ペット保険事業への参入について

アフラック生命保険株式会社のプレスリリース

                                         2022年11月11日

 アフラック生命保険株式会社(代表取締役社長:古出 眞敏、以下「当社」)は、この度、当社最終持株会社であるアフラック・インコーポレーテッド(会長兼最高経営責任者:ダニエルP.エイモス)及びトゥルーパニオン・インコーポレーテッド(最高経営責任者:ダリル・ローリングス、以下「トゥルーパニオン」)と日本におけるペット保険事業に関する基本合意書を締結し、新たに合弁会社を設立のうえ、同事業に参入することとしましたのでお知らせします。

 アフラック・インコーポレーテッドは、米国における犬・猫向けの医療保険のリーディングカンパニーであるトゥルーパニオンと2020年10月に資本業務提携を締結し、米国において、職域をはじめとする幅広い販売チャネルを通じた戦略的なペット保険市場への参入を実現するとともに、成長期待の高い日本のペット保険市場への参入機会についても検討してきました。
 そして、この度の基本合意に基づき、当社は2022年11月中に準備会社を設立し、年内の少額短期保険業の登録を経て、2023年4月にトゥルーパニオンとの合弁会社として事業を開始する予定です。
 ペット保険事業にあたっては、当社が日本の保険市場において長年にわたって蓄積してきた経験や経営資源と、トゥルーパニオンがペット保険に関して有する高い商品開発力や契約管理システム等を活用して日本のお客様に新たな価値を提供していきます。さらに、現在保険管理人の管理下にあるペッツベスト少額短期保険株式会社(保険管理人弁護士 松永 崇、同公認会計士 泉 範行)とスポンサー契約を締結し、関係当局の承認及び契約上の諸条件の成立を前提として、同社の保険契約(対象:移転日における全有効契約)の移転を受けることで顧客基盤を引き継ぎ、速やかにペット保険事業を開始するとともに、同社の保険契約者の保護にも貢献していきます。

 当社は、ブランドプロミス「『生きる』を創る。」などのコアバリューに基づき、社会と共有できる価値を創造するCSV経営を実践してきました。
 近年、犬・猫の新規飼育世帯数が堅調に推移*するなか、当社は、ペット保険事業を通して、家族の一員であるペットの健康を維持することで、ペットと暮らす方々の充実した日々と心身の健康に貢献し、お客様一人ひとりの自分らしく充実した人生を実現していきます。

*一般社団法人ペットフード協会「令和3年(2021年)全国犬猫飼育実態調査 結果」

アフラック生命保険株式会社

アフラック・インコーポレーテッド

トゥルーパニオン・インコーポレーテッド.

<ペッツベスト少額短期保険株式会社>

<参考資料>
※本リリースは、米国時間2022年11月10日に発表済みのアフラック・インコーポレーテッドによる英文プレスリリースの参考和訳です。解釈に相違が生じた際には、英語版を基準とします。
 

        アフラックとトゥルーパニオン、事業アフラック・ペット保険を発表

ジョージア州コロンバス、ワシントン州シアトル – 2022年11月10日

日本と米国で5,000万人以上の方々の保障を支えるフォーチュン500社の1社であるアフラック・インコーポレーテッド(ニューヨーク証券取引所ティッカー:AFL)と、ペット(犬・猫)医療保険のリーダーカンパニーであるトゥルーパニオン・インコーポレーテッド(ナスダック証券取引所ティッカー:TRUP)は、アフラック生命保険株式会社とトゥルーパニオンの合弁事業により、日本において高価値なペット保険を提供することを公表いたします。 合弁事業であるアフラック・ペット保険は、アフラックの強力なブランド、保険に関する専門知識、そして日本における広範な販売ネットワークと、トゥルーパニオンのペット保険における専門知識とリーダーシップを活用します。

2023年後半から、当局による必要な承認を得た後に、アフラック・ペット保険は、ペットの飼い主がペットの予期せぬケアのための予算を確保できるように設計された高価値なペット医療保険を提供する予定です。

