オールニッポン・アセットマネジメントが運用の多様化・リスク管理高度化にブルームバーグの統合型OMSを採用

ブルームバーグ エル・ピーのプレスリリース

【東京-2023年2月8日】 ブルームバーグは本日、オールニッポン・アセットマネジメント株式会社がブルームバーグの資産運用会社や保険会社、地域金融機関といったバイサイドの機関投資家向けに開発した主要なオーダーマネジメントシステム(OMS)であるアセット&インベストメント マネジャー(AIM)を採用したことを発表しました。オールニッポン・アセットマネジメントはAIMを運用の多様化の推進、法定帳簿である発注伝票の作成及び保存、社内システムとのSTP化によるスムーズな連携に活用します。

多くの主要地域銀行が出資して設立されたオールニッポン・アセットマネジメントは、地域銀行のための独立系運用会社です。

オールニッポン・アセットマネジメントの執行役員 情報・リスク戦略部長の武田伸一氏は、以下のように述べています。「コロナ危機以降、世界の金融市場がかつてないほど激しい価格変動を経験しています。そんな状況下にあって、弊社は投資家の利益を優先するため、執行および損益管理を迅速に行える運営体制を一段と強化する必要性を強く感じていました。そして、その体制強化をシステム面で支えるオーダーマネジメントシステムにおいては、弊社の方向性に最も合致しているブルームバーグ社のAIMが最適であるとの判断から、今般導入を決定いたしました」

ブルームバーグ日本統括責任者のノーマン・トゥエイボームは、以下のように述べています。「ブルームバーグは、世界の多くの金融機関のポートフォリオの多様化、リスクの管理の高度化、そして世界の規制対応を支援するツールを提供してきた実績を持っています。今回は日本の経済発展の鍵を握る地域金融機関において、運用体制の高度化やワークフローの最適化に向けた取り組みを支援する技術ソリューションを提供できることを非常に嬉しく思います」

ブルームバーグのバイサイドソリューションは、投資判断、注文管理、ポートフォリオ管理、約定後サービスといったフロントからバックオフィスにわたる投資ライフサイクルにてサポートする技術を提供するソリューションで、世界最大手の資産運用会社、アセットオーナー、ヘッジファンドなどの皆様にご活用いただいています。ブルームバーグAIMは、900を超える企業の約15,000人のユーザーが、17兆ドルを超える資産を管理するために使用している、主要なオーダーマネジメントシステムです。同じく当社バイサイドソリューションであるPORTは、マルチアセットポートフォリオおよびリスク分析ソリューションで高度なリスク、リターンの属性モデルを提供します。PORTは世界の15,000社において、47,000人のアクティブユーザーがいます。ブルームバーグの約定後サービスは約定後のワークフローを合理化し、照合、STP、イレギュラーな決済対応、担保管理などを通じて業務リスクを削減します。

ブルームバーグのバイサイドソリューション、そしてAIMについての詳細はこちら( https://about.bloomberg.co.jp/expertise/buy-side/ )をご覧ください。

オールニッポン・アセットマネジメントについて
オールニッポン・アセットマネジメント株式会社は地域銀行による、地域銀行のための独立系運用会社です。運用ソリューションの提供に加え、リスク管理(ミドル機能)の支援、人財育成を業務の三本柱として、地域銀行の有価証券運用・リスク管理業務を総合的かつ高度にサポートして行くことを目指しています。なお、現在の運用資産残高は約7,000億円です。

ブルームバーグについて
ブルームバーグは、世界のビジネス・金融情報のリーディング・カンパニーとして、市場に透明性、効率性、公正性をもたらす、信頼性の高いデータ、ニュース、インサイトを提供しています。当社は、お客様がより多くの情報に基づいた意思決定を行い、より良いコラボレーションを促進することを可能にする信頼性の高いテクノロジー・ソリューションを通じて、世界の金融エコシステムにおいて影響力のあるコミュニティをつなぐ支援をしています。

詳細については、こちら( https://about.bloomberg.co.jp/corporate-profile/ )をご覧いただくか、デモをリクエスト( https://about.bloomberg.co.jp/request-demo/?tactic-page=467038 )してください。

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