己資本比率と同じです。

最終監査:2024年4月25日

LGTについて

LGTは、リヒテンシュタイン公爵家が90年以上にわたりオーナーを務める国際的なプライベートバンキング及びアセットマネジメントグループです。2023年12月31日現在、LGTは富裕層や金融機関のお客様から3,160億スイスフラン(3,756億米ドル)の運用資産残高(AUM)を管理しています。ヨーロッパ、アジア、米国、オーストラリア、中東の30以上の拠点に5,600名を超える従業員を擁しています。詳細は https://www.lgt.com/jp-jp/ をご覧ください。

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