2022年の「夏休み」 日数、過ごし方への満足度は? 今後の「旅行支援」への期待値は高く、利用したいが7割以上という結果に! 働いている男女500人アンケートの調査結果

保険マンモス株式会社のプレスリリース

3年ぶりに行動制限のない夏を迎えた2022年。新型コロナ感染者数の推移をチェックしつつも、久しぶりに夏のレジャーやお出かけを楽しんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

昨年まで中止されていた夏祭りや野外コンサートなどのイベントが復活したり、久々の遠方への帰省をされた方もいると思います。

今回は、2022年の夏休みの取得状況や過ごし方について、20歳~59歳の働いている男女にアンケートを実施しました。

理想の夏休みの日数や、今年の夏のお出かけで気を付けていたこと、今年の夏休みの満足度なども紹介していきます。
 

 

■今年の夏休みの日数、多かったですか?
まずは今回アンケートに参加してくれた方々の属性を紹介します。

女性の方がやや多く、また30代の方が約4割を占めました。さらに、その500人の中で、独身の方は233人、既婚者の方が267人と、ほぼ半々です。

では早速、今年の夏休みの日数についてみなさんの回答をチェックしてみましょう。

2022年の夏休みの日数で、もっとも多かったのは「5日」という回答でした。2位は「3日」とやや短めですが、3位はなんと「10日以上」という結果に。ゆっくり休めた方も多いようです。

同時に、夏休みに連休が含まれていたかについても聞いてみました。

「3日以上~5日以内の連休」と答えた方が201人と、もっとも多い結果になりました。ちなみに、「3日以上」と回答した方を合計すると、全体の7割以上という結果に。

旅行や帰省なども、比較的楽しみやすい日程で過ごせた方が多かったようですね。

■みんなの理想の夏休みの日数は?
今回アンケートに回答してくれた方々にとって、「理想の夏休み」についても聞いてみました。連休に関する希望について聞いたところ、結果は以下のようになりました。

もっとも多かった回答は「6日~7日の連休」。「10日以上の連休」を求める声も、同程度集まりました。

全体の6割以上が「6日以上の連休」を理想としていることから考えると、2022年の夏休みは、少々物足りないと感じた方も多かったのかもしれません。

■行動制限のない2022年の夏!みんなはどう過ごしましたか?
では続いて、今年の夏にみんなが実際にどのように過ごしたのか、具体的にチェックしていきましょう。

行動制限がなかった中でしたが、「普段どおりで特別なことはしなかった」という結果が最も多い回答でした。夏休みの連休が、理想よりも短かったことが関係しているのかもしれませんね。

また行動制限がないとはいえ、夏は新型コロナの感染者が爆発的に増えていた時期。出かけるのに抵抗があったという方も多かったのではないでしょうか。

2位は「国内旅行(ホテルや旅館に宿泊あり)」、3位は「帰省(宿泊あり)」と、連休を活かした」宿泊を伴うレジャー」を楽しんだ方も多かったようです。

■【2022年の夏】お出かけを楽しんだ方に、外出時に気をつけたことを聞きました!
夏のお出かけを楽しんだ方に、別途「外出する時に気をつけていたこと」についても聞いてみました。いくつかの回答をご紹介します。

  • コロナに感染すると嫌なので、人混みを避けて自然が多いところに行った。(30代女性)
  • 人が多い場所では必ずマスクをつけていました。消毒スポットでも必ず消毒をしていました。(40代男性)
  • あまり人のいる時間に買い物等に行かないこと、公共機関を使わず移動をすることを気をつけていました。(30代女性)
  • 帰省先のおじいちゃんおばあちゃんにコロナを持ち込まないようPCR検査してから帰省しました。(30代男性)

やはり多かったのは、「新型コロナ対策」でした。手洗い・マスク・消毒といった基本的な感染対策のほか、お出かけ先や移動手段についても、注意していた方が多かったようです。

混雑するイベントではなく、豊かな自然の中でキャンプを楽しんだり、マイカーでのお出かけを楽しんだり…。
「今できる楽しみ」を探すのも、今年ならではの楽しみ方だったと言えるのではないでしょうか。

また、渋滞、熱中症、お金の使い過ぎなど…夏のお出かけの定番トラブルを意識したという意見も目立ちました。

  • 人出が多くなることは予想できたので、高速道路の渋滞状況にはかなり気を付けました。(30代女性)
  • 物価高騰で家計に甚大な被害を受けているので、宿代を節約するようにしました。(30代男性)
  • マスク着用時に熱中症にならないようにアイスリングを首にかけていました。(20代女性)
  • 熱中症対策に特に気をつけました。水分をこまめに取り、長時間太陽の下にいないようスケジュールしました。(30代男性)

久ぶりのお出かけだからこそ、新型コロナ対策以外の準備も万全にして、夏のお出かけを楽しんだ方も多かったようです。

■昨年の夏はどう過ごしましたか?今年外出を決めた理由も紹介
多くの人がお出かけを楽しんだ2022年の夏休み。一方で、昨年2021年の夏休みはみんなどのように過ごしていたのでしょうか。

