産業競争力強化法に基づく成果連動型利子補給制度を活用した トランジションローンを本邦初として組成します

九州電力株式会社のプレスリリース

― 同制度における対象事業者として本邦初の認定 ―

九州電力株式会社は、産業競争力強化法に基づく成果連動型利子補給制度(カーボンニュートラル実現に向けたトランジション推進のための金融支援)を活用するため、同法における事業適応計画※を申請していましたが、本日、経済産業大臣より認定を受けました。

当社は本認定を受け、同制度を活用した本邦初となるトランジションローンの組成を行います。
※ 2050年のカーボンニュートラル実現に向けた着実なCO2削減のための取組み(トランジション)を進める10年以上の計画

組成するローンは、事業適応計画で設定した環境目標「サプライチェーンGHG排出量(国内事業)を2030年度に65%削減(2013年度比)」等を達成した場合には、国からの利子補給により最大0.2%の利下げが実施されます。

なお、成果連動型利子補給制度の指定外部評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社よりトランジションローンに係る各種基準等への適合性に関する認証も取得しています。

今後も九電グループは、カーボンニュートラルをはじめとした経営環境の変化を変革のチャンスと捉え、更なる企業成長につなげ、九州から日本の脱炭素をリードする企業グループを目指してまいります。

■「トランジションローン」の概要(予定)
借入額 :500億円
借入期間:10年間
借入時期:2022年11月
貸付人 :成果連動型利子補給制度の指定金融機関によるシンジケート団
アレンジャー兼ストラクチャリング・エージェント:株式会社みずほ銀行

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