【三菱UFJ銀行】インドビジネスへのコミットメント~インドで進展するMUFGのDX戦略~

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループのプレスリリース

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(以下、三菱UFJ銀行)は今般、ムンバイで開催されたインド政府機関が主催する世界最大規模のフィンテックイベント、Global Fintech Festに参加しました。大澤Chief Digital Transformation Officer(CDTO)がMUFGのDX戦略についてプレゼンテーションを行い、主にインドのフィンテック企業に向けたMUFGのプレゼンス向上及びビジネスチャンスの拡大に繋がっています。急成長するインド市場を取り込みながらDX戦略を推進し、お客さまに提供するサービスの拡充を進めています!

  • 協業はDX戦略成功のカギ

本イベントで、 大澤CDTOは、世界で存在感を増していくインド市場の重要性に言及した上で、MUFGのDXに係る取り組みの紹介やインドビジネスへのコミットメントについて次のように語りました。

「インドのテクノロジー化は世界屈指のスピードで進んでおり、日々スタートアップ企業が誕生しています。このような企業との協業により、MUFGおよびパートナー企業双方にとって新たなビジネス機会の獲得やサービスの提供が見込めることから、インド国内のスタートアップ企業を対象とした総額300百万米ドルの投資枠、通称“MUFGガネーシャファンド”を設定しました。MUFGのDXを推進すべく、同ファンドを通じたインドのスタートアップ企業との協働を深めていきます。」

世界中で進むDX。MUFGにとってDX戦略の成功のカギとなるのはオープン・イノベーションであり、外部企業との協業は非常に重要です。MUFGは2019年に設立した三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)[1] を通じた出資や、東南アジアにおけるスーパーアプリ事業者であるGrab社、モビリティ・フィンテック企業であるMoove社への出資の他、Liquidity Capitalとの合弁会社Mars Growth Capitalの設立などの協業を進めています。Mars Growth Capitalでは、22年1月にプレユニコーン・ユニコーン企業を対象とする2号ファンドを設立するなど、既に24社の海外スタートアップ企業への融資を実行しており、今後さらなる事業拡大および新たな事業展開を検討中です。

[1] MUIP:MUFGグループのオープン・イノベーション戦略を担うCorporate Venture Capitalとして、国内外のスタートアップとMUFG各社の協業推進と、スタートアップへの戦略出資を推進することを目的に設立。現在では累計で30社超に投資し、複数の協業案件に発展中。
 

  • MUFGガネーシャファンド 1号案件

MUFGは9月、イベントでも言及した“MUFGガネーシャファンド”を通して、待望の第1号案件として、中小企業向けのオンラインプラットフォームを提供するインドのスタートアップ企業、 DotPe Private Limited(以下 DotPe社) への出資契約を締結しました。DotPe社は、飲食店を中心としたオフライン型のビジネスに対して、決済手段や注文管理、配達管理、データマネジメントなどの一括管理ができるワンストップソリューションを提供し、企業のオンライン化を推進しています。MUFGはDotPe社への出資を通して、中小企業のデジタライゼーションを支援するとともに、地域産業のさらなる発展・拡大に貢献します。

MUFG、および三菱UFJ銀行は、アジアの成長の取り込みとデジタルシフトへの対応、および環境・社会課題への貢献 を重点戦略と位置付ける中、成長著しいインドにおけるビジネスを拡大し、スタートアップ企業の成長を支援することで、新産業の育成および地域社会の持続的な発展に、より一層貢献していきます。また 将来的には、投資先企業の持つデジタル技術を活用し、お客さまに提供するサービスの利便性向上もめざしていきます。
 

 

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