UK P&I クラブ、社内ガバナンス推進により香港事務所を強化

UK P&I クラブのプレスリリース

P&I保険とその他サービスを国際海運業界に提供するリーディングプロバイダーであるUK P&I クラブは、今秋ショーン・ジェラティがギリシャ事務所へ異動したため、エイミー・ロブセスが香港事務所のシンジケート・マネージャーに就任したことを発表しました。

この人事の発表は、9月末にデビッド・ハーレーが香港オフィスに加わったことに続くものです。エイミーとデビッドは共に、アジア太平洋地域のP&Iリージョナル・クレーム・ダイレクターとしての役割を分担することになります。

エイミー・ロブセスは、当クラブの英国及び米国事務所で15年間の経験を積んだ後、シニア・クレーム・ダイレクターとして香港に赴任しました。米国弁護士の資格を持ち、貨物やB/L関連クレームそして海難事故など大型で複雑なクレームについてクレーム担当者を指導するなどの豊富な経験を有しています。
またデビッド・ハーレイは、以前香港のブリタニヤP&Iクラブに勤務していましたが、2022年9月に当クラブに入社しました。直近では、2020年より別のP&Iクラブでデピュティ・ダイレクター兼香港支店長を務めていました。彼は25年以上にわたり、P&IおよびFDDのクレームを幅広く取り扱ってきた経験を有しています。

UK P&I クラブの最高執行責任者であるフィリップ・クレイシーは、次のように述べています。
「エイミー・ロブセスの香港事務所シンジケート・マネジャー就任を発表できることを大変うれしく思っています。エイミーは当クラブで豊富な経験を積んでおり、この経験を当クラブの香港事務所で活かしてくれるものと確信しています。同時に、エイミー・ロブセスとデビッド・ハーレイのアジア太平洋地域クレーム・ダイレクターとしての新しい共同任務についても祝辞を述べたいと思います。二人はその豊富なクレームハンドリングの経験を活かして、アジア太平洋地域のメンバーのために貢献してくれると確信しています。」

<UK P&I クラブについて>
UK P&I クラブは、グローバルな海運業界において、P&I保険とその他関連サービスを提供する大手保険組合(Mutual Club)です。UK P&I クラブは、そのグローバルに展開するオフィスとクレームネットワークを通じて、2億5,500万トン以上の船舶の所有者および用船者にP&I保険を提供しています。スタンダード・アンド・プアーズ社からA-(安定的)の格付けを受けています。UK P&I クラブは、「最高クラス」の保険引受、クレーム処理、損害防止サービスを提供できる専門知識と技術を高く評価されています。

UK P&I クラブは、独立系の国際的な保険等サービス会社であるトーマス・ミラー社に、クラブ管理者として業務を委託しています。

https://www.ukpandi.com/

<トーマス・ミラー社について>
トーマス・ミラー社は、保険サービスを提供する国際的なリーディング・カンパニーです。
1885年に設立された同社は、相互会社、特に国際運輸と専門職業賠償セクターへの管理サービスの提供を起源とし、今日では主要な保険相互会社の大部分を管理しています。また現在、同社はその知識と専門性を活かし、専門的なビジネスを展開しています。

主な活動内容は以下の通りです。
・運輸および専門職の業界に対する賠償責任保険相互会社の管理サービス
・総代理店の管理・経営
・法務サービス、クレーム、キャプティブ会社の管理を含むプロフェッショナル・サービス

https://www.thomasmiller.com/

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