ちゅうぎん未来共創ファンドによる瀬戸内通信鋼業株式会社に対する出資について

株式会社中国銀行のプレスリリース

ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(岡山市北区丸の内一丁目15番20号ちゅうぎん本店ビル9階 代表取締役 小橋 栄紀、以下「当社」)は、円滑な事業承継の実現を目的とする「ちゅうぎん未来共創ファンド」を令和4年6月に設立し、その第1号案件として、瀬戸内通信鋼業株式会社を含む2社のグループ会社(以下、「瀬戸内通信鋼業グループ」)の株式譲受を行いました。

今回、瀬戸内通信鋼業グループの株式譲受に際して、株式会社ひろしまイノベーション推進機構(以下「HINet」)と共同で新会社を設立するとともに、外部から経営陣を招聘、当社から社外取締役を派遣することで、経営基盤のさらなる強化を図っていきます。

1.本件概要及び会社の特徴

 

会社名 瀬戸内通信鋼業株式会社
本社所在地 広島県尾道市高須町5728番地
事業内容 携帯電話基地局用アンテナ取付部材の設計・製造
設立 昭和47年3月
URL http://www.setouchi-ccc.co.jp/

瀬戸内通信鋼業グループは昭和47年の設立以来、50年以上の業歴を有し、携帯電話基地局で使用される各種部材を設計から製造まで一貫して手掛けております。その技術力と品質は大手通信関連企業から高い評価を得ており、強固な信頼関係を構築しています。
 

通信業界は、携帯電話が普及し始めた平成初期から僅か30年で、モバイルネットワークのあり方は大きく変革を遂げ、今や社会インフラとなっています。

瀬戸内通信鋼業グループが製造するアンテナ取付部材は、普段目にすることは少ないものの、必要不可欠な部材であり、通信業界を影で支える企業として、「品質」「コスト」「地域に適した製品設計開発」を追求し、成長を続けています。

今後も社会インフラを支える瀬戸内通信鋼業グループに対して、中国銀行グループ・HINetが有するリソースを活用することで、経営上の課題解決・円滑な事業承継支援が可能と考え、本件投資決定にいたりました。

2.共同投資家「ひろしまイノベーション推進機構」概要

名称 株式会社ひろしまイノベーション推進機構(広島県100%出資)
代表者 熊谷 賢一
資本金 5,000万円(資本準備金5,000万円)
設立日 平成23年5月24日
事業内容 投資事業有限責任組合(ファンド)の管理運用

 

3.「ちゅうぎん未来共創ファンド」について
事業承継に課題のある企業、および新たな成長を目指す企業を投資対象としており、お客さまの経営課題に対して、より踏み込んだ経営支援(ハンズオンによる伴走型支援)を行い、円滑な事業承継の実現、企業価値向上をサポートいたします。

■ファンド概要

名称 ちゅうぎん未来共創ファンド投資事業有限責任組合
ファンド総額 20億円
運営会社 ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
出資者 中国銀行、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
存続期間 約10年(令和14年12月31日まで)
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