アフラック・インコーポレーテッドのフレデリック・J・クロフォード社長兼チーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)は、「米国のペット保険業界のリーダーであるトゥルーパニオンとのパートナーシップを拡大し、日本市場における当社の提供価値を高めることができることを嬉しく思います。日本ではペット飼育ニーズが増加しており、ペットを大事な家族の一員であると考える人も増えていることから、市場規模は大きいもののまだペット保険が浸透していない日本の市場に成長の機会があると考えています。」と述べています。「この合弁事業は、アフラックの日本におけるブランド認知、広範な販売網、業界リーダーシップと、トゥルーパニオンのペット保険業界におけるブランド、高い評判、専門性を結びつけるものです。」

アフラック(日本法人)の古出眞敏社長は「アフラック・ペット保険を通して、お客様のニーズに合ったソリューションを提供し、『生きる』を創るリーディングカンパニーとして共有価値を創造するための当社の取り組みを進めていきます。」と述べ、「このソリューションは、他のどのペット保険よりも高価値で、また、当社の中核である第三分野の商品ポートフォリオを大きく補完する保障を提供するものと確信しています。」と語っています。

トゥルーパニオン社長のマーギ・トゥース氏は「アフラックは、当社にとって引き続き支えとなる株主兼パートナーであり、この提携を通じて日本に進出できることを非常にうれしく思っています。」と述べ、また「日本市場は、獣医コミュニティと連携したペット保険商品にビジネスチャンスがあると考えています。アフラックと提携し、日本にある1万を超える動物病院の獣医およびスタッフと信頼を築くことを期待しています。両社が協力し、アフラックの保険に加入しているペットが、治療費に関係なく最適な獣医医療を確実に受けられるようにしたいと思います。」と付け加えました。

アフラック・インコーポレーテッドについて
アフラック・インコーポレーテッド(ニューヨーク証券取引所のティッカー・シンボルAFL)は、フォーチュン500社の1社であり、日米の子会社を通じて、5,000万人以上の方々に保障を提供し、ご契約者の皆さまが病気や怪我をした時に、給付金を現金で迅速にお支払いしています。60年以上にわたって、アフラック・インコーポレーテッドの子会社の保険商品は、ご契約者の皆さまが経済的な負担を抱えずに回復に専念する機会を提供してきました。米国では、アフラックは補完医療保険を提供する最大手の会社です*。アフラック生命保険株式会社は、日本における医療保険・がん保険の最大手で、約4世帯に1世帯がその保険に加入しています。2021年、アフラック・インコーポレーテッドは、『Ethisphere』誌の「世界で最も倫理観の高い企業」のリストに16年連続で選出されるという栄誉を与えられました。また、2021年、当社はダウ・ジョーンズのサステナビリティ・インデックス(北米)に組み入れられ、責任投資原則(PRI)への署名も行いました。2022年、アフラック・インコーポレーテッドは、『フォーチュン』誌の「世界で最も賞賛すべき企業」のリストに21回目の選出を受けるとともに、ブルームバーグの男女平等指数に3年連続で組み入れられました。通常の健康保険が保障しない出費にどのようにお役立ていただくかや、当社についての情報は、当社のウェブサイトaflac.comあるいはaflac.com/españolをご覧ください。また、投資家の皆様には、アフラック・インコーポレーテッド及びそのESG及び社会的責任に対するコミットメントについて、investors.aflac.com中の「Sustainability」を通じて、より詳細にご理解いただくことができます。
* LIMRA 2021 U.S. Supplemental Health Insurance Total Market Report

トゥルーパニオンについて
トゥルーパニオンは、米国、カナダ、欧州、プエルトリコ、オーストラリア全域における犬・猫向けの医療保険のリーダーであり、80万匹以上のペットが同社の保険に加入しています。20年以上にわたって、トゥルーパニオンはペットの飼い主が経済的な負担を抱えずにペットの回復に専念できるよう、飼い主に安心をお届けしてきました。トゥルーパニオンは、ペットの生涯にわたって無制限に保険金が支払われる最高価値のペット医療保険をペットの飼い主に提供することにコミットしています。トゥルーパニオンには特許取得済みのプロセスがあり、精算時に数秒で獣医に直接支払いを行うテクノロジーを有する唯一のプロバイダーです。トゥルーパニオンはNASDAQに「TRUP」のシンボルで上場されています。同社は2000年に設立され、本社は米国ワシントン州シアトルにあります。トゥルーパニオンの保険証券は、米国では全額出資保険会社であるAmerican Pet Insurance Companyが、カナダではOmega General Insurance Companyが発行しています。Trupanion Australiaは、トゥルーパニオンとHollard Insurance Companyの共同経営会社です。trupanion.comからアクセスしていただくと、より詳細な情報をご覧いただけます。

