Protosure Japan(主催) × FINOLAB(共催)”業界横断” 埋込型保険API ハッカソン受賞チームのお知らせ

株式会社Protosure Japanのプレスリリース

ノーコード型保険商品開発・販売プラットフォームを提供する株式会社Protosure Japan(主催、本社:東京都中央区、代表取締役:浅川太貴、以下Protosure Japan)は、未来の埋込型保険につながるようなイノベーションを⽣み出すことを⽬的としたエンジニア発掘イベント「埋込型保険APIハッカソン」を株式会社FINOLAB(共催、本社:東京都千代⽥区、代表取締役:伊藤 千恵、以下FINOLAB)と2月17日(金) 17:00 〜 2月24日(金) 17:00 に開催し、2月24日(金) 17:00 より発表ならびに表彰を実施いたしました。
参加した8チームからそれぞれ非常にイノベーティブな埋込型保険の作品がプレゼンテーションされました。その中から埋込型保険のフロンティアを開拓できる可能性のある4作品を審査員により選定し、最優秀賞、優秀賞、特別賞、審査員賞を決定しました。

  • 【受賞作品】

 

チーム名 作品名 作品内容
最優秀賞 Team Irreplaceable 連絡帳アプリに埋め込む!こどもお迎え保険 保育園の急なお迎えコールに対し、経済的・⼼理的緩和を⽬的とした定額の保険⾦をお⽀払いするサービス。⼦どもを預けて働く親御さん向けに提供し、保育園と保護者の連絡帳アプリに埋め込み提供する。
優秀賞 ナニワの夫婦応援隊(住友⽣命) mote 〜モートゥ〜 結婚準備情報メディアに埋め込まれたチャット相談サービスを起点に、男性が主体的に考えるキッカケを与えることを⽬的とした男性不妊治療保険を提供するサービス。(既存の健康増進サービス加⼊者がチャットの回答者となります。)
特別賞 TEAM DAY1 あんしんソーシャルプロテクション 〜ネット賠償責任、費⽤保険付き〜 携帯キャリアの料⾦プランの1オプションとして埋め込まれた、SNSを始める⼦供を持つ親に向けたサービス。⼦供のネット環境を⾒守るセキュリティサービスと、SNS上で⼦供が被害者・加害者になってしまった際の賠償責任保険・費⽤保険をセットで提供。
審査員賞 Critical Thinking Crew (CTC) ペットの幸せを守る保険 HapiNex 飼い主にもしものことがあったとき、ペットの「次の幸せ=⼤切にしてくれるひと」を探してもらえるサービス。保険会社にペットの属性に応じた掛け⾦を⽀払うことでマッチングプラットフォーム「HapiNex」に登録でき、飼い主にもしものことがあった場合には速やかにペット希望者とのマッチングを提供。

 

 

 

  • 最優秀賞 チーム名:Team Irreplaceable/作品名:連絡帳アプリに埋め込む!こどもお迎え保険/賞⾦:50万円

 

 

【受賞のコメント】
メンバーからの「保育園から⼦どもの急なお迎えコールに対する負担が⼤きい」「アプリだけでなく電話も活⽤したサービスが利⽤できないか」という話しから、アイデアが⽣まれました。保育園と保護者の連絡⼿段は、紙から連絡帳アプリにシフトし、連絡帳アプリに保険を埋め込むことで、急なお迎えコールに対し、保険⾦やサービス提供する形となりました。チームは同じ損害保険会社で、システム・ビジネス部⾨双⽅から集まり、保険・システムを充分に理解していたことが、実装性の⾼いアイデアにつながりました。今後は開発したプロダクトで、保育園⼊園後の課題を解決していくきっかけになればと思います。

【受賞理由(審査員 畑⽒のコメント)】
⾮常にニーズの多い、重要な社会的課題に取り組まれていて素晴らしいです。埋込先のサービスもデジタル化という本流に従っている点がさらに良いですね。⼗分に汲み取られていない育児ママのニーズを捉え、シンプルなUIで保険加⼊ルートを提供するシナリオは、ユーザーに受け⼊れられやすいのではないかと思いました。
リスク対応の施策もいくつか考えられており(PBXもその⼀つだと理解しました)、様々な点で⾮常に思慮深かったですし、プレゼンテーション⾃体も堂々としてわかりやすく、評価できるものでした。
 

