新刊『行職員のための 地域金融×サステナブルファイナンス入門』が11月24日に発売

株式会社経済法令研究会のプレスリリース

株式会社経済法令研究会(本社:東京都新宿区市谷本村町3-21、代表取締役:志茂満仁)は、単行本『行職員のための 地域金融×サステナブルファイナンス入門』を2022年11月24日に発売します。本書は、金融機関行職員を対象に、サステナビリティの重要性を理解し、取引先企業のサステナブルな経営サポートを実現するヒントを盛り込んだ入門書です。

■ 本書発刊のご案内
ここ数年、サステナブルファイナンスは、地域金融機関において積極的に推進され始めています。今、金融機関の取引における様々な条件として、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)に着目し、「サステナブルな経営につながるか」という視点に重点が置かれつつあります。しかし、地域の中小企業経営者は、日々の仕事に忙殺され、サステナブルの理解にまで至っていないという方が多いかもしれません。
そのような状況に注目し、本書には、行職員が、取引先の経営者とともに企業経営の持続可能性について語り合い、新たな提案を行う際の前提となる基本事項を整理しました。地球温暖化対策、脱炭素社会の実現、社会課題の解決などの視点を重視する個人・企業のありかたを踏まえて、SDGs、ESGとサステナブルファイナンスの基礎知識、ESG金融の主要な用語、サステナブルな視点からの金融機関行職員の役割等をQ&Aでコンパクトに解説し、金融機関行職員が地域企業の事業展開をサポートすべきことを説明しています。すでにESGの考え方を経営に取り入れて活躍する中小企業の事例も紹介。
中小企業経営者に「サステナブル」という言葉を魅力的に説明し、一緒に考えるきっかけとなること請け合いの一冊です。

■ 書籍情報
・タイトル:『行職員のための 地域金融×サステナブルファイナンス入門』
・著者:五味田 匡功・若狹 清史
・定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
・発売日:2022年11月24日
・判型:A5
・ページ数:124ページ
・ISBN:978-4-7668-3483-3 C2033
※弊社HP(https://www.khk.co.jp/book/book_detail.php?pid=54105)
Amazonその他、各ネットストア、全国の書店などでお買い求めいただけます。
※電子書籍版は、12月上旬に発行予定です。

【主な項目】
PART1 サステナブルファイナンスを学ぼう
Q1 サステナブルファイナンスとは何?
Q2 サステナブルファイナンスが話題になり始めた理由とは?
Q3 サステナブルファイナンスが公表された背景や歴史はどのようなもの?
Q4 サステナブルファイナンスの具体的な手法には何がある?
Q5 日本におけるサステナブルファイナンスの課題は何?
Q6 SDGsとサステナブルファイナンスの関連性は?
Q7 このまま気候変動対策をしなかった場合、日本経済にどのような未来が考えられる?

PART2 サステナブルファイナンスの用語整理
① ESG投資(サステナブル投資)7つの手法

Q8 ネガティブ・スクリーニングとは?
Q9 ポジティブ・スクリーニングとは?
Q10 国際規範スクリーニングとは?
Q11 ESG統合とは?
Q12 サステナブルテーマ投資とは?
Q13 インパクト投資とは?
Q14 エンゲージメント・議決権行使とは?
② サステナブル債券(ESG債券)
Q15 グリーンボンドとは?
Q16 ソーシャルボンドとは?
Q17 サステナビリティボンドとは?
③ サステナブルな融資の取組み
Q18 グリーンローンとは?
Q19 サステナビリティ・リンク・ローンとは?
④ その他に知っておくべき用語
Q20 ブレンデッドファイナンスとは?
Q21 クラウドファンディングとは?
Q22 カーボンニュートラルとは?

PART3 金融機関行職員ができること
Q23 先進的な諸外国の取組みはどのようなもの?
Q24 取引先の経営支援の視点から、金融機関としてまず取り組むべきことは何?
Q25 行職員の役割はどのように考えるべき?
Q26 日本の99.7%の中小企業にとって「サステナブルな提案」とは?
Q27 金融機関としてのサステナブルファイナンスの実績は?
Q28 SDGsとサステナブル、ESGの基本的な違いとは?
Q29 サステナブルという言葉を70歳代の経営者にどうやって説明すべき?
Q30 コロナ禍で実践するサステナブルな取組みとして金融機関が支援できることは?
Q31 中小企業経営者と金融機関担当者の対話を深めるために使えるツールはある?
Q32 サステナブル経営支援について、金融機関ではどのように取り組まれている?
Q33 銀行別「サステナブルファイナンス」の商品の違いとは?
Q34 業界団体や省庁の動きはどのようになっている?
Q35 中小企業の未来とSDGsとサステナビリティをどうリンクさせるのか?
Q36 取引先企業のサステナブル経営支援を行職員としてどのように行うべき?
おわりに ~あなたの意識・一言・理解が世の中をサステナブルな世界へと変えてゆく~

■ 著者プロフィール
五味田 匡功(ごみた まさよし)
キャンバス社会保険労務法人 顧問
社会保険労務士 中小企業診断士
会計事務所内での社内ベンチャーとして社労士事務所を立ち上げ、その後独立。Wライセンスを活かし人事・労務設計と共に、ビジネスモデルの改善もサポートすることで関西でも有数の社労士事務所に成長させる。2020年3月には自ら立ち上げた社労士事務所を事業承継し引退、同時に42年の歴史がある株式会社クリエイトマネジメント協会を承継する。承継を「する側」「される側」両者の経験を活かして、新しい承継モデル「ネクストプレナー」を立案し、国、地方公共団体、金融機関と連携しながら普及に邁進している。著書に『急成長を実現する! 士業の営業戦略』(共著・日本法令)、『会社を買って、起業する。超低リスクで軌道に乗せる「個人M&A」入門』(日本実業出版社)。

若狹 清史(わかさ きよし)
辻・本郷ビジネスコンサルティング株式会社 辻・本郷グループ取締役
KT戦略ソリューションズ株式会社 代表取締役
地域科学専門士
海外議員事務所にて、政治経済を現場で従事後、政策シンクタンクの主席研究員として、まちづくり施策、公的機関への政策立案等に携わる。国内最大手の税務会計コンサルティング会社の最年少役員(当時)の戦略コンサルタントとして、また「現場目線」と「意思決定目線」の懸け橋役として、自治体や大企業、中小企業の経営者や金融機関向けに戦略経営の指導を行う。地域活性、事業再生、販路拡大、補助金活用、事業承継、セミナー講師、ラジオ出演等幅広く活動中。
各種審議会委員や検討委員等公的な立場で現場の声を拾い上げ、新しい取組みを提唱し、日本経済・社会の発展に寄与している。著書に『創業補助金( 受かる!補助金・助成金シリーズ) 』(東峰出版)、「幻冬舎 GOLD ONLINE シリーズ掲載」、監修に『社会の学び方 政治経済編』(月聖出版)等。

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