予測情報について
1995年の私的証券訴訟改革法は、企業に対して、いわゆる「安全港」の規定を設けています。規定によれば、その記述が将来予測に関する記述(forward-looking statement)として特定され、将来予測に関する記述に含まれる内容と大きく異なる結果を引き起こす可能性がある重要な要素を記した有意義な警告を伴うならば、自社の見通しに関する情報を積極的に提供するよう奨励しています。アフラック及びトゥルーパニオンは、この規定を活用したいと考えています。本書は、将来の見通しと大きく異なる結果を引き起こす可能性がある重要な要素を記した警告を記載しています。こうした将来の見通しは、本書の中、あるいはアナリストと当社役職員との議論、米国証券取引委員会(SEC)に提出された文書の記述に含まれています。 将来予想に関する記述は、過去の情報に基づくものではなく、本提携の実施、日本における事業機会の探求、アフラックによるトゥルーパニオン株式の取得、ならびに将来の事業、戦略、財務業績及びその他の進展事項に関するものです。更に、将来予測に関する情報は、さまざまな仮定や、リスク、不確定要素から影響を受けます。特に、「予想する」「予測する」「確信している」「目標」「目的」「可能性がある」「すべきである」「推定する」「意図する」「見積もる」「するつもりである」「仮定する」「潜在的」「対象」「見通し」、あるいはその他の類似した言葉を含む記述、また将来の結果についての特定の予測は一般に将来予測に関する記述です。アフラック及びトゥルーパニオンは、将来予測に関する記述について、 新情報を提供する義務を負いません。
いずれかの会社がそれぞれのSECへの提出書類で随時言及している事項のほかに、将来予測に関する記述と大きく異なる結果を引き起こす可能性がある事項は以下のとおりです。
・新型コロナウイルスに起因するものも含む世界資本市場及び経済の困難な状況
・投資先の債務不履行及び信用格付けの引き下げ
・重要な金利リスクに対するエクスポージャー
・日本に対する事業の集中
・当社の条件に合致する円建て有価証券の限られた入手可能性
・円/ドル為替レートの変動
・運用資産の評価に適用される異なる判断
・当社の運用資産に対して計上される予想信用損失の決定における重要な評価判断
・当社の財務力又は発行体格付けの引き下げ
・他の金融機関の信用力の低下
・特定の単一の発行体又はセクターに対する運用資産の集中
・新型コロナウイルスの影響及びその変異種(既知のものと新たに発生するもの)及びこれに起因する、当社の事業及び財務業績への経済的な影響ならびに政府による介入
・優秀な募集人、ブローカー、社員及び販売提携先を引きつけ、維持する能力
・保険料率の設定や責任準備金の算定に用いる仮定と実績の乖離
・情報システムの開発・改善を継続する能力
・電気通信、情報技術及びその他の業務システムにおける障害、あるいはそのようなシステムに収録されているセンシティブなデータに関する安全性、機密性又はプライバシーの維持の失敗
・子会社が親会社に配当金を支払う能力
・当社に固有なリスク管理方針及び手続の限界
・サードパーティベンダーの運用リスク
・当社に適用される税率変更の可能性
・契約者のプライバシー及び情報セキュリティに関する規則の遵守の失敗
・広範囲な規制及び法律又は政府当局による規制の変更
・競合環境及び市場のトレンドを予測し対応する能力
・気候変動によりもたらされる事象、伝染病、パンデミック(新型コロナウイルスによるものを含む)、竜巻、ハリケーン、地震、津波、戦争あるいはその他の軍事行動、テロ行為あるいはその他の暴力行為を含む大惨事及びそれに付随して起こる被害
・アフラックブランドと当社の評判を守る能力
・主要な経営陣メンバーの後継者を効果的に選出する能力
・会計基準の変更
・訴訟の内容及び結果
・米国における労働者の誤分類に関する主張あるいは判決

 

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