Purus Marine Holdings Limited Partnershipへの出資について

三井住友ファイナンス&リース株式会社のプレスリリース

三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)は、環境配慮型船舶のリース事業を行うPurus Marine Holdings Limited Partnership(以下「Purus Marine社」)と、投資事業有限責任組合員(LPS)として出資する契約を締結しました。

Purus Marine社は、海運業界における脱炭素化に向けた動きが加速する中、今後急速に普及が見込まれる環境配慮型船舶のリース事業を行うことを目的に、2020年1月に創立されました。現在、英国およびシンガポールにオフィスを構え、バッテリーハイブリッド洋上風力発電支援船、電動フェリー・水上バス、CO2回収装置付き小型コンテナ船、燃費改善装置付きLNG・アンモニア運搬船など、多様な海運セクターの環境配慮型船舶を保有しています。また、2030年代にPurus Marine社保有船のCO2排出量ネットゼロを達成することを目標に掲げ、CO2排出量と海洋汚染を削減する船舶やインフラ設備を保有することで、海運業界における脱炭素化と持続可能な未来への移行を支援する取り組みを推進しています。

SMFLは、ポセイドン原則※1に参画している世界唯一のリース会社として、船舶向けサステナビリティ・リンク・リース※2の提供など、海運業界における脱炭素化への取り組みを推進してきました。今回の出資を通じて、これまでの取り組みや新たな技術に関する知見・ノウハウを一層深めるとともに、ビジネス機会の獲得を目指し、海運業界の持続的な成長・発展に貢献してまいります。

※1 ポセイドン原則
国際海事機関が2018年4月に採択した国際海運から排出される温室効果ガスの中長期削減目標を踏まえ、海運業界の気候変動リスクへの取り組みに対して金融面から貢献することを目的に、2019年6月に欧米の11金融機関により設立されたもの。

※2 サステナビリティ・リンク・リース
お客さまのESG戦略と整合したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)を設定し、リース条件とSPTsに対するお客さまのパフォーマンスを連携させ、SPTsを達成することで、環境面・社会面において持続可能な経済活動および経済成長を支援・促進することを目指すリース商品。

【画像:バッテリーハイブリッド洋上風力発電支援船】

【Purus Marine社の概要】

以上

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