インキュベイトファンドのプレスリリース
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インキュベイトファンドとアジア投資
インキュベイトファンドは、2010年設立の1号ファンド設立以来、「First Round, Lead Position, Build Industries」を投資哲学とし、一貫して創業初期のスタートアップへの投資を実行して参りました。国内外の機関投資家の資産約960億円の運用を通して、日本国内で累計270社以上に投資しています。直近では株式会社ispace、Sansan株式会社、株式会社GameWith、株式会社メドレーなどの有力上場企業の創業期からの成長を支えています。
本投資スタイルを海外でも展開すべく、2013年より東南アジア、2016年よりインドにてスタートアップへのシード投資を行って参りました。
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「SMBC Asia Rising Fund」について
設立の目的
SMBCグループは、マルチフランチャイズ戦略(※)を掲げ、中長期的な成長が見込まれるアジアにおいて、既存ビジネスの強化ならびに地場金融機関への出資・買収を通じた事業拡大を図っています。
斯かる背景下、インドや東南アジアでの投資実績が豊富なインキュベイトファンドの有するスタートアップ投資への知見と、グローバルにネットワークを有する大手金融機関としてのSMBCの強みを掛け合わせ、アジアの有望企業への投資を加速するため、SMBC ARFをシンガポールに設立いたしました。これにより、投資先企業とSMBCとの協業を通じた新技術の発掘・活用や、新たなビジネスモデル・プロダクトの開発を支援し 、SMBCグループのビジネスの高度化を進め、同社のお客さまに新たなソリューションを提供することを目指します。また、スタートアップとの連携を通じて、アジアにおけるSMBCグループの出資先金融機関のバリューアップを図ってまいります。
「SMBC Asia Rising Fund」というファンド名には、SMBCグループマークにも使用している「Rising」という言葉に、アジアと共に発展する、という想いを込めています。本活動を通じ、アジアのスタートアップと共に新たなビジネスを創出し、アジア経済の発展に貢献してまいります。
※アジアの新興国において、リテール業務を含むフルバンキング業務に参入し、三井住友銀行のノウハウの移転や人材育成などを通じて、中長期的に「第2、第3のSMBCグループ」の構築を目指す戦略
ファンド概要
名称 |
SMBC Asia Rising Fund |
運用総額 |
200百万米ドル |
設立日 |
2023年4月20日 |
運用期間 |
10年間 |
投資領域 |
レンディングテック、ペイメント、サプライチェーンファイナンス、Banking-as-a-Service、デジタルアセット等の金融および周辺領域で、協業・事業開発を通じSMBCグループ(含むアジア出資先金融機関)の事業成長に資するスタートアップ企業 |
Webサイト |
ロゴ:
【組織概要】
インキュベイトファンド
所在地:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3F
代表パートナー:赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭祐、村田 祐介、Paul McInerney