人とペットの絆に関する調査

アイペット損害保険株式会社のプレスリリース

アイペット損害保険株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:安田敦子 以下、当社)は、犬・猫(以下、「ペット」)を飼育している、もしくは飼育経験のある1,000名を対象に、人とペットの絆に関するアンケート調査を実施しましたので、その結果を公表します。

 

調査結果概要
◆ペットとの絆を感じる方は全体の75%で、絆を感じる場面は「寄り添っているとき」がトップ
◆ペットとの絆を深めるために、「なでる、さわるなどのスキンシップをとる」方が多く、こうしたスキンシップを通じて「ペットとの絆ができている」と感じている方が約90%にのぼる
◆ペットとの絆が強まることで、「ストレスが緩和された」「家族との会話が増えた」などのポジティブな影響があったと感じている方が多い
◆ペットとともに「やってみたい」ことは「ペットと会話をする/意思疎通する」が最多。世代間で、選ばれる選択肢に違いがみられたことにも注目

 

ペットとの絆を感じる方は全体の75%にのぼるも、40代50代では絆を感じない方が約3割に
ペットに対し、絆(つながり)を感じることがあるかを尋ねたところ、「感じる」と回答した割合は全体で75%にのぼりました。年代別では、全世代で7割以上が「感じる」と回答した一方で、40代、50代の約3割が「感じない」と回答しました。ペットとの絆(つながり)を感じない理由としては、自由回答で「人と違って言葉を交わせないから」「本心がわからないから」など、言葉による明快なコミュニケーションが取れないことを挙げる意見が最も多く寄せられました。

ペットとの絆を感じる場面は「寄り添っているとき」がダントツ
続いて、「ペット」に対し、どのようなときに絆を感じるかを尋ねたところ、「寄り添っているとき」(70.3%)が最多となりました。次いで、「必要とされていると感じるとき」「意思疎通が図れていると感じるとき」が上位となりました。

さらに「大切な人」に対しても、同様に、どのようなときに絆を感じるかを尋ねたところ、最多は「気にかけてくれていると感じられるとき」(62.7%)で、「寄り添っているとき」「必要とされていると感じるとき」が続きました。

「ペット」と「大切な人」への回答で最も差が出た項目は、「気にかけてくれていると感じられるとき」で、倍以上となる31.9ポイントの差がでました。絆を感じるには、相手の反応を感じられることがポイントとなっているようです。一方、差が出なかった項目は、「意思疎通が図れていると感じるとき」で、「ペット」にも「大切な人」に対しても、絆の感じ方は同じようです。

ペットとの絆を深めるために実践していることは「なでる、さわるなどスキンシップをとる」が最多
ペットとの絆を深めるために実践していることを尋ねたところ、「なでる、さわるなどスキンシップをとる」(59.4%)が最多で、次いで「名前を呼ぶ」「ほめる」が続きました。

9割の方が、ペットとコミュニケーションをとることで絆ができていると感じている
続いて、そのようなコミュニケーションをとることで、ペットの行動や性格が変化してきた、絆ができてきていると感じるかを尋ねたところ、「絆ができていると感じる」と回答した割合が、約9割に上りました。

さらに、ペットのどのような様子から行動や性格の変化、絆ができていると感じるかを尋ねたところ、「自ら近くに寄ってくるようになった」(68.1%)が最多となりました。

次に「信頼関係を感じられるようになった」(45.3%)、「基本動作(まて、おすわり、トイレなど)ができるようになった」(44.5%)が続いており、ペット飼育者が、ペットに愛情深く接することで、ペットにもポジティブな変化が生まれるようです。

ペットとの絆が強まることで自身にもポジティブな影響があったと考える方が7割以上
特に、「ストレスが緩和された」「家族との会話が増えた」と感じる方が多い
次に、ペットの変化していく様子や、絆が強まっていることを感じたことで、自身の性格や行動にもポジティブな影響があったかを尋ねたところ、75.4%が「ポジティブな影響があった」と回答しました。

さらに、ペットを飼育するようになってから、あなた自身にどのようなポジティブな影響があったかを尋ねたところ、「ストレスが緩和された」(66.3%)が最多となりました。アニマルセラピーという言葉があるように、ペットが癒しの存在となっていると感じている方が多いのではないでしょうか。次に「家族との会話が増えた」(52.8%)、「ペットを通じて友人、仲間が増えた」「相手の気持ちを思いやれるようになった」(26.7%)が続いており、ペットを基軸に、家族や大切な人たちとの絆が深まっていくなどの効果が生まれているようです。その他自由回答では、「動植物や物に対する優しさが生じた」「生きる理由となった」などのコメントも見受けられました。これらの結果からも、ペットとペット飼育者は、お互いにとってポジティブな影響を与えあえる関係を築けていることがうかがえます。

 

ペットとやってみたいこと人気No.1は「ペットと会話/意思疎通する」
次に、現実では難しいことも含め、もし可能だとしたら、ペットとともに「やってみたい」と思うことを尋ねたところ、「ペットと会話をする/意思疎通する」(63.7%)が最多となり、次に「ペットと一緒に過ごしながら仕事をする」(26.4%)「ペットと一緒に自然の豊かな環境で暮らす」(24.6%)が続きました。

年代別にみると、「ペットと会話をする/意思疎通する」がすべての選択肢の中で唯一、全世代で60%以上となっており、圧倒的トップとなりました。前段の「ペットとの絆(つながり)を感じない理由」として、言葉による明快なコミュニケーションが取れないという声があがっていたことからも、ペット飼育者に共通した想いなのかもしれません。また、「ペットと同じお墓に入る」や「ペットと一緒に老人ホームに入る」といった選択肢を選んでいるのは20代が最多で、60代以上と比べると10ポイント近い差が出ていることも注目しました。これは近年ペットの家族化が進み、若い世代が幼少の頃から「ペットは家族の一員」と認識する機会が増え、そのような価値観が浸透しつつあることを示しているようにも考えられます。

最後に、大切な存在(家族、友人、ペットなど)との絆(つながり)を感じることは、自身にとって幸せなことかを尋ねたところ、98.8%が「自身にとって幸せなこと」だと回答しました。これは、ほぼ全ての方が「大切な存在との絆」を「幸せ」だと捉えているとも言えるのではないでしょうか。

新型コロナウイルス流行後、私たちは外出自粛やリモートワークの導入など生活の急激な変化に見舞われました。このような中、ペットを飼育されている方にとっては、自宅で過ごす時間が増えたぶんペットと向き合う時間も増え、ペットの存在に助けられたり、絆を感じる場面も多かったのではないでしょうか。現在、社会は行動制限が緩和されるなど、再び変化を迎えています。今後、なかなか会うことのできなかった大切な人に、気軽に会える機会が増えていく一方で、自宅で過ごす時間が減ると、ペットは環境の変化に戸惑うかもしれません。大切な人との絆も、大切なペットとの絆も、どちらも大事しながら、人とペットお互いにとって居心地の良い新たな生活環境を整えていきましょう。

 

アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けてまいります。

■会社概要
商     号  : アイペット損害保険株式会社
代 表 者  : 代表取締役 執行役員社長 安田敦子
所 在 地  : 〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
設     立  : 2004年5月
事業内容 : 損害保険業
資 本 金  : 4,619百万円(2022年3月31日現在)
U   R   L : https://www.ipet-ins.com

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