  • 優秀賞 チーム名:ナニワの夫婦応援隊(住友⽣命)/作品名:mote 〜モートゥ〜/賞⾦:30万円

 

【受賞のコメント】
この男性不妊治療保険は、メンバーが実際に夫婦で経験した不妊治療のエピソードをヒントに考え出しました。若い世代には結婚がゴールに⾒えるかも知れませんが、実際はスタートであり、不妊治療のような場⾯を夫婦が⼒を合わせて乗り越えていくには、周囲のアドバイスや助けも必要です。そこから、結婚準備情報メディアにチャット相談サービスと保険を埋め込むビジネスモデルとしました。
⼀週間という短い期間で、この難しいテーマをビジネスアイデアからプロダクトにまで反映するのは⼤変でしたが、シームレスな保険申し込み体験となるようエンジニアが細部にまでこだわり、満⾜したものが出来上がりました。普段の開発では使わない技術にも触れ、エンジニアには良い刺激となっています。
住友⽣命にはVitality DX塾というDX⼈材育成プログラムがあり、ビジネス発想⼒を付けるためにビジネスモデルを考えてアウトプットする研修を継続的に⾏っています。今回はその研修メンバーでチームを組みました。メンバーにとっては今回初めての実践の場でしたが、学んだ知識やスキルを⼗分に発揮し、優秀賞の受賞という形で研修の成果を実感することができました。⼤変嬉しく思います。ありがとうございました。

【受賞理由(審査員 畑⽒のコメント)】
最⼤の評価ポイントは、あまり⾒たことのない独⾃の保険を組成されていた点です。また、様々な要素を組み合わせていて、思考実験の⾜跡がとても印象的でした。
Vitalityへのアップセルにつなげるためのチャットサービスという部分が、⾮常に独創的な埋め込み⽅法だと感じました。既存の健康増進サービス加⼊者がチャットの回答者ということですが、社会貢献だけでなく、承認欲求をモチベーションとする⼈もチャット回答者として巻き込めるサービスではないでしょうか。少⼦化という社会課題の解決にも貢献できる作品だと⾔えますね。
デモの流れの中で男性向け不妊治療保険が出てくるのがシナリオ的にやや唐突感があったこととは、もう⼀段改善できるように思いますが、総合的に⾒て⾮常に独創的な埋込型保険を創造されていて素晴らしかったです。
 

 

  • 特別賞 チーム名:TEAM DAY1/作品名: あんしんソーシャルプロテクション 〜ネット賠償責任、費⽤保険付き〜/賞⾦:20万円

 

 

【受賞のコメント】
まず今回のハッカソンではどういう保険商品がいいのかというアイデアソン的な要素が求められていて、その中で埋込型という部分をどう活かせばいいのか、アイデアが形になるところまでが産みの苦しみがあり⼤変でしたが、4⼈で取り組んでいるうちになんとか形にできて良かったと思っております。
1位とは本当にわずかな差だったようで、もっとうまく発表できればと反省点も多くありますが、他のチームの発表も素晴らしかった中で、良い評価をいただくことができました。
当⽇は、保険会社やコンサルティングファームから8社が出場されており、発表後のネットワーキングでも多くの⽅とお話しできて⼤変貴重な経験ができました。
今後、保険会社がデータの構築から事業会社とともにビジネス展開につながっていくような世界ができてくることを感じることができとてもワクワクしています。

【受賞理由(審査員 畑⽒のコメント)】
⼦供を持つ親が⾃然に加⼊したくなるような、良い着想の保険だと感じ、⼦供を持つ審査員の中でもすぐに⼊りたいという声がありました。また、隠れたニーズがたくさんありそうな印象です。セキュリティサービス+保険という相乗効果で、社会課題の解決に貢献する作品でもありますね。 プレゼン、デモも⾮常に分かりやすかったです。
あえて⾔うなら、埋め込み販路はやや新規性に⽋ける気はしましたが、本作品は動くもののアウトプットとしても⾮常にクオリティが⾼かったと思います。
 

 

  • 審査員賞 チーム名:Critical Thinking Crew (CTC)/作品名: ペットの幸せを守る保険 HapiNex/賞⾦:10万円

 

 