外出しなかった人の割合が約6割と、今年以上に外出を控えていた様子が伝わってきます。

昨年は外出せず今年の夏休みは外出した方に、今年外出を決めた理由についても聞いてみました。

  • コロナの外出規制の緩和
  • お店や施設が通常営業になってきた
  • ワクチン接種済からの安心感
  • 外出できないのがもう限界!と感じていた

回答が多い順に並べました。圧倒的に多かったのは、「外出に関する規制が緩和されたから」という理由でした。2022年の夏休みは、「ようやく訪れた待ちに待ったチャンスの夏」だったと言えるのではないでしょうか。

■【2022年の夏】出かけなかった理由は何?
一方で、2021年に引き続き、2022年も夏のお出かけを控えた方も少なくありません。その理由に注目してみましょう。

やはり多かったのは「コロナウイルス感染症の予防ため」でした。今年の夏に爆発的に流行した「オミクロン株」は、従来株と比較して、感染力が非常に強いと言われています。

単純に「自分がかかりたくない」というよりは、「周囲にうつしたくない」という気遣いから、外出を控えた方も多かったのではないでしょうか。

■気になるみんなの懐事情!夏休みにいくら使いましたか?
夏のお出かけには、何かとお金もかかるもの。みんながどれぐらい使ったのか、アンケート結果からチェックしてみました。

「~20,000円未満」「特に使っていない」を合わせると、全体の半数以上という結果に。行動制限がない中で、リーズナブルに好きなことを楽しんだ方が多いようです。

一方で、昨年との違いについても聞いてみました。

4割以上が、昨年よりも使ったお金が「増えた」と回答。増えた理由は以下でした。

  • 1位「お出かけ費用」
  • 2位「外食費用」
  • 3位「収入の増加」
  • 4位「ボーナスの増加」
  • 5位「買いたい物がある」
  • 6位「その他」

やはりお出かけや外食にお金を費やした方が多かったようです。

一方で、「昨年よりも使うお金が減った」という方にも、その理由を聞いてみました。

  • 1位「収入減」
  • 2位「外出自粛」
  • 3位「物価高騰」
  • 4位「使い道がない」
  • 5位「ボーナス減」
  • 6位「その他」

外出自粛よりも、収入減を挙げる意見が目立ちました。経済的な事情から、財布の紐を締めざるを得なかった人も多かったのでしょう。

■今年の夏休みに自分なりに【点数】をつけるなら何点?
新型コロナウイルスに気を付けつつ、以前と同じようなスタイルで夏のレジャーを満喫した方もいれば、引き続き自粛スタイルを貫いた方も多かった今年の夏。

自身の過ごし方に点数をつけるとしたら、どれぐらいなのでしょうか?高い点数をつけた方から、理由とともに紹介します。

■100点満点ををつけた方の意見
【100点】

  • 去年よりもさらにアクティブに活動し、実家の帰省もでき、ホテルにも泊まりに行けて満足だったので。(20代女性)
  • いつも沢山頑張って働いているので、夏休みはパーっと過ごした。いい気分転換になったので、また頑張ろうと思えた。(30代女性)
  • 昨年までは外出を控えて、コロナに怯えて過ごしていましたので気分がどんよりしていることが多かったですが、今年は外出制限なしで子供たちと心から楽しめました。(30代女性)

■90点以上の高得点ををつけた方の意見
【95点】

  • 実家へ帰省し、両親に孫の顔をみせることが出来たから。また、長時間一緒にいることができたのでとてもしっかり親孝行できたと思ったからです。(30代男性)
  • 久しぶりに実家に帰省できて、思う存分リフレッシュできました。休み明けも、頑張ろうという非常にポジティブな気持ちになりました。(30代女性)

【90点】

  • 昨年度まで、友達や家族と旅行する機会がほとんどなかったのですが、今年はさまざまなところに旅行ができて満足でした。しかし、行ける場所は制限されたので、そこはマイナスです。(20代男性)
  • 去年は旅行に行くことが出来ず、車で出かけられる近場にしか出かけられなかったが、今年はグランピングに行くことが出来て、とてもリフレッシュできて良かった。(40代女性)

高得点を付けた方に目立ったのは、「コロナ禍でも好きなことができた!」「去年は出かけられなかったけど今年は思う存分楽しめた」という意見です。

自分なりの過ごし方で楽しめた方は、満足度も高かったのでしょう。

■70点~80点代をつけた方の意見
【80点】

  • お金にも余裕があり自分のやりたいことはできていたと思います。しかし友人たちと予定が合わなかったので一人で遊ぶことになったのが残念でした。(20代男性)
  • 特に遠出はせず、家でゆっくりしていた。テレビを見たり、録画していたドラマや映画を家族で見て過ごした。ゆっくりできたのは良いが、特別普段と違うことはできなかったので、その部分ではマイナス。(40代女性)
  •  旅行関連で割引が多く、それを有効活用できたと思うから。でも、コロナによりあまり遠くには行けず、近場での旅行になってしまったのが少し残念だった。(20代女性)

