ＵＩ銀行調べ！本当に大切にしたいと思っているわたし資産のランキングを公開！あなたが一番大切にしている資産は何ですか！？

株式会社ＵＩ銀行のプレスリリース

株式会社ＵＩ銀行（本社：東京都港区、代表取締役社長安田信幸、以下「ＵＩ銀行」）が、運営する「わたし資産診断」（https://watashishisan.uibank.co.jp/）において、2023年1月30日（月）～2023年6月29日（木）に診断された診断結果の集計を公開します。（本集計を利用する場合は「ＵＩ銀行調べ」と明記ください。）

性別によって重要な資産は違うのか？
コミュニケーションルールが多様になった現代。若者は「絆」を求めている
大切にしている資産と収入の密接な因果関係とは

ＵＩ銀行は、一人ひとりに必要で多様な資産をゆたかにするための資産形成のサポートに取り組んでいます。「わたし資産」とは、ＵＩ銀行オリジナルの言葉で、お金や家などの有形資産だけでなく、自分がありたい姿になるために必要な思い出や経験といった資産を含んだ、私たち1人ひとりに必要で多様な資産の総称です。わたし資産診断では、ユーザーの属性情報を含めた20問の質問に回答いただくことで、時間・知性・健康・絆・仕事・趣味・環境・社会貢献・お金、9つの資産からあなたが大切にしたいと潜在的に感じている資産をAIが判定します。
（URL: https://watashishisan.uibank.co.jp/）わたし資産診断は、これまで、3,000名以上にご利用いただいており、今回はその診断の集計結果を発表します。

「大切にしたい」と潜在的に感じている資産の1位は「時間」の資産

　2023年1月30日から2023年6月29日までにわたし資産診断の結果を集計したところ（N=3,016）、3位は「健康」の資産（21.9％）、２位は「絆」の資産（28.6％）、そして最も「大切にしたい」と感じている資産は「時間」の資産（28.8％）、という結果になりました。

　最近は、「タイパ」という言葉をよく耳にしますが、「時間を効率的に使いたい」といったような「時間」に関する資産を最も大切にしたいと考えている人の割合が一番多い結果でした。同じく、高い割合で、「絆」の資産が2位となりました。コロナ禍、一人時間が増えた方、コミュニケーションをオンラインでとるようになった方も多いですが、人とのつながりを潜在的に最も大事だと考えている人も多いのではないでしょうか。コミュニケーションの取り方が多様になった今、より強く「絆」を求める傾向もあるのではないでしょうか。

性別でのわたし資産比較

男性のみに限定をすると(n=1,269)、各資産のランキングは、全体と同じランキングの順位となりました。1位は「時間」の資産（39.2%）でした。２位は「絆」の資産（23.7%）、3位は「健康」の資産（19.7％）。一方で女性(n=1,586)は、1位は「絆」の資産（33.4％）、2位は「健康」の資産（24.2％）、3位は「時間」の資産（19.2％）でした。

男性も女性もトップ３は、「時間」「絆」「健康」と同様の資産を大事にしています、ですが順位は異なり、男性は、「時間」を大切にしたいと考えているのに対して、女性は「絆」を重要視しているという結果になりました。
男性は一般的に経済的な責任やキャリアの発展に重きを置かれることがあり、限られた時間を有効活用し、自分自身の成功や経済的な安定を追求することがあります。それが「時間」の重要性を高めているかもしれません。一方で、女性は感情を重視したコミュニケーションを好む傾向があり、家庭や友人の関係を大切するなど、周囲の人間関係を築くことを重要視することがあります。それが「絆」の重要性の高さに表れていると考えられます。
　

年齢別でのわたし資産比較

ボリュームゾーンの20代、30代、40代、50代を比較しました。　

「時間」と「絆」の資産は、どの世代も大切にしたいと考えている割合が高いですが、30代から「健康」の資産を重要視している人の割合が2倍近く増えています（「健康」の資産20代8.4%、30代20.9％、40代25.2％、50代27.7％）。また、20代は、「絆」、「趣味」を重要視している人が他の世代より多いことがわかります（「趣味」の資産 20代12.1％、30代3.2％、40代2.6％、50代1.1％）。
これは、年齢に伴うライフステージや価値観の変化が影響していることが考えられます。20代の人々は、多くの人が大学や職場、一人暮らし等、新しい環境で挑戦し、「推し活」など自分の趣味や興味を深める機会を多く持ちます。また、社会的な責任や家庭の負担がまだ軽いことも、「趣味」にエネルギーを注ぐ余裕がある要因となるでしょう。また、コミュニケーションの取り方が多様になった今、「趣味」から得られる「絆」も大切にしているのでしょう。30代から「健康」の重要性が増す理由は、仕事や家庭の両立に忙しい30代は、体調を維持しなければならないとの意識が高まることが考えられます。また、20代と比べて体力が変化する時期でもあり、健康を意識し始めていることが表れていると考えられます。

個人の年収別でのわたし資産比較

年収300～500万の方は約4割（40.2％）が「絆」の資産を重要視しています。100万～300万円未満、500万～700万円未満も最も重要視しているのは、「絆」でした（「絆」の資産 100万～300万未満32.7％、500万～700万未満32.1％）。しかし900万以上の人は、「絆」を最も大切にしたいという人は、かなり少なくなっています(9.0%)。その分、「時間」を重要視している人の割合が他と比べて高いです（900万以上「時間」の資産43.3％）。

これは、収入水準によって異なる生活への興味・価値観がそれぞれの資産に影響していることが考えられます。経済的な制約がある場合、人々は互いに支え合う意識が強くなり、つながりを重要視する傾向があることから、人との「絆」の資産価値が高まるでしょう。また、家族や社会的な役割をもつ人は、家庭や社会的な繋がりなどの人間関係を重要視しているでしょう。年収900万以上等の高い収入水準の人々が時間を重要視している点については、仕事の生産性を高める方法を常に考えると共に「時間」を自己投資に使っていることが考えられます。また、時間をより効率的に利用することで、充実したプライベート時間もとりたいと考えている背景が考えられます。