【受賞のコメント】
たまたま仲の良い友⼈に「埋込型保険APIハッカソンってのがあるらしくてさ…」とシェアしてみたところ、⽇頃から気になっていた問題から発展していってとても盛り上がって本作品に繋がりました。
今回のハッカソンに参加するにあたってヒアリングしたところ、何かあったときのことを考えるとペットが⼼配、新しいペットを迎えられない、という声をよく聞きます。本作品はまずペットの幸せに繋がりますし、動物保護にも⼤きく貢献できる取り組みと⾔えます。また関⼼のある⼈・お⾦を使う⼈が多いため、保険業界の市場としても有望です。もしご興味持っていただける企業様がいらっしゃいましたら、ぜひ本アイデアを実現する機会に繋げたいです。
プロトタイプは本業と並⾏しながらノーコードツールのAdaloとProtosureを駆使して2名で開発できました。スモールスタートで実験しながらアイデアを社会実装していける感触を得られたのも⼤きな収穫でした。
この度は、素敵な賞をいただき誠にありがとうございます!

【受賞理由(審査員 畑⽒のコメント)】
何名かの審査員の⼼に深く刺さった作品で、そういった作品を創り上げることができるのは素晴らしいと思います。埋め込む先のサービスがなければ⾃分で創るという発想は、究極の埋込型保険と⾔えます。 マッチングアプリと保険の組み合わせにも、ありそうでなかなかない新規性を⾒出しました。 特に⾼齢者もペットが買えるようにする環境が作れるという点は、健康寿命延伸にも寄与するシナリオが含まれていて良いですね。
細かいことを⾔えば、保険対象をどこにするかという部分に改善の余地があり、例えば最初のハナちゃんのケースに対応するためには、飼い主のみを保険対象にすればシンプルで良い埋込型保険になると感じました。
 

  • ハッカソン開催概要
ハッカソン名 “業界横断” 埋込型保険APIハッカソン
概要紹介URL https://hackathon20230224.peatix.com/
参加チーム 保険会社:
住友生命保険相互会社
明治安田生命保険相互会社
その他一社

保険会社以外:
株式会社野村総合研究所
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
KPMGコンサルティング株式会社
その他一社

開発・発表内容 1.Protosure Japanの提供するノーコードプラットフォーム上で、一般消費者向けまたは事業者向けのサービスに埋め込む保険商品を設計していただき、そのサービス(フロント)が必要とするAPI(保険料試算API等)をノーコードで準備していただきます。
2.上記1で準備したAPIを使用して埋込型保険のプロトタイプを開発し、プレゼンテーションしていただきます。
審査基準 1. 独創性が認められるサービスであるか
2. サービス実装の実現性が⾼いか(保険料の妥当性/収益性は審査対象外)
3. 社会的インパクト
審査員 審査員⼀覧(⽒名五⼗⾳順)は以下になります。
・加藤⼤輔⽒ (三井住友海上⽕災保険株式会社 ビジネスイノベーション部部⻑)
・河合俊浩⽒ (アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ⾦融事業開発本部 プリンシパル 事業開発マネージャー(保険担当))
・岸和良⽒ (住友⽣命相互会社 理事 デジタルオフィサー)
・永⽥康弘⽒ (明治安⽥⽣命相互会社 執⾏役員 デジタル戦略部⻑)
・畑加寿也⽒ (株式会社 justInCase / justInCase Technologies 代表取締役 / CEO, Co-founder)
・藤井達⼈⽒ (⽇本マイクロソフト株式会社 業務執⾏役員 ⾦融イノベーション本部⻑)
・松尾茂⽒ (株式会社野村総合研究所 保険デジタル企画部 チーフコンサルタント)

 

  • 【株式会社Protosure Japan(プロトシュア ジャパン)会社概要】

所在地:東京都中央区⽇本橋兜町6番5号 FinGATE KABUTO
代表者:代表取締役 浅川 太貴
設⽴:2021年8⽉
事業内容:保険に特化したノーコードプラットフォームの開発・提供

  • 【株式会社 FINOLAB(フィノラボ)概要】

所在地:東京都千代⽥区⼤⼿町 1-6-1
代表者:代表取締役 伊藤 千恵
設⽴:2019年7⽉
資本⾦:3億円(資本準備⾦を含む)
事業内容:新規事業/イノベーションのテーマパーク(オンライン&リアルの場)を創り、ビジネスに関する学び、発⾒、ワクワク感、共感できる⼈との出会い、SANDBOX(実験場)等を提供することにより、事業創出の課題を解決する。また、社会課題を解決する事業を次々に創出できる、次世代のビジネスエコシステム構築を⽬指す。

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