【70点】

  • 今年は一人旅もしたし、彼氏と旅行もできたから。沼津と京都に行ったが、お店も賑わいがあって良かった。ただ、旅行後にコロナに罹ってしまい、有給が無くなってしまったのが残念。(30代女性)
  • 本当は2泊3日ぐらいしたかったが、お金と休みがないので1泊2日で車で行ける範囲の旅行になってしまった。ただ、旅行先では美味しいものをたくさん食べて、まあ満足はできました。(30代男性)

こちらは「まぁまぁ」といった点数を付けた方々の意見です。コロナ、休みの長さ、お金など…「さまざまな制限が気になった」という方が多いようですね。

最後は、残念ながら低評価となった方々の意見です。

■30点以下の低得点をつけた方の意見
【30点】

  • 本当なら映画や温泉行きたいところはたくさんありました。緊急事態宣言が出ていなかったので、別に行っても良かったのですが、もしコロナにかかってしまったら会社にも迷惑がかかるのでなかなか行動に出せませんでした。(30代女性)

【20点】

  •  子供を連れて出かけることはできたが、遠出の旅行などコロナ禍以前のようには楽しむことができなかったから。自分自身も子供も物足りない夏休みだったと思う。(40代女性)

【10点】

  • 旦那と子供の行きたいところばかりで、待たされてばかりだった。旦那がケチで、何も買えなかった。今年も帰省できなかった。(40代女性)
  • 通常の休みと変わらず、夏休みらしくもなく、特別なこともしませんでした。転職を考えてしまいました。(40代女性)

【0点】

  • 妻と休みが合わず、全く出かけることがなかった。結局家でダラダラと酒を飲む怠惰な生活を送っていたので、どうせなら勉強するなど有意義に使えばよかった。(30代男性)
  • 去年もお金がなくて外出も旅行もしなかったのに、今年も買い物以外は外出をすることがなかったので全く満足していません。(50代女性)

金銭的な事情や、コロナウイルスに感染してしまったなど、さまざまな事情から思うような過ごし方ができず、後悔してしまった方も少なくありません。

■今夏のボーナスの状況はどうでしたか?
夏のレジャーを楽しむための原資となるのものの一つが「ボーナス」です。今夏の支給状況を聞いてみました。

今回のアンケートでは、4割以上の方が「ボーナスなし」という結果に。経済状況の悪化が、夏のレジャーにも暗い影を落としていると言えそうです。

■今後の旅行支援企画に期待している人多し!利用したい人は7割以上!!
冷え込む観光業を支援するため、政府が以前に実施していたGO TO キャンペーン。今後、同じような企画が行われたとしたら、どう思うか聞いてみましょう。

7割以上が「利用したい」と回答しました。同様のイベントに対する期待度は、かなり高いと言えそうです。

なかなかお給料が上がらない状況の中、昨今の物価高や円安も家計に影を落としています。お出かけ費用や娯楽費まで、なかなか手が回らない…と感じている方にとって、政府が行う支援策は非常に大きな助けになるでしょう。

実際にこのアンケートの後、国土交通省-観光庁は、旅行需要喚起策である「全国旅行支援」(全国旅行割)を2022年10月11日から12月20日まで実施すると発表。さらに12月27日宿泊分まで延長し、年明け以降も割引率などの見直しをした上で継続して実施すると発表しています。

観光庁が11月30日に発表した「宿泊旅行統計調査」の速報値によると、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月(10月)と比較し、国内ホテルや国内旅館に宿泊した日本人は5.8%増加したとのこと。

コロナワクチン接種証明や検査証明書の提示がいるなどの条件付きではあるものの、利用者は多いようですね。実際に全国各地の観光地が多くの人で賑わっている様子をメディアで目にする機会も増えた印象です。

新型コロナによる制限緩和は進んでいるものの、円安の影響で海外旅行は厳しい状況が続いています。お得なキャンペーンを使い、国内旅行の魅力を満喫できると良いですね。

今年の冬休みや来年の大型連休に向けて、観光業界を活性化させる支援策もまだまだ登場するでしょう。

新しいカタチの旅行支援や家計支援なども上手に活用し、家族や友達と楽しい旅行・レジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

●調査概要
調査対象:夏休み事情について答えてくれた方
調査日:2022年9月9日~2022年9月26日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:20歳~59歳までの働いている方500人(女性318人/男性182人)

■保険マンモス株式会社について
金融リテラシーの向上に貢献する企業として、保険相談サービスの提供、FP支援事業、法人アライアンス事業など、さまざまな事業を展開しています。

URL:https://hoken-mammoth.com/corp/

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